esri_fielddef_add (AutoLISP)

既存のドキュメント フィーチャ レイヤーに新規のフィールド定義を追加します。

注意:

Web フィーチャ レイヤーのフィールド定義を変更できません。

構文

(esri_fielddef_add flname field_properties)

引数

• flname | 文字列 | 必須 | ドローイングに含まれる既存のドキュメント フィーチャ レイヤー名。
• field_properties | 関連リスト | 必須 | ドット ペア形式によるパラメーターのリスト。次の表に従って指定します。

関連ラベル	値のタイプ	値の説明	必須またはオプション
"NAME"	文字列	フィールド名	必須
"TYPE"	文字列	フィールド タイプ値。{"Double", "Short", "GUID", "Integer", "String", "Float", "Date"}	オプション (デフォルトは "String")
"LENGTH"	整数	フィールドの長さ	オプション
"VALUE"	バリアント	フィールドのデフォルト値。 注意: コード値ドメイン値を取るフィールドを操作する場合は、コードではなく記述にします。	オプション

使用例

YearPurchased という名前の短整数フィールドの Parks フィーチャ レイヤーへの追加を試行します。

(esri_fielddef_add "Parks"
  (list
    (cons "name" "YearPurchased")
    (cons "Type" "Short")
    (cons "value" "1954")
  )
)

使用例の結果

YearPurchased という名前の短整数フィールドが Parks フィーチャ レイヤーに追加され、フィールドの名前を含むリストが返されます。

("YearPurchased")

戻り値

• 正常に実行された場合、文字列としてのフィールド名のリストが返されます。
• 実行に失敗した場合、nil の最初の値を含むリスト、キー値 "Error" を含む関連リスト、文字列としての関連エラー メッセージ (nil ( "Error" . "<message>")) が順番に返されます。

失敗した場合の戻り値

失敗の戻り値が返された理由として、次のようなことが考えられます。

• (nil ("Error" . "Missing required argument."))

  1 つ以上の必須引数が指定されていません。

• (nil ("Error" . "Field name already exists."))

  使用されたフィールド名はすでに存在します。

• (nil ("Error" . "Feature layer not found."))

  指定されたフィーチャ レイヤーの値はドローイングの有効なフィーチャ レイヤーではありません。

• (nil ("Error" . " Schema doesn't support editing."))

  Web フィーチャ レイヤーのフィールド定義を変更できません。