デフォルトの管理者ロールまたは適切な管理者権限を持つカスタム ロールのメンバーである場合、組織のコンテンツを管理できます。
コンテンツの管理には以下のタスクが含まれます。
- 組織コンテンツの分類: 組織管理者は、他の人がアイテムを見つけやすいように自身および他のメンバーがアイテムに追加できるカテゴリを定義します。
- 別の所有者へのコンテンツの移管: 誰かが組織を離れた場合や職務が変わった場合には、そのメンバーのアイテムの所有権の再割り当てが必要になることがあります。
- アイテムの削除: 場合によっては、組織との関連性がなくなったアイテムの削除が必要になります。 たとえば、あるメンバーが下書きアイテムを追加してそれを削除しなかったり、組織を離れたメンバーが所有していたアイテムが不要になった場合になどにアイテムを削除できます。
- 特定のメンバーが所有するアイテムの管理: アイテムの所有者が自身のアイテムを管理できない場合 (従業員が休暇中の場合や長期休暇の場合など) は、管理者がアイテムを管理できます。
- 信頼できるコンテンツとしての指定: 組織管理者は、最も精度と信頼性が高いと見なされるコンテンツを定義します。 アイテムを信頼できるものとしてマークすることで、そのアイテムが組織で利用できるコンテンツのなかで最適なバージョンであることをユーザーに示します。
- 実行中のノートブックの管理: 管理者とノートブックの作成権限を持つメンバーは、実行中のノートブックを Notebooks ホーム ページから表示および管理できます。
コンテンツの分類
適切な権限がある場合、組織内のコンテンツを整理するために階層カテゴリを設定できます。 カテゴリを設定したら、メンバーがより簡単に検索や参照時に必要なコンテンツを検索できるように、カテゴリを使用して組織内のアイテムを分類できます。
注意:
カテゴリを利用すると、マップ、シーン、アプリ、その他のアイテムをすばやく見つけられるようになります。 カテゴリを構成し、組織全体のコンテンツ (以下をご参照ください) または特定のグループと共有されているコンテンツを整理することができます。
カテゴリの設定
管理者とカテゴリを管理する権限を持つメンバーは、組織のカテゴリを構成できます。 独自のカスタム カテゴリを作成したり、開始点として ArcGIS の標準カテゴリ セット (ArcGIS Living Atlas of the World で表示されます)、ISO (International Organization for Standardization)、または INSPIRE を使用することができます。
組織のコンテンツのカテゴリはコンテンツ ページから構成できますが、デフォルト管理者であれば組織の設定の [アイテム] タブから構成できます。 次の手順は、コンテンツ ページからカテゴリを構成する方法について説明しています。
- 組織サイトにサイン インしていることを確認します。
- サイトの上部にある [コンテンツ] をクリックします。
- [マイ コンテンツ] タブの [カテゴリ] で [組織のカテゴリの設定] をクリックします。
注意:
カテゴリをすでに構成している場合は、[カテゴリの構成] ボタンをクリックして、必要に応じてカテゴリを追加、名前変更、削除、または順序変更することができます。
- 次のいずれかを選択します。
- [カスタム カテゴリ] - 独自のカテゴリを作成して、組織内のコンテンツを整理します。
- [ArcGIS カテゴリ] - ArcGIS カテゴリを開始点として使用します。 このカテゴリは、カスタマイズすることも変更しないまま使用することもできます。 これらのカテゴリは、ArcGIS Living Atlas of the World で表示されます。
- [ISO カテゴリ] - ISO のトピック カテゴリを開始点として使用します。 このカテゴリは、カスタマイズすることも変更しないまま使用することもできます。 ISO の発行する 19115 は、地理情報の記述およびカタログ化する方法を提供します。
- [INSPIRE カテゴリ] - INSPIRE 指令のテーマ カテゴリを開始点として使用します。 このカテゴリは、カスタマイズすることも変更しないまま使用することもできます。
- これまでの手順で [カスタム カテゴリ] を選択した場合、次のようにカテゴリの階層を作成します。
- [カテゴリを追加] ボタン
をクリックし、カテゴリの名前を入力して (最大 100 文字)、[追加] をクリックします。
- サブカテゴリを作成するには、[サブカテゴリの追加] ボタン
をクリックし、サブカテゴリの名前を入力して (最大 100 文字)、[追加] をクリックします。
- 必要に応じて、その他の上位レベルのカテゴリとサブカテゴリを作成します。
- [カテゴリを追加] ボタン
- [ArcGIS カテゴリ]、[ISO カテゴリ]、または [INSPIRE カテゴリ] を選択した場合、次のいずれかを実行して、カテゴリの階層を確認または変更します。
- 必要に応じて、カテゴリの左側にある展開ボタン
と折りたたみボタン
を使用して、カテゴリ ツリーのカテゴリを展開および折りたたみます。
- カテゴリまたはサブカテゴリを追加するには、[カテゴリを追加] ボタン
または [サブカテゴリの追加] ボタン
をクリックし、カテゴリまたはサブカテゴリの名前を入力して (最大 100 文字)、[追加] をクリックします。
- 必要に応じて、カテゴリの左側にある展開ボタン
- 必要に応じて、次のいずれかを実行して、カテゴリにその他の変更を加えます。
- カテゴリまたはサブカテゴリの名前を変更するには、名前を変更するカテゴリまたはサブカテゴリの [カテゴリの編集] ボタン
をクリックし、新しい名前を入力して (最大 100 文字)、[更新] をクリックします。
- カテゴリまたはサブカテゴリを削除するには、削除するカテゴリまたはサブカテゴリの [カテゴリの削除] ボタン
をクリックします。
- 階層内で同じレベルのカテゴリの順序を変更するには、カテゴリの左側にある展開ボタン
または折りたたみボタン
の上にカーソルを移動して、カテゴリを別の場所にドラッグします。
- カテゴリまたはサブカテゴリの名前を変更するには、名前を変更するカテゴリまたはサブカテゴリの [カテゴリの編集] ボタン
- カテゴリの設定が完了したら、[保存] をクリックします。
注意:
カテゴリの階層は、最大 3 レベルまで作成できます。また、カテゴリとサブカテゴリは、合計で最大 200 個作成できます。 効率化のために、アイテムをカテゴリに割り当てる前に、包括的で完全なカテゴリの階層と命名体系を作成することをお勧めします。
アイテムの分類
組織のカテゴリを構成したら、管理者とコンテンツを更新する権限を持つユーザーは、組織内のアイテムを分類できます。 コンテンツを分類すると、組織のメンバーが必要なコンテンツを見つけやすくなります。
- 組織サイトにサイン インしていることを確認します。
- サイトの上部にある [コンテンツ] をクリックして、[組織] タブをクリックします。
注意:
組織のメンバーは、所有するアイテムをコンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブから分類できます。
- 分類する 1 つ以上のアイテムを選択して、[分類] をクリックします。
- 次のいずれかを実行します。
- すべての選択したアイテムを一度に分類するには、必要に応じて左側にあるチェックボックスをオンにして、カテゴリとサブカテゴリを選択します。 各アイテム カードが更新され、選択したカテゴリが表示されます。
注意:
サブカテゴリを選択すると、階層の上位にある関連するすべてのカテゴリとサブカテゴリが自動的に選択されます。 一方、カテゴリを選択しても、そのサブカテゴリは自動的には選択されません。
- アイテムを個別に分類するには、アイテム カードで [カテゴリの割り当て] をクリックして、目的のカテゴリを選択します。 最大 20 のカテゴリを各アイテムに割り当てることができます。 また、[カテゴリのフィルター処理] ボックスを使用して、オプションを絞り込むこともできます。
- 特定のカテゴリまたはサブカテゴリからすべての選択したアイテムを削除するには、左側にあるチェックボックスをオフにして、該当するカテゴリまたはサブカテゴリの選択を解除します。 削除したカテゴリを反映して、各アイテム カードが更新されます。
注意:
カテゴリおよびサブカテゴリの選択を解除すると、次のようになります。
- カテゴリまたはサブカテゴリの選択を解除すると、関連するすべてのサブカテゴリの選択も自動的に解除されます。
- サブカテゴリの選択を解除するとき、同じレベルにある他のサブカテゴリが選択されていない場合は、その上位のカテゴリと下位のサブカテゴリの選択も解除されます。
- カテゴリからアイテムを個別に削除するには、関連するアイテム カードのカテゴリの横にある x をクリックします。
- カテゴリの割り当てを元に戻す/やり直すには、必要に応じて [元に戻す] ボタン
または [やり直す] ボタン
をクリックします。
- すべての選択したアイテムを一度に分類するには、必要に応じて左側にあるチェックボックスをオンにして、カテゴリとサブカテゴリを選択します。 各アイテム カードが更新され、選択したカテゴリが表示されます。
- アイテムの分類が完了したら、[保存] をクリックします。
アイテムが指定したカテゴリに整理されます。
注意:
アイテムを分類するときは、アイテムが適切なグループ化によって想定どおりに表示および検索されるように、最も限定的で関連性が高いカテゴリを選択することをお勧めします。 たとえば、Web マップを分類するには、[マップ] ではなく、[マップ] > [Web マップ] を選択します。
所有者の変更
デフォルトの管理者と適切な権限を持つユーザーは、組織内のアイテムの所有者を変更できます。 特定のメンバーが所有するすべてのアイテムを移動したり、組織内の特定のアイテムの所有権を変更したりできます。 コンテンツの再割り当て権限を持つ組織のメンバーは、コンテンツの受信権限を持つ他のメンバーにアイテムのみの所有権を移動することができます。
1 つ以上のグループと共有されているアイテムの所有権を譲渡する場合、新しい所有者は、アイテムが共有されているすべてのグループのメンバーでなければなりません。 さらに、各グループの [コンテンツを提供できるユーザー] の設定により、新しい所有者がアイテムをグループと共有できるようにする必要があります。 たとえば、グループ所有者またはグループ マネージャーのみがコンテンツを提供できるグループとアイテムを共有している場合、アイテムの新しい所有者はそのグループの所有者またはマネージャーでなければなりません。
ヒント:
レイヤーの所有権を変更すると、そのレイヤーの作成元だったファイルの所有権が変更されます。 ホスト フィーチャ レイヤーの所有者を変更した場合、それに依存するホスト フィーチャ レイヤー ビューの所有権が変更されます。
レイヤーの所有者を変更しても、そのレイヤーが使用されているマップおよびシーンの所有者は変更されません。 同様に、マップおよびシーンの所有者を変更しても、それらの内部のレイヤーの所有権は変更されず、それらのマップおよびシーンが使用されているアプリの所有者も変更されません。
特定のメンバーが所有するすべてのコンテンツの移動
1 人以上の組織のメンバーが所有するコンテンツを組織の別のメンバーに移動できます。 すべてのコンテンツを新しい所有者に一括で移動する処理は、メンバーを削除する必要があるが、そのメンバーのコンテンツは組織内に維持しておきたい場合に便利です。
- デフォルトの管理者またはコンテンツの所有権を再割り当てする管理権限を持つカスタム ロールとしてサイン インしていることを確認します。
- サイトの上部にある [組織] をクリックして、[メンバー] タブをクリックします。
- 名前またはユーザー名でメンバーを検索し、フィルターを適用してメンバー リストを絞り込みます。 必要に応じて、名前や最終ログイン日などでリストを並べ替えます。
- 移動するコンテンツ アイテムの所有者である各メンバーの横のチェックボックスをオンにします。
ヒント:
一度に最大で 100 人のメンバーを選択できます。 選択したセットは、複数のページにわたって、組織内のすべてのメンバーを検索およびフィルタリングする間も維持されます。 必要に応じて、最初の検索またはフィルターを変更した後に、[選択されたメンバー] ドロップダウン メニューをクリックし、選択内容を確認および修正します。
- メンバー リストの上部で、[その他] をクリックし、[コンテンツの移動] をクリックします。
- [コンテンツの移動] ウィンドウで、クリックしてコンテンツの新しい所有者を選択します。
名前またはユーザー名でメンバーを検索し、メンバー リストを絞り込むことができます。
- 1 人のメンバーのコンテンツを移動している場合、必要に応じてフォルダーを選択するかフォルダーを作成します。 複数のメンバーのコンテンツを移動するには、次のいずれかのターゲット フォルダー オプションを選択します。
- [前の所有者ごとのフォルダー] - 移動されるアイテムは、現在のアイテム所有者ごとに名前が付けられた別々のフォルダーに格納されます。 それぞれのフォルダー名に特定の接頭辞を入力するか、from というデフォルトの接頭辞をそのまま使用します。 たとえば、「hosted layers」という接頭辞を入力すると、hosted layers_[previous owner's username] というフォルダーが作成されます。[previous owner's username] は、コンテンツを移動するメンバーの名前です。
- [1 つのフォルダーのみ] - 移動されるアイテムは、すべてが 1 つのフォルダーに格納されます。 フォルダーを選択または作成するか、デフォルトのフォルダーをそのまま使用します。
- [転送] をクリックします。
ヒント:
[転送] をクリックする前に移動されるアイテムのリストを確認するには、[移動するコンテンツ] の下にある [すべてのアイテムを表示] ボタン
をクリックします。
指定した新しい所有者にアイテムが移動されます。
特定のアイテムの所有権の変更
組織内の特定のアイテムの所有権を一括で変更できます。 これは、別の組織のメンバーが所有する大量のアイテムを、新しい所有者に再割り当てする場合に便利です。
ヒント:
組織ページの [メンバー] タブから、特定のメンバーが所有するコンテンツを管理することができます (別のメンバーへのコンテンツの再割り当てなど)。
- デフォルトの管理者またはコンテンツの所有権を再割り当てする管理権限を持つカスタム ロールとしてサイン インしていることを確認します。
- サイトの上部にある [コンテンツ] をクリックして、[組織] タブをクリックします。
- 必要に応じて、フィルター、並べ替えオプション、検索機能を使用して、再割り当てするアイテムを探します。
- アイテムを選択して、[所有者の変更] をクリックします。
- [所有者の変更] ウィンドウで、新しいアイテムの所有者を検索して選択し、必要に応じてフォルダーを選択するかフォルダーを作成します。
- [保存] をクリックします。
指定した新しい所有者にアイテムが再割り当てされます。
他のメンバーが所有するアイテムの削除
デフォルトの管理者と適切な権限を持つメンバーは、組織の他のメンバーが所有するアイテムを削除できます。 組織のアイテムは、コンテンツ ページの [組織] タブから一括で削除できます。
ヒント:
組織ページの [メンバー] タブから、特定のメンバーが所有するコンテンツを削除して、個々のメンバーに対して他のコンテンツ管理タスクを実行できます。
- デフォルトの管理者またはメンバーが所有するコンテンツを削除するための管理権限を持つカスタム ロールとしてサイン インしていることを確認します。
- サイトの上部にある [コンテンツ] をクリックします。
- [組織] タブをクリックします。
- 必要に応じて、フィルター、並べ替えオプション、検索機能を使用して、削除するアイテムを探します。
- 削除するアイテムを選択し、[削除] をクリックします。
組織と ArcGIS Online からアイテムが削除されます。
注意:
ホスト タイル レイヤーとその公開元のタイル パッケージ間、ホスト フィーチャ レイヤー ビューとその作成元のホスト フィーチャ レイヤー間など、一部のアイテム間には依存関係が存在します。 依存関係にあるアイテムを削除してから、その作成元のアイテムを削除する必要があります。
特定のメンバーのアイテムの管理
他のメンバーが所有しているアイテムを管理する権限がある場合は、組織内の特定のメンバーのコンテンツ ページから、そのメンバーのアイテムを管理することができます。 たとえば、権限に応じて、アイテムの詳細の編集、共有プロパティの変更 (パブリック アイテムをプライベートにするなど)、1 つ以上のアイテムの別のフォルダーへの移動、アイテムの所有者の変更、およびアイテムの削除を行うことができます。
- 組織サイトにサイン インしていることを確認します。
- サイトの上部にある [組織] をクリックして、[メンバー] タブをクリックします。
- 名前またはユーザー名でメンバーを検索し、フィルターを適用してメンバー リストを絞り込みます。 必要に応じて、名前や最終ログイン日などでリストを並べ替えます。
- アイテムを管理するメンバーの [その他のオプション] ボタン
をクリックし、[アイテムの管理] をクリックします。
メンバーのコンテンツ ページが表示されます。
- 必要に応じて、フィルター、並べ替えオプション、検索機能を使用して、管理するアイテムを探します。
- 説明を変更したり [削除の防止] を有効化するなど、特定のアイテムのプロパティと設定を編集するには、アイテムのタイトルをクリックして、アイテム ページの [概要] と [設定] タブで変更を加えます。
- メンバーのコンテンツ ページからメンバーが所有する複数のアイテムを管理するには、管理するアイテムの左側にあるチェックボックスをオンにして、次のいずれかを実行します。
- アイテムを組織で構成されているカテゴリに整理するには、[分類] をクリックして、手順に従いメンバーのアイテムを分類します。
- アイテムを別のフォルダーへ移動するには、[移動] をクリックし、既存のフォルダーを選択するか新しいフォルダーを作成して、[保存] をクリックします。
- アイテムを別の所有者に再割り当てするには、[所有者の変更] をクリックし、新しい所有者を検索して選択し、必要に応じて新しいフォルダーを選択して、[保存] をクリックします。
ヒント:
レイヤーの所有権を変更すると、そのレイヤーの作成元だったファイルの所有権が変更されます。 ホスト フィーチャ レイヤーの所有者を変更した場合、それに依存するホスト フィーチャ レイヤー ビューの所有権が変更されます。
レイヤーの所有者を変更しても、そのレイヤーが使用されているマップおよびシーンの所有者は変更されません。 同様に、マップおよびシーンの所有者を変更しても、それらの内部のレイヤーの所有権は変更されず、それらのマップおよびシーンが使用されているアプリの所有者も変更されません。
- アイテムの共有プロパティを変更するには、[共有] をクリックします。 アイテムの共有相手を更新するには、目的の共有レベル (所有者、組織、すべてのユーザー (パブリック)) を選択します。 アイテムの共有先グループを更新するには、[グループ共有の編集] をクリックし、アイテムを共有するグループを選択します。
- アイテムを組織および ArcGIS Online から削除するには、[削除] をクリックします。
注意:
ホスト タイル レイヤーとその公開元のタイル パッケージ間、ホスト フィーチャ レイヤー ビューとその作成元のホスト フィーチャ レイヤー間など、一部のアイテム間には依存関係が存在します。 依存関係にあるアイテムを削除してから、その作成元のアイテムを削除する必要があります。
アイテムを削除すること以外、上のどのオプションも、アイテムのディスク上の位置、ID を変更しません。
実行中のノートブックの管理
管理者とノートブックの作成権限を持つメンバーは、実行中のノートブックを Notebooks ホーム ページから管理できます。 管理者は、[アクティブなコンテナーの管理] ウィンドウを開き、実行中のすべてのノートブック コンテナーを表示して終了することができます。 ノートブックの作成権限を持つメンバーは、自分自身のアクティブなコンテナーを表示および管理できます。 ノートブック コンテナーを終了すると、関連付けられたノートブックの実行が終了されるだけで、ノートブックは削除されません。
注意:
ノートブック コンテナーは、非アクティブ状態が 15 分間続くと自動的に終了します。 対話的ノートブックの最長稼働時間は 24 時間です。 最長稼働時間が経過すると、ノートブック コンテナーは自動的に終了します。
実行中のノートブックを表示および管理するには、次の手順に従います。
- 適切な権限でサイン インしていることを確認します。
- サイト上部の [ノートブック] をクリックします。
Notebooks ホーム ページが開きます。
- [ノートブックの管理] をクリックします。
- [アクティブなコンテナーの管理] ウィンドウで、次のいずれかを表示できます。
- [ノートブック環境] - アクティブなノートブック ランタイム
- [バージョン] - 利用可能な Python ライブラリに対応するランタイム バージョン
- [タイプ] - ノートブック タイプ ([対話的] または [スケジュール済み])
- [ノートブック] - 環境内で実行中のノートブックの数
- [ユーザー] - ノートブックを開いてコンテナーを起動したユーザー
- [稼働時間] - ノートブック環境が実行されていた時間の長さ
- 必要に応じて、ノートブック環境をクリックして実行中のノートブックのタイトルと作成日を表示し、閉じるノートブックを選択することができます。
- 実行中の環境を終了するには、終了するコンテナーの横にある [終了]
をクリックします。
- [閉じる] をクリックして、マネージャーを終了します。
ヒント:
フィルターを使用すると、管理する必要のあるノートブックを簡単に見つけることができます。 たとえば、高度なランタイム ノートブックのみを管理する場合は、高度なノートブックのみを表示するように、ノートブック環境でフィルタリングできます。
アイテムの信頼済みの指定
アイテムを信頼済みとして指定し、アイテムが特定のコンテンツの最適バージョンであることを他のメンバーに示します。 これは、組織内に類似するコンテンツのバージョンが多数存在する場合に便利です。
組織の管理者およびコンテンツを更新する管理者権限を持つユーザーは、アイテムが信頼済みであることを指定できます。
アイテムに信頼済みとしてラベルを付けるには、次の手順を実行します。
- 管理者として組織にサイン インします。
- アイテムの詳細ページを開き、[設定] タブをクリックします。
- [信頼できるとしてマーク] ボタンをクリックします。
アイテムは、すべてのユーザーに対して [信頼済み] バッジで識別され、アイテムで削除の防止が自動的に有効になります。
組織が確認済みの場合、すべてのユーザー (パブリック) と共有され信頼済みとしてマークされたアイテムは、[概要] タブで組織名がアイテムの所有者として表示されます。
組織のメンバーは、組織内のコンテンツを参照または検索する際、[ステータス] フィルターを使用することで、信頼済みとしてマークされたコンテンツを探すことができます。 確認済み組織が信頼できるコンテンツをすべてのユーザーと共有すると、組織以外のユーザーも [ステータス] フィルターを使用できます。 信頼できるコンテンツは検索結果で強調されています。ユーザーは、Map Viewer または Map Viewer Classic でレイヤーをマップに追加するときに、信頼済みとしてマークされたレイヤーに検索を制限することができます。