esri_label_generate 関数は、指定した属性フィールドからの値を使用して、指定したフィーチャ レイヤーの選択したフィーチャのラベルを作成します。 オプションのテキスト パラメーターを使用して、テキストをオフセットし、デフォルトのテキストサイズをオーバーライドできます。 ほとんどの種類のフィーチャ属性フィールドにフィーチャ属性フィールド値をリンクできます。 テキストまたはブロック属性値にレポート フィールドをリンクすることはできません。
構文
(esri_label_generate flname field [label_properties])
引数
- flname | 文字列 | 必須 | ドローイングに含まれる既存のフィーチャ レイヤー名。
- field | 文字列 | 必須 | ラベルに関連付けられているフィーチャ レイヤーのフィールド名。
- label_properties ❘ 関連リスト ❘ オプション ❘ ドット ペア形式によるフィーチャ レイヤー フィールド プロパティの関連リスト。次の表に従って指定します。
関連ラベル | 値のタイプ | 値の説明 | 必須/任意 |
---|---|---|---|
"OFFSET" | 3 つの Double 値のリスト | X 方向、Y 方向、および Z 方向の標準ラベル ポイントからのオフセット距離を含む 3 つの Double 値のリスト | オプション |
"TEXTSIZE" | double | 生成されたラベルのテキスト サイズ | オプション |
使用例
Parcels フィーチャ レイヤーの Ownerフィールドのラベルを生成します。テキストは、7 単位のテキスト サイズを持つデフォルト ラベル ポイントの右側に 10 単位上でオフセットされます。(esri_label_generate "Parcels" "Owner"
(list
(cons "OFFSET" '(10 10 0))
(cons "TEXTSIZE" 7.0)
)
)
使用例の結果
テキスト エンティティをリンク付きラベルとして生成し、true のリストを返します。
(T)
戻り値
- 正常に実行された場合、関数は true のリスト (T) を返します。
- 実行に失敗した場合、nil の最初の値を含むリスト、キー値 "Error" を含む関連リスト、文字列としての関連エラー メッセージ (nil ("Error" . "<message>")) が順番に返されます。
失敗した場合の戻り値
失敗の戻り値が返された理由として、次のようなことが考えられます。
- (nil ("Error" . "Feature layer not found."))
指定されたフィーチャ レイヤーが見つかりません。
- (nil ("Error" . "Field not found."))
ソース フィーチャ レイヤー field がドローイング内に存在しません。
- (nil ("Error" . "Missing required argument."))
1 つ以上の必須引数が指定されていません。