クラウド ストレージ データ ストア アイテムまたはデータベース データ ストア アイテムの追加

ArcGIS Online のデータ ストア アイテムは、ArcGIS Data Pipelines のデータにアクセスするために使用されます。

Data Pipelines エディターを使用し、クラウド ストレージの場所またはデータベースからデータセットを追加すると、データ ストア アイテムがコンテンツに作成されます。 このワークフローを実行してデータ ストア アイテムを作成できます。ただし、接続時には Data Pipelines エディターはクレジットを消費します。 代わりに、ArcGIS Online[コンテンツ] ページの [マイ コンテンツ] タブからデータ ストア アイテムを追加することもできます。その場合はクレジットは消費されません。

データ ストア アイテムの追加

ArcGIS Online にクラウド ストレージ データ ストア アイテムかデータベース データ ストア アイテムを作成するには、アカウントに割り当てられたロールに少なくとも以下の権限が必要です。

  • データ パイプラインの作成および実行
  • 作成、更新、削除 (コンテンツ)
  • ホスト フィーチャ レイヤーの公開

[マイ コンテンツ] からデータ ストア アイテムを追加するには、次の手順に従います。

  1. 組織サイトにサイン インしていることを確認します。
  2. [コンテンツ] ページの [マイ コンテンツ] タブにある [新しいアイテム] をクリックした後、[データ ストア] をクリックします。
  3. 追加するデータ ストアのタイプを選択します。
    • [データベース] - このオプションを使用する場合、アクセスするクラウド データ ウェアハウスを [BigQuery] または [Snowflake] から選択します。
    • [クラウド ストレージ] - このオプションを使用する場合、データが格納されているクラウドの BLOB ストレージ場所を [Amazon S3] または [Microsoft Azure Storage] から選択します。
  4. [次へ] をクリックします。
  5. 接続に対して提供する必要がある情報は、ステップ 3 で選択したデータの場所によって異なります。
  6. Google BigQuery に接続するには、以下の手順に従ってサービス認証を使用し、認証情報とデータの場所を指定します。
    1. [キー ファイルの選択] をクリックし、データ ウェアハウスへのアクセスに必要な認証情報を含むキー ファイル (.json) を参照し、選択します。
    2. [プロジェクト ID] フィールドに、必要なデータを含む BigQuery プロジェクトの識別子を指定します。

    コンテンツの使用方法制限事項の詳細については、ArcGIS Data Pipelines のヘルプをご参照ください。

  7. Snowflake に接続するには、以下の手順に従ってユーザー認証を使用し、認証情報を提供し、データの場所を指定します。
    1. [サーバー] フィールドに、Snowflake アカウントにアクセスするための URL を指定します。
    2. Snowflake アカウントのユーザー名とパスワードをそれぞれのフィールドに入力します。
    3. [データベース] フィールドに、データを含む Snowflake データベースの名前を指定します。
    4. [スキーマ] フィールドに、必要なデータを含むスキーマの名前を指定します。
    5. [ウェアハウス] フィールドに、接続時に計算リソースを提供するウェアハウスの名前を指定します。
    6. [ロール] フィールドに、接続の権限を付与するロールの名前を指定します。

      ロールには、最小限、ステップ d で指定したスキーマに対する USAGE 権限と CREATE STAGE 権限が必要です。

    コンテンツの使用方法制限事項の詳細については、ArcGIS Data Pipelines のヘルプをご参照ください。

  8. Amazon Simple Storage Service (S3) バケットのコンテンツにアクセスするには、以下の手順に従ってアクセス キーを提供し、データの場所を指定します。
    1. [アクセス キー] フィールドに、Amazon Web Services (AWS) アカウントのアクセス キー ID を指定します。
    2. [シークレット キー] フィールドに、前のステップで指定したアクセス キー ID のシークレット アクセス キーを指定します。
    3. [リージョン] ドロップダウン メニューで、S3 バケットが存在する AWS リージョンを選択します。
    4. [バケット名] フィールドに、S3 バケットの名前を指定します。
    5. 必要に応じ、バケット内の特定のサブフォルダーに直接アクセスするためのパスとサブフォルダーを [フォルダー] フィールドに指定します。

      フォルダー名を指定しなければ、データ ストアはルート バケットの場所にアクセスします。

    コンテンツの使用方法制限事項の詳細については、ArcGIS Data Pipelines のヘルプをご参照ください。

  9. Microsoft Azure コンテナーのコンテンツにアクセスするには、データの場所を指定し、以下の手順に従って共有鍵か共有アクセス署名の認証情報のいずれかを指定します。
    1. [認証タイプ] ドロップダウン メニューから次のいずれかを選択し、適切な認証情報を指定します。

      • [共有鍵] - Microsoft Azure アカウント名とアカウント キーを指定します。
      • [共有アクセス署名] - Microsoft Azure アカウント名と共有アクセス署名トークンを指定します。

    2. [ストレージ ドメイン] ドロップダウン メニューから次のいずれかを選択します。

      • [Azure Cloud] - コンテナーが商用の Microsoft Azure クラウドにある場合は、このオプションを選択します。
      • [Azure US Government] - コンテナーが Microsoft Azure の米国政府のクラウドにある場合は、このオプションを選択します。
      • [その他] - コンテナーをカスタム ドメインに配置した場合は、このオプションを選択します。 Azure Blob Storage エンドポイントを [エンドポイント] フィールドに指定します。

    3. [コンテナー名] フィールドに、Azure Blob Storage コンテナーの名前を指定します。
    4. 必要に応じ、コンテナー内の特定のサブフォルダーに直接アクセスするためのパスとサブフォルダーを [フォルダー] フィールドに指定します。

      フォルダー名を指定しなければ、データ ストアはルート コンテナーの場所にアクセスします。

    コンテンツの使用方法制限事項の詳細については、ArcGIS Data Pipelines のヘルプをご参照ください。

  10. 接続情報の指定が終了したら、[次へ] をクリックします。
  11. タイトルを入力します。
  12. アイテムの保存先となる [マイ コンテンツ] 内のフォルダーを選択します。

    あるいは、メニューから [新しいフォルダーの作成] ボタンを選択し、フォルダー名を入力して、アイテムを新しいフォルダーに保存することもできます。

    フォルダー名に 4 バイトの Unicode 文字は使用できません。

  13. 組織の管理者がコンテンツのカテゴリを構成している場合、[カテゴリの割り当て] をクリックして、最大 20 のカテゴリを選択して、アイテムの検索に役立てることができます。

    また、[カテゴリのフィルター処理] ボックスを使用して、カテゴリのリストを絞り込むこともできます。

  14. 必要に応じて、アイテムを説明するタグを入力します。

    語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。

    入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。

  15. 必要に応じて、アイテムについて説明するサマリーを入力します。
  16. [接続の作成] をクリックします。

データ ストア アイテムが作成され、アイテム ページが開きます。


このトピックの内容
  1. データ ストア アイテムの追加