esri_maplayer_set (AutoLISP)

この関数は、ドローイング内の既存のマップ レイヤーまたはイメージ レイヤーのプロパティを指定された SERVICE_PROPERTIES に変更します。

構文

(esri_maplayer_set maplayerid [service_properties])

引数

• maplayerid | 整数 | 必須 | (esri_maplayers) を使用して取得されるレイヤーに関連付けられたインデックス整数番号。
• service_properties | 関連リスト | オプション | ドット ペア形式によるマップまたはイメージ レイヤーのプロパティの関連リスト。

  関連ラベル	値のタイプ	値の説明	必須またはオプション
  "DYNAMIC"	integer	ビューの変更時にマップ サービスを更新する方法: {T = Dynamic behavior, nil = Refresh on demand}	オプション
  "VISIBILITY"	integer	マップの表示設定を変更します: {T = Visible, nil = Hidden}	オプション
  "TRANSPARENCY"	integer	マップに適用する画像透過率。{0 ～ 99: 0 は不透明} (デフォルト値 = 30)	オプション
  "PROCESSINGTEMPLATE"	string	大文字と小文字を区別する、使用可能なイメージ レイヤーの処理テンプレート名:「RFTHillshade」	オプション

使用例

表示するマップ番号 1 を変更し、必要に応じて 45 % の透過率で描画します。

(esri_maplayer_set 1
  (list
  (cons "DYNAMIC" nil)
  (cons "TRANSPARENCY" 45)
  (cons "VISIBILITY" T)
))

使用例の結果

マップ レイヤーのプロパティを更新して true のリストを返します。

(T)

戻り値

この関数は値を返します。

• 正常に実行された場合、true のリスト (T) が返されます。
• 実行に失敗した場合、nil の最初の値を含むリスト、 キー値 Error を含む関連リスト、文字列としての関連エラー メッセージ (nil ("Error" . "<message>")) が順番に返されます。

失敗した場合の戻り値

失敗の戻り値が返された理由として、次のようなことが考えられます。

• (nil ("Error" . "Missing required argument."))

  必須の引数が指定されていません。

• (nil ("Error" . "No item selected"))

  指定されたマップ レイヤーが見つかりません。

• (nil ("Error" . "This command requires a network connection."))

  この関数を実行するには、Web レイヤーのソースへのネットワーク接続が必要です。