アプリの追加と登録

参照 URL を既存のアプリへ追加すると、組織や一般ユーザーのメンバーと作業を共有する際に効果的です (共有権限によります)。 URL に加えて、アプリのタイプ、目的、概要、説明、アプリの作成に使用されるコードを含む .zip ファイルなどの、その他の詳細情報も共有できます。アプリを ArcGIS Online に追加すると、アプリの URL への参照のみが追加されます。ArcGIS Online には、アプリ ファイルは保存されません。

組織アカウントを持つアプリ開発者は、プラットフォームにアプリを登録することもできます。 これには、組織のメンバーや組織外のユーザーがアプリにサイン インできるよう OAuth アプリケーションを登録する作業も含まれます。詳細については、以下の「開発者の認証情報を使用してアプリを追加し、登録する」セクションをご参照ください。

コード サンプルをアップロードする場合など、アプリを登録する必要がない場合は、以下の「URL からのアプリの追加」セクションの手順に従います。

ヒント:

アプリを組織や一般ユーザーのメンバーと共有する別の方法として、マップを使用したアプリグループを使用したギャラリー アプリを作成する方法があります。

URL からのアプリの追加

URL を使用して Web 上のアプリにアクセスするが、登録する必要がないアイテム (コード サンプルなど) を追加するには、次の手順に従います。

注意:

登録済みのアプリを追加するには、開発者の認証情報を使用してアプリを追加し、登録する手順に従います。

  1. サイン インしていることと、コンテンツを作成、更新、削除する権限を持っていることを確認します。
  2. コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブから [新しいアイテム] をクリックし、[アプリケーション] をクリックします。
  3. アプリのタイプを選択します。
    • [Web マッピング] - JavaScript などの Web API で構築された Web アプリ。
    • [デスクトップ] - Java や .NET (Microsoft Windows デスクトップ) などのデスクトップ プラットフォームで構築されたデスクトップ用アプリ
    • [モバイル] - iOSAndroid などのモバイル デバイス用に SDK で構築されたダウンロード可能なアプリ
    • [他のアプリケーション] - アプリケーションの目的、API、SDK、URL アドレスなどの詳細情報のない、デスクトップ アプリケーション、Python スクリプト、または任意のタイプの一般アプリ。
  4. Web マッピング、デスクトップ、またはモバイルの場合、アプリの URL (「https://<myServer>/myWebMapApp」など) を入力します。
  5. デスクトップ アプリの場合、[参照] をクリックし、アプリを含む .zip ファイルを選択します。
  6. [次へ] をクリックします。
  7. タイトルを入力します。
  8. アイテムの保存先となる [マイ コンテンツ] 内のフォルダーを選択します。

    あるいは、メニューから [新しいフォルダーの作成] ボタンを選択し、フォルダー名を入力して、アイテムを新しいフォルダーに保存することもできます。

    フォルダー名に 4 バイトの Unicode 文字は使用できません。

  9. 組織がコンテンツのカテゴリを設定している場合、[カテゴリの割り当て] をクリックして、最大 20 のカテゴリを選択して、アイテムの検索に役立てることができます。

    また、カテゴリ名の入力を開始して、カテゴリのリストを絞り込むこともできます。

  10. 必要に応じて、アイテムを説明するタグを入力します。

    語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。

    入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。

  11. 必要に応じて、アプリについて説明するサマリーを追加します。
  12. [保存] をクリックします。

アプリを追加すると、そのアプリがコンテンツに表示されます。 後から登録する場合は、アプリのアイテム ページの [設定] タブから行えます。 詳細については、以下の「開発者の認証情報を使用してアプリを追加し、登録する」セクションをご参照ください。

必要に応じてアイテムの詳細を構成してコードを添付し、共有権限がある場合はアプリを共有できます。

開発者の認証情報を使用してアプリを追加し、登録する

組織アカウントを持つ開発者は、アプリをプラットフォームに追加および登録してアプリケーション ID を生成できます。 使用に関する統計情報を収集する場合や、ユーザーが OAuth 2.0 (標準化された認証フレームワーク) を使用してプラットフォームにサイン インできるようにする場合は、アプリ内でアプリケーション ID を使用します。 OAuth 2.0 を利用する場合、アプリはプラットフォームが提供するログイン ページを使用して、ユーザーがプラットフォームにサイン インできるようにします。 また、アプリは組織に関連付けられたユーザー コンテンツや、他の ArcGIS Online 機能 (ジオコーディング、ルート検索、GeoEnrichment など) と連携することもできるようになります。 認証と OAuth 2.0 の詳細については、Esri Developer をご参照ください。

または、アプリの登録時にアプリに API キーを埋め込むこともできます。

アプリに含めることができる開発者の認証情報のタイプは、組織内での権限によって異なります。 デフォルト管理者ロールのメンバー、または API キーを生成する権限を持つカスタム ロールのメンバーの場合は、OAuth 2.0 または API キーのどちらの認証情報でもアプリで使用できます。それ以外の場合、アプリで使用できるのは OAuth 2.0 開発者の認証情報のみです。

注意:

ユーザー ログインの実装パターンは、Web ベースのアプリを使用しているか、またはネイティブのアプリを使用しているかによって若干異なります。Web ベースのアプリおよびネイティブ アプリの詳細とサンプル コードについては、Esri Developer ドキュメントをご参照ください。

OAuth 2.0 認証情報が埋め込まれたアプリの追加と登録

作成したアプリで OAuth 2.0 認証情報を使用すると、アプリにアクセスしたときにアクセス トークンが動的に生成されます。 アクセス トークンは最大 14 日間有効です。

ロールに API キーを作成する権限がない場合は、次の手順に従います。

  1. コンテンツを作成、更新、削除する権限のある組織アカウントでサイン インしていることを確認します。
  2. コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブをクリックし、[新しいアイテム] をクリックします。
  3. [新しいアイテム] ウィンドウで [開発者の認証情報] をクリックします。
  4. 最初に表示されるウィンドウは、組織内での権限によって異なります。 API キーを作成する権限がないロールのメンバーである場合は、手順 5 に進みます。 API キーを作成する権限があるロールの場合は、手順 4 に進みます。
  5. [OAuth 2.0 認証情報] オプションを選択し、[次へ] をクリックします。
  6. [リダイレクト URL] に、ユーザーが正常にサイン インした後にリダイレクトするために使用する Web ページまたはサーバーのエンドポイントの URL を入力します。 [追加] をクリックし、必要に応じてリダイレクト URL をさらに追加します。

    認証時に指定されたリダイレクト URL は、登録済みの URL のいずれかと一致する必要があります。一致しなければ、認証は拒否されます。

    認証許可に対し、特別な値である urn:ietf:wg:oauth:2.0:oob も指定できます。 これにより、認証コードがポータル URL (/oauth2/approval) に配信されます。 この値は通常、コードを配信できる Web サーバーやカスタム URL スキーマのないアプリで使用されます。

    サポートされるリダイレクト URL の形式の例を以下に示します。

    • https://app.foo.com
    • urn:ietf:wg:oauth:2.0:oob

  7. [参照元 URL] の下に、接続を許可する URL または IP アドレスを入力します。 [追加] をクリックし、必要に応じて参照元 URL または IP アドレスをさらに追加します。
  8. [アプリケーション環境] で、アプリのアプリケーション環境 ([複数][ネイティブ][ブラウザー]、または [サーバー]) を選択します。
  9. [URL] ボックスに、アプリの URL を https://<myServer>/myWebMapApp 形式で入力します。
  10. [次へ] をクリックします。

    OAuth 2.0 アプリケーションに権限を割り当てる権限を持つロールのメンバーの場合、[次へ] をクリックすると、アプリに許可する動作を定義できるウィンドウが表示されます。 この権限がない場合は、手順 12 に進みます。

  11. 権限を割り当てることで、認証情報がアプリに許可するアクションを選択し、[次へ] をクリックします。

    ArcGIS Location Platform サブスクリプションの有無や組織内での権限によって、使用できる権限のリストは異なります。 アカウントが所有していない権限を付与することはできません。

    権限のタイプについては、Esri 開発者ヘルプの「セキュリティと認証に関するガイド」をご参照ください。

  12. [アイテムの参照] をクリックし、埋め込まれた認証情報を使用してアクセスできるアイテムを選択し、[アイテムの追加] をクリックします。

    代わりに、[スキップ] をクリックすることもできます。

  13. タイトルを入力します。
  14. アイテムの保存先となる [マイ コンテンツ] 内のフォルダーを選択します。

    あるいは、メニューから [新しいフォルダーの作成] ボタンを選択し、フォルダー名を入力して、アイテムを新しいフォルダーに保存することもできます。

    フォルダー名に 4 バイトの Unicode 文字は使用できません。

  15. 組織がコンテンツのカテゴリを設定している場合、[カテゴリの割り当て] をクリックして、最大 20 のカテゴリを選択して、アイテムの検索に役立てることができます。

    また、カテゴリ名の入力を開始して、カテゴリのリストを絞り込むこともできます。

  16. 必要に応じて、アイテムを説明するタグを入力します。

    語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。

    入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。

  17. 必要に応じて、アプリについて説明するサマリーを追加します。
  18. [次へ] をクリックします。
  19. 認証情報のサマリーを確認します。 設定を変更するには、アイテムを作成する前に [戻る] をクリックして変更を行います。
  20. 個人権限を認証情報に付与した場合は、セキュリティの承認の横にあるチェックボックスをオンにして、読んで同意したことを確認し、[作成] をクリックして認証情報を作成します。

アプリがコンテンツに追加され、アイテム ページが表示されます。 OAuth 2.0 認証情報がアプリで使用されていることを示すバッジ OAuth 2.0 認証情報 がアイテム ページに表示され、コンテンツ ページまたはアイテム プレビュー ウィンドウからアイテムを表示した場合にも表示されます。 アイテム ページの [概要] タブで、バッジは、認証情報に個人権限が含まれているか、標準権限のみが含まれているかを示します。

アプリのアイテム詳細を構成できます。

[設定] タブの [使用状況の表示] をクリックすると、アプリにサイン インしたユーザーと、そのユーザーが消費したクレジット数に関する情報にアクセスできます。

注意:

[使用状況の表示] セクションは、ArcGIS Location Platform サブスクリプションでサイン インした場合、表示されません。

アプリに埋め込まれた認証情報の設定を管理することもできます。

API キー認証情報が埋め込まれたアプリの追加と登録

API キー認証情報をアプリに埋め込む必要があり、そのキーの有効期限が 14 日以上必要な場合は、API キー認証情報を使用します。

次の手順に従って、アプリを追加し、アプリに埋め込んで認証目的で使用する API キーを作成します。

  1. 組織アカウントにサイン インしていることと、API キーの作成と、コンテンツの作成、更新、削除を行う権限を持っていることを確認します。
  2. コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブをクリックし、[新しいアイテム] をクリックします。
  3. [新しいアイテム] ウィンドウで [開発者の認証情報] をクリックします。
  4. [API キー認証情報] オプションを選択し、[次へ] をクリックします。
  5. カレンダーを使用して、認証情報の有効期限を指定します。

    認証情報の有効期限は、翌日 (最短) から 365 日後 (最長) まで設定できます。 有効期限として選択した日の午後 11 時 59 分に有効期限が切れます。 アプリを追加し、認証情報を生成した時点でのブラウザーの時間に基づいて時間が格納されます。

  6. [参照元 URL] の下に、アプリへの接続を許可する URL または IP アドレスを入力します。[追加] をクリックし、必要な参照元 URL または IP アドレスをさらに追加します。

    認証時に指定された URL は、登録済みの URL のいずれかと一致する必要があります。一致しなければ、認証は拒否されます。

    サポートされる参照元 URL の形式の例を以下に示します。

    • https://www.example.com/pages
    • https://www.example.com/pages/index.html

  7. [次へ] をクリックします。
  8. 権限を割り当てることで、認証情報がアプリに許可するアクションを選択し、[次へ] をクリックします。

    ArcGIS Location Platform サブスクリプションの有無や組織内での権限によって、使用できる権限のリストは異なります。 アカウントが所有していない権限を付与することはできません。

    権限のタイプについては、Esri 開発者ヘルプの「セキュリティと認証に関するガイド」をご参照ください。

  9. [アイテムの参照] をクリックし、埋め込まれた認証情報を使用してアクセスできるアイテムを選択し、[アイテムの追加] をクリックします。

    代わりに、[スキップ] をクリックすることもできます。

  10. タイトルを入力します。
  11. アイテムの保存先となる [マイ コンテンツ] 内のフォルダーを選択します。

    あるいは、メニューから [新しいフォルダーの作成] ボタンを選択し、フォルダー名を入力して、アイテムを新しいフォルダーに保存することもできます。

    フォルダー名に 4 バイトの Unicode 文字は使用できません。

  12. 組織がコンテンツのカテゴリを設定している場合、[カテゴリの割り当て] をクリックして、最大 20 のカテゴリを選択して、アイテムの検索に役立てることができます。

    また、カテゴリ名の入力を開始して、カテゴリのリストを絞り込むこともできます。

  13. 必要に応じて、アイテムを説明するタグを入力します。

    語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。

    入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。

  14. 必要に応じて、アプリについて説明するサマリーを追加します。
  15. [次へ] をクリックします。
  16. 認証情報のサマリーを確認します。 設定を変更するには、アイテムを作成する前に [戻る] をクリックして変更を行います。
  17. 個人権限を認証情報に付与した場合は、セキュリティの承認の横にあるチェックボックスをオンにして、読んで同意したことを確認し、[次へ] をクリックします。
  18. API キーをすぐに生成するか、後で生成するかを指定し、[次へ] をクリックします。

    API キーが生成されたら、すぐにコピーする必要があります。

    • [API キーを生成して、アイテム詳細ページに移動します。 キーをコピーして保存する準備ができました。] オプションをクリックした場合、[次へ] をクリックすると、[API キーの生成] ポップアップが表示されます。 [コピー] ボタンをクリックして、キーをコピーします。 キーをセキュリティで保護された文書に貼り付けます。 操作が完了したら、ポップアップを閉じます。
    • [アイテム詳細ページに移動します。 後で API キーを生成します。] オプションをクリックした場合、認証情報アイテム ページが表示されます。 [次へ] をクリックすると、アイテム ページが表示されます。 アイテム ページの [設定] タブから API キーを生成できます。

アプリがコンテンツに追加され、アイテム ページが表示されます。 API キーがアプリに埋め込まれていることを示すバッジ API キー認証情報 がアイテム ページに表示され、コンテンツ ページまたはアイテム プレビュー ウィンドウからアイテムを表示した場合にも表示されます。 アイテム ページの [概要] タブで、バッジは、認証情報に個人権限が含まれているか、標準権限のみが含まれているかを示します。

アプリのアイテム詳細を構成できます。

[設定] タブの [使用状況の表示] をクリックすると、アプリにサイン インしたユーザーと、そのユーザーが消費したクレジット数に関する情報にアクセスできます。

注意:

[使用状況の表示] セクションは、ArcGIS Location Platform サブスクリプションでサイン インした場合、表示されません。

アプリに埋め込まれた認証情報の設定を管理することもできます。

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