この関数を使用すると、指定されたエンティティから ArcGIS for AutoCAD 属性値と XRECORD が削除されます。これにより、強制的にフィーチャですべてのデフォルト値が使用されます。 field_list を含めると、指定されたフィールドの属性値だけが削除されます。
構文
(esri_attributes_delete ename [field_list])
引数
- ename | AutoCAD エンティティ名 | 必須 | フィーチャの AutoCAD エンティティ名。
- field_list | リスト | オプション | 個別の文字列としてのフィールド名のリスト。
使用例
選択したエンティティから Pavement フィールドの値が削除されます。 フィールドはフィーチャ レイヤーの一部のままです。 表示される際には、フィールドの値がデフォルト値に従います。
(esri_attributes_delete (car (entsel)) (list "Pavement"))
使用例の結果
選択したエンティティから Pavement フィールドの値が削除されます。 フィールドはフィーチャ レイヤーの一部のままです。 フィールドの値がデフォルト値に従い、true のリストが返されます。
(T)
戻り値
この関数は値を返します。
- 正常に実行された場合、true のリスト (T) が返されます。
- 実行に失敗した場合、nil の最初の値を含むリスト、キー値 Error を含む関連リスト、文字列としての関連エラー メッセージ (nil ("Error" . "<message>")) が順番に返されます。
失敗した場合の戻り値
失敗の戻り値が返された理由として、次のようなことが考えられます。
- (nil ("Error" . "Missing required argument."))
必須の引数が指定されていません。
- (nil ("Error" . "A field name was not found."))
リストされているフィールド名のいずれかが無効です。