esri_webfeaturelayer_createBranch (AutoLISP)

esri_webfeaturelayer_createBranch 関数は、指定された Web フィーチャ レイヤーの Web フィーチャ レイヤー ブランチ バージョンを作成します。

構文

(esri_webfeaturelayer_createBranch flname branchName branchInfo)

引数

• flname | 文字列 | 必須 | ドローイングに含まれる既存の Web フィーチャ レイヤー名。
• branchName | 文字列 | 必須 | 新しいブランチ バージョンに使用する名前。
• branchInfo | 関連リスト | 必須 | 次に示すような、ドット ペアの関連リストとして flname Web フィーチャ レイヤーに適用されるブランチ バージョン情報:

関連ラベル	値のタイプ	値の説明	必須またはオプション
"DESCRIPTION"	string	ブランチ バージョンの作成者によって提供される説明テキスト (上限 64 文字)。	オプション
"ACCESS"	string	ブランチ バージョンのアクセス レベル。 オプションは、"Public"、"Private"、"Protected" です。	必須

使用例

Damage_to_Commercial_Buildings Web フィーチャ レイヤーの SouthwestProposal という新しいブランチ バージョンの作成を試みます。

(esri_webfeaturelayer_createBranch "Damage_to_Commercial_Buildings" "SouthwestProposal" 
    (list
        (cons "DESCRIPTION" "proposed changes") 
        (cons "ACCESS" "Public")
    )
)

使用例の結果

Damage_to_Commercial_Buildings Web フィーチャ レイヤーに SouthwestProposal という新しいブランチ バージョンを作成し、ブランチ名を返します:

("SouthwestProposal")

戻り値

返される可能性がある値は以下のとおりです。

• 正常に実行された場合、この関数はブランチ バージョン名を文字列として含むリストを返します。
• 実行に失敗した場合、nil の最初の値を含むリスト、キー値 "Error" を含む関連リスト、文字列としての関連エラー メッセージ (nil ( "Error" . "<message>")) が順番に返されます。

失敗した場合の戻り値

失敗の戻り値が返された理由として、次のようなことが考えられます。

• (nil ("Error" . "Missing required argument."))

  必須の引数が指定されていません。

• (nil ("Error" . "Service error encountered."))

  Web サービスへの接続中に問題が発生しました。

• (nil ("Error" . "Layer does not support branch versions.")

  指定されたレイヤーはブランチ バージョンをサポートしていません。

• (nil ("Error" . "Unable to retrieve properties from the branch version.")

  無効な値が使用されたか、その他の接続エラーが発生しました。

• (nil ("Error" . "No connected web feature layers found.")

  Web フィーチャ レイヤーへのネットワーク接続が切断されました。

• (nil ("Error" . " Failed.")

  ブランチ名がすでに存在している可能性があります。