esri_webfeaturelayer_add (AutoLISP)

オプションのフィルター クエリを使用して新しい Web フィーチャ レイヤーを追加します。 プロジェクト エリア内に生成されたフィーチャが描画されます。 追加される Web レイヤーが安全な場合、ポータルで必須となっている認証情報の入力がユーザーに求められます。

構文

(esri_webfeaturelayer_add url [service_properties])

引数

• url | 文字列 | 必須 | ドローイングに追加する有効な Web フィーチャ レイヤーの URL。
• service_properties | 関連リスト | オプション | ドット ペア形式による Web フィーチャ レイヤー プロパティの関連リスト。次の表に従って指定します。

関連ラベル	値のタイプ	値の説明	必須またはオプション
"DEFINITIONEXPRESSION"	String	属性値によりレイヤーからのフィーチャを制限する WHERE 句の式。 WHERE 句の構文はソース データによって決まります。	オプション
"BRANCHNAME"	String	Web フィーチャ レイヤーで使用できるブランチ バージョンの名前。	オプション

使用例 1

FID フィールド値が 3800 を超える USA Major Cities Web フィーチャ レイヤーの追加を試行します。

(esri_webfeaturelayer_add "https://www.arcgis.com/home/item.html?id=85d0ca4ea1ca4b9abf0c51b9bd34de2e"
(list (cons "DEFINITIONEXPRESSION" "FID > 3800")))

使用例の結果 1

USA Major Cities Web フィーチャ レイヤーを追加し、FID フィールド値が 3800 を超える現在のプロジェクト エリア内にフィーチャを描画して true のリストを返します。

(T)

使用例 2

USA States Generalized Boundaries Web フィーチャ レイヤー、および STATE_NAME フィールド値が文字 N で始まるフィーチャの追加を試行します。

(esri_webfeaturelayer_add "https://esri.maps.arcgis.com/home/item.html?id=8c2d6d7df8fa4142b0a1211c8dd66903"
(list (cons "DEFINITIONEXPRESSION" "STATE_NAME LIKE \'N%\'")))

使用例の結果 2

USA States Generalized Boundaries Web フィーチャ レイヤーを追加し、STATE_NAME フィールド値が文字 N で始まる現在のプロジェクト エリア内にフィーチャを描画して true のリストを返します。

(T)

使用例 3

フィルター クエリを指定せずに、すべての PoolPermits Web フィーチャ レイヤーの追加を試行します。

(esri_webfeaturelayer_add "http://sampleserver6.arcgisonline.com/arcgis/rest/services/PoolPermits/FeatureServer")

使用例の結果 3

PoolPermits Web フィーチャ レイヤーを追加し、プロジェクト エリア内にすべてのフィーチャを描画して true のリストを返します。

(T)

使用例 4

editor01.triangle フィールド値が DamageAssessment を超える FID Web フィーチャ レイヤーの 3800 のブランチの追加を試行します。

(esri_webfeaturelayer_add "https://sampleserver7.arcgisonline.com/server/rest/services/DamageAssessment/FeatureServer"
    (list 
        (cons "DEFINITIONEXPRESSION" "FID > 3800")
        (cons "BRANCHNAME" "editor01.triangle") 
    )
)

使用例の結果 4

editor01.triangle フィールド値が DamageAssessment を超え、関数が true のリストを返す FID Web フィーチャ レイヤーの 3800 ブランチを追加します。

(T)

戻り値

返される可能性がある値は以下のとおりです。

• 正常に実行された場合、関数は true のリスト (T) を返します。

  注意:

  ソフトウェアの非同期動作

  入力された URL が解釈可能な場合、サービスが完全に追加されていなくても (T) が返されます。 フィーチャの描画が完了する前に (T) が返されます。 通常は、サービスが接続されていなかった場合に戻り値 (nil) が返されます。

• 実行に失敗した場合、nil の最初の値を含むリスト、キー値 "Error" を含む関連リスト、文字列としての関連エラー メッセージ (nil ("Error" . "<message>")) が順番に返されるか、(nil) のみが返されます。

失敗した場合の戻り値

失敗の戻り値が返された理由として、次のようなことが考えられます。

• (nil ("Error" . "Invalid URL"))

  指定された URL が無効です。

• (nil ("Error" . "Error"))

  指定された URL が無効です。

• (nil ("Error" . "Missing required argument."))

  1 つ以上の必須引数が指定されていません。

次もご参照ください。

「(esri_docfeaturelayer_add)」| 新しいドキュメント フィーチャ レイヤーを追加します。

(esri_weblayer_add) | 新しい Web レイヤー (イメージ レイヤー、マップ イメージ レイヤー、または Web フィーチャ レイヤー) を追加します。