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esri_label_place (AutoLISP)

Web フィーチャ レイヤーまたはドキュメント フィーチャ レイヤーの既存のフィールドのコンテンツから新しいテキスト エンティティを作成します。 ほとんどの種類のフィーチャ属性フィールドにフィーチャ属性フィールド値をリンクできます。 テキストまたはブロック属性値にレポート フィールドをリンクすることはできません。

構文

(esri_label_place flname field feature_ename place_point [text_size])

引数

  • flname | 文字列 | 必須 | ドローイングに含まれる既存のフィーチャ レイヤー名。
  • field | 文字列 | 必須 | ラベルのフィーチャ属性のフィールド名ソース。
  • feature_ename | 文字列 | 必須 | 指定したテキストにリンクするフィーチャの AutoCAD エンティティ名。
  • place_point | 3D ポイント | 必須 | 新しいテキスト ラベルが配置される 3D ポイント。
  • text_size | double | オプション | 新しいテキスト ラベルが配置されるテキストの高さ。

使用例

Parcels フィーチャ レイヤーのフィーチャをグラフィカルに選択し、新しいテキスト エンティティの位置を指定してから、Owner フィールドの値をテキスト値にリンクするよう求めます。

(esri_label_place "Parcels" "Owner" (car (entsel)) (getpoint))

使用例の結果

新しいテキスト エンティティを作成し、選択したフィーチャの Owner フィールド値にその値をリンクして、新しいテキスト エンティティ名を含む関連リストを返します。

((330 . <Entity name: 21f082035d0>))

戻り値

返される可能性がある値は以下のとおりです。

  • 正常に実行された場合、作成されたテキスト エンティティのエンティティ名を含む関連リストが返されます。
  • 実行に失敗した場合、nil の最初の値を含むリスト、キー値 "Error" を含む関連リスト、文字列としての関連エラー メッセージ (nil ("Error" . "<message>")) が順番に返されます。

失敗した場合の戻り値

失敗の戻り値が返された理由として、次のようなことが考えられます。

  • (nil ("Error" . "Field not found."))

    指定されたフィールドは、指定されたフィーチャ レイヤーの有効なフィールドではありません。

  • (nil ("Error" . "Feature layer not found."))

    指定されたフィーチャ レイヤーの値はドローイングの有効なフィーチャ レイヤーではありません。

  • (nil ("Error" . "Field label already assigned."))

    選択したフィーチャにラベルがすでに存在します。

  • (nil ("Error" . "Missing required argument."))

    4 つの必須引数のいずれかが指定されていません。

  • (nil ("Error" . "Invalid or missing drawing object."))

    エンティティが選択されていないか、無効です。


このトピックの内容
  1. 構文
  2. 引数
  3. 使用例
  4. 戻り値