データへのアクセス権とその編集

ホスト フィーチャ レイヤーの所有者または組織の管理者は、フィーチャ レイヤー データへのアクセス権をどのユーザーに付与するかを決定する必要があります。 アクセス権を制御するには、ホスト フィーチャ レイヤー ビュー、編集設定、共有プロパティを組み合わせて使用します。

ホスト フィーチャ レイヤー ビューを作成する必要があるかどうか、ホスト フィーチャ レイヤーおよびホスト フィーチャ レイヤー ビューをどのユーザーと共有するのか、どの編集プロパティを設定するのかを判断するには、以下の質問を考慮してください。

編集する必要のあるユーザーは誰か?

レイヤーで編集が有効になっていない場合でも、ホスト フィーチャ レイヤーの所有者および組織の管理者には常に、Map Viewer でレイヤーを編集するオプションがあります。 これは、レイヤーが表示目的であるが、ときどき編集が必要であるという場合に便利です。 また、公開者と編集者が同じ人物である小規模組織の一員である場合にも便利です。 基本的に、レイヤーをすべてのユーザーが編集できるようにする必要がない場合は、編集を有効にしないでください。

組織の他のメンバーにホスト フィーチャ レイヤーを編集させる必要がある場合は、レイヤーで編集を有効にし、該当するユーザーと共有します。 グループまたは組織でレイヤーを共有する場合、編集権限を含むロールを割り当てられているメンバーのみがフィーチャ レイヤーを編集できることに注意してください。 フィーチャ レイヤーをパブリック (すべてのユーザー) と共有すると、組織にサイン インしていないユーザーでもレイヤーを編集できます。

すべてのユーザーが同じタイプの編集を行う必要があるか?

ホスト フィーチャ レイヤーで編集を有効にする場合、どのタイプの編集を許可するかを決定します。 有効にできるオプションの編集の組み合わせがいくつかあります。 たとえば、編集者がフィーチャを追加、更新、削除できるようにレイヤーを構成したり、編集者がフィーチャの追加のみまたは属性の更新のみを行うことができるように編集を制限したりできます。

レイヤーを編集するすべてのユーザーが同じタイプの編集を行う場合、1 つの設定を持つ 1 つのホスト フィーチャ レイヤーがあればよいことになります。 前のセクションで説明したように、他のユーザーに対してどの編集を有効にするかに関係なく、フィーチャ レイヤーの所有者および組織の管理者にはレイヤーに対する編集のフル コントロールがあります。

個々のユーザーに異なるタイプの編集操作を実行させる場合は、1 つのホスト フィーチャ レイヤーでは不十分です。 このためには、ホスト フィーチャ レイヤーからホスト フィーチャ レイヤー ビューを作成し、ビューで異なる編集オプションを有効にし、該当するユーザーとそのビューを共有します。 異なる編集要件に適合する必要がある場合、複数のビューを作成できます。

レガシー:

ほとんどの編集者は同じタイプの編集を行うが、一部のユーザーに編集のフル コントロール (追加、更新、削除) を付与する必要があるという場合、組織の管理者は、すべてのホスト フィーチャ レイヤーに対する編集のフル コントロールを持つメンバーからなる特別グループを作成できます。 このグループ オプションは現時点でも存在していますが、実際上はビューの作成に変更されているワークフローの一部となっています。 完全な編集機能を持つグループのメンバーには、アクセス権のあるすべてのホスト フィーチャ レイヤーに対する完全な編集権限が付与されますが、特定のレイヤーを編集できるユーザーをより有効に制御できることから、ビューの使用をお勧めします。

一部のユーザーのみに編集を許可し、他のユーザーは許可しない場合、どうするか?

異なる編集者に対して異なるレベルの編集アクセス権が必要な場合と同様に、ホスト フィーチャ レイヤー ビューを作成します。 ホスト フィーチャ レイヤーで編集を有効にし、レイヤーを編集する必要のあるメンバーからなるグループのみで共有します。 次に、編集可能なホスト フィーチャ レイヤーからホスト フィーチャ レイヤー ビューを作成し、ビューの編集を無効にします。 データへの読み取り専用アクセス権を必要とするユーザーとビューを共有します。 これは、一般ユーザーまたは組織全体にフィーチャを表示するが、編集は一部の組織メンバーに限定する必要がある場合に便利です。

データを編集するユーザーを記録できるか?

ホスト フィーチャ レイヤーに関する記録を有効にできます。 これにより、フィーチャを作成するユーザーのログイン認証情報およびユーザーによるフィーチャの作成日時を記録するフィールド、フィーチャの最終編集者またはその属性および編集日時を記録するフィールドがレイヤーに追加されます。

記録を有効にすると、ユーザーがレイヤー対して実行できる編集のタイプをさらに詳細に制御できます。 たとえば、編集者に対して、レイヤーに追加するフィーチャのみを編集するよう制限したり、追加するフィーチャの表示のみを許可したりできます。

メモ:

一般ユーザーと共有しているホスト フィーチャ レイヤー で編集情報の記録を有効にすると、すべての匿名ユーザー (組織にサイン インせずに編集するユーザー) が同じユーザー名で記録されます。 これは、すべての匿名ユーザーが他のすべての匿名ユーザーのフィーチャに対して同じ編集権限を持つことを意味します。

編集を特定の地理領域に制限する必要があるか?

特定の地理領域へのアクセス権を提供するホスト フィーチャ レイヤー ビューを作成します。 これは、たとえば、複数の編集者が異なる地理領域を担当している場合に便利です。 ビューを作成し、1 つの地域に対応する対象領域を定義し、その地域を編集する必要のあるメンバーからなるグループで共有します。 次に、その他の各地域に追加のビューを作成し、該当するグループで共有します。

編集を特定のフィーチャまたは属性に制限する必要があるか?

ユーザーがビューを通じてアクセスできるフィーチャまたは非空間属性フィールドを制限するために、ホスト フィーチャ レイヤー ビューを作成し、ビューの定義を設定します。

たとえば、市内の建物を含むホスト フィーチャ レイヤーが 1 つある場合、以下の定義を持つビューを作成する必要があります。

  • プロパティに関する情報を調べたい一般ユーザーのメンバーに対して 1 つのビューを作成します。 一般ユーザーが表示を許可されている情報を保存するフィールドのみが使用できるようにビューを構成します。 このビューで編集を有効にしたり、すべてのユーザー (一般ユーザー) とビューを共有したりしないでください。
  • 商業用不動産を調査したり許可書を発行したりする市職員が使用する別のビューを作成します。 商業用として定義されている建物フィーチャのみを表示するビューの定義を設定し、該当する市職員から構成されるグループでこのビューを共有します。
  • 居住用不動産を調査したり許可書を発行したりする市職員が使用する別のビューを作成します。 居住用として定義されている建物フィーチャのみを表示するビューの定義を設定し、該当する市職員から構成されるグループでこのビューを共有します。

ホスト フィーチャ レイヤー内の特定のレイヤーに対するアクセス権を制限するか?

ホスト フィーチャ レイヤーに複数のレイヤーが含まれている場合、共有する個々のレイヤーの詳細ページからホスト フィーチャ レイヤー ビューを作成します。 編集者が 1 つ以上のサブレイヤーを編集できるようにする場合、該当するホスト フィーチャ レイヤー ビューの編集を有効にして、編集者のグループでそれらのビューを共有します。 また、使用可能なフィールドを制限する定義をビューで設定することもできます。

たとえば、公園エリア、建造物、ハイキング コース、スプリンクラー システムが含まれるホスト フィーチャ レイヤーがある場合、次のホスト フィーチャ レイヤー ビューを作成できます。

  • 公園の建造物のビューを作成します。 ビュー定義を設定して、シンクの詰まり、落書き、壊れた遊具など、建造物に関する問題を公園の利用者が報告できる単一フィールドを公開します。 ビューの編集を有効にしますが、属性の更新のみを許可します。 このビューを一般ユーザーと共有します。
  • ハイキング コースのビューを作成します。 建造物の場合と同様に、ビュー定義を設定して、生い茂った草木やマウンテン ライオンの目撃など、ハイキング コースの問題を一般ユーザーが報告するために使用できる単一の属性フィールドを用意できます。 ビューの編集を有効にしますが、属性の更新のみを許可します。 このビューを一般ユーザーと共有します。
  • スプリンクラー システムのビューを作成します。 ビューの編集を有効にして、スプリンクラーを設置および保守する管理員を含むグループで共有します。

インターネット接続が利用できない場合に、編集を実行するか?

現場作業者がオフィス以外でデータを編集する必要があるが、組織に接続できない可能性が高い場合、同期のためにホスト フィーチャ レイヤーを有効化 (オフライン編集) できます。

オフライン時に情報を収集できるようにするには、ArcGIS Survey123 で作成する調査で同期が有効なホスト フィーチャ レイヤーを使用します。

ArcGIS Collector または ArcGIS Runtime SDK で作成されたカスタム アプリで同期が有効なレイヤーを使用するには、オフライン使用が有効なマップを作成し、同期が有効なホスト フィーチャ レイヤーをこれに追加し、オフライン編集者が現場で必要とするその他の参照用レイヤーを追加します。