ホスト標高レイヤーの公開

ArcGIS OnlineScene Viewer に組み込まれている World Elevation サービスをシーンの地表標高データとして使用できます。 これらのサービスでは、一部のエリアで 30 メートルの解像度が使用されます。 より解像度の高い標高レイヤーが必要な場合は、ArcGIS Pro で特殊なタイル パッケージを作成して ArcGIS Online に追加し、シーン内の地表に使用するホスト標高レイヤーを公開することができます。

ホスト標高レイヤーを ArcGIS Online に公開するには、ArcGIS Pro (1.3 以降のリリース) でタイル パッケージを作成する必要があります。 タイル パッケージには、標高レイヤー キャッシュが含まれています。

タイル パッケージの作成と公開

必要なタイル パッケージを作成して ArcGIS Online に公開するワークフローの概要を次に示します。

  1. ArcGIS Pro のジオプロセシング ツールで、LERC 圧縮を使用するタイル パッケージを作成します。
  2. ArcGIS Online 組織にサイン インします。

    コンテンツを作成する権限とホスト タイル レイヤーを公開する権限が必要です。

  3. ArcGIS Onlineタイル パッケージを追加してホスト レイヤーを作成します。

    この処理の終了には多少時間がかかる場合があります。

組織内の他のメンバーがホスト標高レイヤーにアクセスする場合は、そのレイヤーを共有する必要があります。

Scene Viewer へのホスト標高レイヤーの追加

ホスト標高レイヤーを ArcGIS Online に公開したら、より解像度の高い標高レイヤーが必要なシーンでそのレイヤーを使用します。

  1. ArcGIS Online にサイン インします。
  2. [シーン] をクリックしてScene Viewerを開きます。
  3. ホスト標高レイヤーを地表レイヤーとしてシーンに追加します。