この関数は、フィーチャ レイヤーのフィーチャ レイヤー フィールド プロパティを関連リストとして取得します。
構文
(esri_fielddef_get flname field [subtype])
引数
- flname | 文字列 | 必須 | ドローイングに含まれる既存のフィーチャ レイヤー名。
- field | 文字列 | 必須 | フィールド名。
- subtype | 文字列 | オプション | 親フィーチャ レイヤーとは異なるターゲット サブタイプの適切なフィールド定義を取得する場合は、サブタイプ名は必須です。
使用例
UtilityPoles フィーチャ レイヤーの steel サブタイプの PoleType フィールドのフィールド プロパティの取得を試行します。(esri_fielddef_get "UtilityPoles" "PoleType" "steel")
使用例の結果
UtilityPoles フィーチャ レイヤーの steel サブタイプの PoleType フィールドのフィールド プロパティを関連リストとして返します。
(("NAME" . "PoleType") ("TYPE" . "Short") ("READONLY" . 0) ("LENGTH" . -1) ("VALUE" . 0) ("DOMAIN" . "UtilityPoles_TypeDomain"))
戻り値
返される可能性がある値は以下のとおりです。
- 正常に実行された場合、以下のように定義されたドット ペア形式の関連リストとしてフィールド プロパティが返されます。
- "NAME" | 文字列 | フィールド名が返されます。
- "TYPE" | 文字列 | フィールド タイプ値 {"Double", "Integer", "Short", "String"} が返されます。
- "READONLY" | 文字列 | フィールドが読み取り専用 ({1= yes, 0 = no}) かどうかが返されます。
- "LENGTH" | 整数 | フィールドの長さが返されます。
- "VALUE" | バリアント | フィールド定義のデフォルト値が返されます。 フィールドにコード値ドメインが設定されている場合、この値は記述値ではなくインデックス値になります。
- "DOMAIN" | 文字列 | フィールドのドメイン定義の名前。
- 実行に失敗した場合、nil の最初の値を含むリスト、キー値 "Error" を含む関連リスト、文字列としての関連エラー メッセージ (nil ( "Error" . "<message>")) が順番に返されます。
失敗した場合の戻り値
失敗の戻り値が返された理由として、次のようなことが考えられます。
- (nil ("Error" . "Field not found"))
指定されたフィールドが指定されたフィーチャ レイヤーで見つかりませんでした。
- (nil ("Error" . "Feature layer not found."))
指定されたフィーチャ レイヤーの値はドローイングの有効なフィーチャ レイヤーではありません。
- (nil ("Error" . "Missing required argument."))
必須の引数が指定されていません。