Map Viewer でレイヤーとファイルを使用する場合、ArcGIS Online は、コンテンツ配信ネットワーク (CDN) を使用してマップ レイヤーのパフォーマンスを最適化し、キャッシュを使用してサーバーの負荷を低減します。 キャッシュは、レイヤーを使用する場合にサーバーを再度検索することなく、同じデータに対する今後のリクエストをすばやく提供できるように、サーバーの応答のコピーを格納するプロセスです。
マップの表示範囲を移動および拡大表示してレイヤーを操作すると、アプリはデータをリクエストします。 CDN は、一意のリクエストごとにサーバーから返された情報をキャッシュします。 同じユーザーまたは他のユーザーが完全に同じリクエストを発行した場合、サーバーにリクエストを送信するのではなく、キャッシュから情報を検索します。 これにより、レイヤーを操作する際に、レイヤーを含んでいるマップの読み込みにかかる時間が減少し、そのレイヤーを使用するアプリの応答性が改善されるため、ユーザー エクスペリエンスの向上につながります。
マップ レイヤー内のデータはサーバーで変更できるので、CDN とブラウザーでは定期的に更新のチェックが行われます。 これらのチェックの実行間隔 (分単位) は、最大キャッシュ期間と呼ばれます。 最大キャッシュ期間に達するとキャッシュが更新されます。 更新のためのチェック回数が少ないということは、パフォーマンスの向上を意味しますが、マップ内のレイヤーまたはファイルを使用しているユーザーが、最新データを見るために長く待たされるということでもあります。
次のレイヤー タイプとアイテム タイプの最大キャッシュ期間設定を増やすことで、ブラウザーと CDN で変更がチェックされる頻度を減らすことができます:
- セキュリティー保護され、パブリックに共有された ArcGIS Server Web サービス レイヤー
- カンマ区切り値 (.csv) ファイル
- フィーチャ コレクション
- ファイル ジオデータベース (.zip)
- GeoJSON
- Google Sheets
- パブリックに共有されたホスト フィーチャ レイヤー
- KML ファイル
- アイテムとして保存するメディア レイヤー
- Microsoft Excel (.xls または .xlsx)
- Open Geospatial Consortium (OGC) GeoPackage
- Parquet フィーチャ レイヤー (ベータ版)
- サービス定義 (.sd)
- シェープファイル (.zip)
レイヤー アイテムまたはファイル アイテムで最大キャッシュ期間を増やす前に、次の点を考慮してください:
- データに対する変更は、現在の CDN のキャッシュの期限が切れるまで、パブリックに利用できないことがあります。 たとえば、ホスト フィーチャ レイヤーの最大キャッシュ期間を 30 秒から 5 分に増やすと、リクエストが更新されたデータのチェックを要求するまで CDN は 5 分待ちます。
- レイヤーのパブリックな共有を停止した場合、キャッシュされた応答は、キャッシュの期限が切れるまで、CDN に一時的に残ります。 つまり、最大キャッシュ期間が 5 分に設定されている場合、レイヤーにパブリックからアクセスできなくなるまでに最大 5 分かかる可能性があります。 ただし、組織サイトにサイン インしたユーザーには、最新データが表示されます。
適切なアイテムの最大キャッシュ期間を変更するには、次の手順を実行します:
- 組織サイトにサイン インします。
アイテムの所有者、デフォルトの管理者ロールのメンバー、または組織のメンバーが所有するすべてのコンテンツを管理する一連の権限が割り当てられたカスタム ロールのメンバーである必要があります。
- パブリックのホスト フィーチャ レイヤー、セキュリティー保護されたサービス、またはサポートされるファイル アイテムのアイテム ページを開きます。
- [設定] タブをクリックします。
- [キャッシュ制御] セクションにスクロールし、レイヤーを使用しているユーザーがレイヤー内のデータに対する更新を受け取るまでにかかる最大時間を選択します。
この設定は、編集が有効化されているホスト フィーチャ レイヤーでは使用できず、セキュリティー保護された ArcGIS Server フィーチャ サービスでは使用できません。