AutoLISP はユーザー カスタマイズの強力なスクリプト言語です。 Autodesk AutoCAD には LISP インタープリターが組み込まれています。 コマンド プロンプトで AutoLISP コードを入力するか、外部ファイル (*..lsp) からコードを読み込むことができます。 スクリプト、メニュー、およびその他のアプリケーション プログラミング インターフェイス (API) から AutoLISP を読み込んで起動する方法は多岐に及んでいます。 Esri は、AutoLISP 関数のコレクションを作成しました。これは ArcGIS for AutoCAD に含まれ、座標系、フィーチャ属性、フィールド定義、ラベル、Web フィーチャ レイヤー、マップ レイヤー、マップ イメージ レイヤー、およびこれらのサブタイプの操作を容易にします。 この AutoLISP API のユーザーは、AutoLISP の基礎知識があり、この API を AutoCAD で使用する方法を把握していることが前提となります。 これらの関数は、AutoCAD の他の AutoLISP ルーチンとも連携して動作する標準の AutoLISP ツールです。
GIS フィーチャを操作し、ArcGIS for AutoCAD ユーザー インターフェイスの動作を制御する AutoLISP コマンドに加えて、ArcGIS for AutoCAD に固有のコマンドが多数用意されています。 ArcGIS for AutoCAD コマンドをカスタマイズし、ArcGIS for AutoCAD AutoLISP 関数や Autodesk AutoCAD で使用可能な他の AutoLISP 関数およびコマンドと統合することができます。先頭に "-" が付いた ArcGIS for AutoCAD コマンドは、グラフィカル ユーザー インターフェイスなしでコマンド ラインから動作するように設計され、AutoLISP ですぐに使用できます。
提供されている AutoLISP 関数は、ArcGIS for AutoCAD オブジェクトを制御し、既存オブジェクトのリストの取得、新規オブジェクトの追加、オブジェクトの削除、およびオブジェクトのプロパティの設定に対応しています。