esri_maplayer_get (AutoLISP)

この関数は、指定されたレイヤー インデックス番号のマップまたはイメージ レイヤーのプロパティを返します。

構文

(esri_maplayer_get maplayerid)

引数

• maplayerid | 整数 | 必須 | (esri_maplayers) を使用して取得されるレイヤーに関連付けられたインデックス整数番号。

使用例 1

インデックス番号 1 のマップ レイヤーのマップ レイヤー プロパティの取得を試行します。

(esri_maplayer_get 1)

使用例の結果 1

インデックス 1 マップ レイヤーのマップ レイヤー プロパティを返します。

(("Id" . 1) ("Name" . "ThreeLayers") ("ItemId" . "eecb1e37eb5b42c5a2d270a5454c17c0") ("ItemUrl" . "https://cadserver.esri.com/portal/home/item.html?id=eecb1e37eb5b42c5a2d270a5454c17c0") ("PortalUrl" . "https://cadserver.esri.com/portal/sharing/rest") ("ItemType" . "MapImageServiceLayer") ("IsConnected" . T) ("ServiceUri" . "https://cadserver.esri.com/server/rest/services/afaHarness/ThreeLayers/MapServer") ("SpatialReference" . "3857") ("Sublayer_0_Name" . "myGroupOfLayers") ("Sublayer_0_Visible" . T) ("Sublayer_1_Name" . "ETH_ThreeLayers_6543") ("Sublayer_1_Visible" . T) ("Sublayer_1_SourceSpRef" . "103122") ("Sublayer_2_Name" . "ETH_ThreeLayers_2882") ("Sublayer_2_Visible" . T) ("Sublayer_2_SourceSpRef" . "2882") ("Sublayer_3_Name" . "ETH_ThreeLayers_6425") ("Sublayer_3_Visible" . T) ("Sublayer_3_SourceSpRef" . "103002") ("Visible" . T) ("Transparency" . 30) ("Dynamic") ("DatumTransformations" ((("From" . "6543") ("To" . "3857") ("Transformation" ((("Direction" . "Reverse") ("Step" . "108354"))))) (("From" . "2882") ("To" . "3857") ("Transformation" ((("Direction" . "Forward") ("Step" . "1901"))))))))

注意:

上記の例の ("Dynamic") 変数のように、出力時にはドット ペアの表記なしで nil に設定されているブール型変数が表示されます。 これは ("Dynamic" . nil) と同等であり、同じ方法を使用して AutoLISP で処理されます。

使用例 2

インデックス番号 3 のイメージ レイヤーのイメージ レイヤー プロパティの取得を試行します。

(esri_maplayer_get 3)

使用例の結果 2

インデックス 3 のマップ レイヤーのイメージ レイヤー プロパティを返します。

(("Id" . 3) ("Name" . "CharlotteLAS") ("ItemType" . "RasterServiceLayer") ("IsConnected" . T) ("ServiceUri" . "https://sampleserver6.arcgisonline.com/arcgis/rest/services/CharlotteLAS/ImageServer") ("SpatialReference" . "102719") ("Visible" . T) ("Transparency" . 30) ("Dynamic" . T) ("Allow_Raster_Function" . T) ("ProcessingTemplate" . "RFTShadedReliefElevationColorRamp") ("ProcessingTemplateNames" ("None" "RFTAspectColor" "RFTHillshade" "RFTShadedReliefElevationColorRamp")))

戻り値

この関数は値を返します。

• 正常に実行された場合、SERVICE_PROPERTIES 関連リスト パラメーターとその値を含むドット ペア形式でプロパティの関連リストが返されます。 パラメーターのリストはサービスごとに異なります。
• 実行に失敗した場合、nil の最初の値を含むリスト、キー値 Error を含む関連リスト、文字列としての関連エラー メッセージ (nil ("Error" . "<message>")) が順番に返されます。

失敗した場合の戻り値

失敗の戻り値が返された理由として、次のようなことが考えられます。

• (nil ("Error" . "No item selected."))

  指定されたマップ レイヤーが見つかりません。

• (nil ("Error" . "Missing required argument."))

  1 つ以上の必須引数が指定されていません。

次もご参照ください。

(esri_maplayers) - 現在のドローイング内のマップ名とイメージ レイヤー名、およびそのレイヤー インデックス番号のリストを返します。