2026 年 2 月のアップデートには、高度なシンボル アニメーション、カレンダー ヒート チャート、ModelBuilder の機能拡張、および ArcGIS Online Web サイト全体にわたる新機能が含まれています。 以下では、主な新機能について説明します。 詳細については、ArcGIS Online の新機能のブログ記事をご参照ください。
マップ
- 時間ベース レイヤーの表示設定をオンにして、特定の期間のみレイヤーを表示できるようになりました。
- Map Viewer でフィーチャを作成および更新する際、ベジェ曲線セグメント、円弧セグメント、端点円弧セグメントを描画できるようになりました。 また、フィーチャの編集中に描画ツールを切り替えることもできます。
- マップを印刷する際、新しい動的な凡例オプションを使用すると、エクスポートされたレイアウトに現在のマップ範囲内にあるフィーチャのみを表示できます。 また、マップの縮尺記号の優先的な単位を選択できるようになり、マップの縮尺により適した基準縮尺を含められるようになりました。
- クラスター フィールドの構成およびビン フィールドの構成時のフィールド値の書式設定が更新され、国際化標準への適合が改善されました。日付および数値フィールドに対するロケールのサポートが改善され、新しい書式設定オプションが導入されました。
- レイヤーのスタイルを設定する際、カスタム シンボルやシンボルの個々のコンポーネントなど、任意のベクター シンボルをアニメーション表示できるようになりました。 また、ArcGIS Pro のシンボルのプロパティを最初に有効にせずに、任意のベクター ライン シンボルまたはベクター ポリゴン シンボルにオフセット効果プロパティを追加できるようになりました。
- 添付ファイルを扱う際、属性テーブル内で関連する写真やファイルを直接表示し、最大化して全画面表示できるようになりました。
- 方向付き画像ビューアーが Map Viewer ウィンドウの中央で開くようになったため、アクセシビリティーが向上し、より一貫性のある表示操作が提供されるようになりました。
- 方向付き画像を操作する際、新しい [検索ツール] 機能を使用すると、[画像の探索]、[3D 画像の探索]、[画像の表示] など、マップ内でさまざまなタイプの画像検索を実行できます。
- 方位ナビゲーションおよびシーケンシャル ナビゲーションの実行中にイメージ キャッシングが有効になり、読み込み時間が短縮され、ビューアー全体のパフォーマンスが向上しました。
- 方向付き画像ビューアーで画像を検索する際、時間ベースの特性でフィルターできるようになりました。
- カレンダー ヒート チャートで、インシデントをカレンダー グリッドに集約することで、時系列データのパターンを視覚化できるようになりました。
シーン
- Google Photorealistic 3D ベースマップ (ベータ版) を探索し、49 か国にわたる 2,500 以上の 3D 都市を Scene Viewer に直接ストリーミングできます。
- Scene Viewer は、密度の高い視覚データを使用し、滑らかで写真のようなシーンを作成するガウシアン スプラット レイヤーに対応するようになりました。 この 3D レイヤー タイプは、インフラストラクチャー、植生、市街地環境にわたる豊かな細部を視覚化するのに適しています。
- レイヤーの視覚化に、ArcGIS Arcade 式を使用可能です。
- お気に入りの ArcGIS Hub カタログからレイヤーを参照し、追加できます。
3D での新機能の詳細については、「Scene Viewer の新機能」のブログ記事をご参照ください。
アプリの構成
- ArcGIS Experience Builder で 2 つの新しいウィジェットが使用できるようになりました。 日付フィルター ウィジェットを使用すると、カレンダー ツールを使って特定の日付または日付範囲を選択し、フィーチャをフィルターできます。 テーマ モード スイッチャー ウィジェットは、アプリのテーマをライト モードとダーク モード間で切り替えます。 その他の改善点としては、編集ツールでのフィーチャのコピーと貼り付けのサポート、描画ウィジェットで作成した描画データのエクスポートのサポート、Arcade アシスタント (ベータ版) による ArcGIS Arcade 式の生成のサポートなどがあります。 詳細については、「Experience Builder の新機能」をご参照ください。
- ArcGIS Instant Apps には、2 つの新しいテンプレートと、いくつかの機能拡張が追加されています。 Web Editor テンプレートはベータ版を終了し、トゥルー カーブ編集機能が追加されました。 ギャラリーもベータ版を終了し、カバー ページと概要ウィンドウを有効にできる機能が追加されました。 詳細については、「Instant Apps の新機能」をご参照ください。
コンテンツ管理
- ホスト フィーチャ レイヤーまたはテーブルを使用し、別のホスト フィーチャ レイヤーまたはテーブルに行を追加または更新できます。
- アイテム詳細アシスタントを使用し、アイテム情報とフィールド情報の候補を提供できます。
- コンテンツ ページから空の 3D オブジェクト レイヤーを作成時に、フィールドを定義できます。
- Web マップまたは Web シーンで使用されるレイヤーが、マップまたはシーンのアイテム ページにリストされます。 マップまたはシーンの利用者は、この情報を使用して、自分が見たいデータがマップまたはシーンに含まれているかどうかを確認できます。 マップまたはシーンの所有者は、この情報を使用して、自分が使用しているレイヤーが非推奨になっているかどうかを確認できます。非推奨になっている場合は置換できます。
- 地理空間 PDF をアイテムとして追加し、ArcGIS Field Maps で使用するよう指定できます。
- リタイアした ArcGIS Configurable Apps または Esri Story Maps (Classic) に対して代替アイテムを設定すると、それらを利用する Web サイトは、代替アイテムに自動的にリダイレクトされます。
- Esri スペクトル ライブラリー (.esl) ファイルをアイテムとして追加して共有すると、他のユーザーがそれをダウンロードし、他のクライアントでのハイパースペクトル画像解析で利用できます。
- ホスト イメージ レイヤーを作成する際、2 つの新しいラスター タイプ (AVIRIS と EMIT) がサポートされるようになりました。
- 最新の Arcade リリースの新機能と機能改善については、「ArcGIS Arcade リリース ノート」をご参照ください。
Notebooks
- Notebooks アシスタント (ベータ版) で、Python コードの記述、説明、トラブルシューティングを行えます。
- 新しいバージョンの ArcGIS API for Python、ArcPy、Python ライブラリーがノートブック ランタイムで使用できるようになりました。
空間解析
- 解析ツールで、次の機能拡張を使用できるようになりました:
- Geomorphon 地形ラスター解析ツールは、入力サーフェス ラスターの各セルの Geomorphon パターンを計算し、一般的な地形タイプに分類します。
- カテゴリー ラスターの集約ラスター解析ツールは、入力多次元カテゴリー ラスターの各スライス内のカテゴリーごとのピクセル数を含むテーブルを生成します。
- レイヤーへの情報付加ツールで、移動モードを使用して情報付加対象エリアを生成する際に、[移動方向] パラメーターが含まれます。 一方通行などの道路網の規制があるため、移動エリアを生成する場合は移動方向を選択することが重要です。
- ディープ ラーニングを使用したピクセルの分類および ディープ ラーニングを使用したオブジェクトの検出ラスター解析ツールで、高速解析を有効化環境設定をベータ版で利用できるようになりました。 この設定は、解析のタイプとジョブのサイズに基づいて計算リソースを割り当てることによって高速で適応型の処理を実現します。
- ラスター関数では、次の機能拡張を使用できるようになりました:
- 不正なバンドのラベル付けラスター関数では、範囲またはリストを使用して特定のバンドを指定し、不正なバンドとしてラベル付けできます。
- サブセット バンド ラスター関数を使用すると、範囲またはリストを使用してバンドのサブセットを抽出できます。
- ModelBuilder で、次の機能拡張を使用できるようになりました:
- 解析モデルを公開し、カスタム Web ツールを作成できます。
- ルートの計画が、プレミアム ツールとして ModelBuilder でサポートされるようになりました。
- 解析モデルは、面積単位、Boolean、時間単位、情報付加変数の値変数をサポートするようになりました。 変数とは、値やデータへの参照を保持し、解析ツールへの入力となるもので、ツール パラメーターでの反復処理を迅速に行えます。 変数は、カスタム Web ツールとして公開する解析モデルを構成する場合にも不可欠です。
アカウントと管理
- SAML ログインとして使用される証明書は、組織管理者によって直接管理されるようになりました。 このアップデートにより、管理者は組織に固有の、より長期間有効な SAML 証明書を作成できるようになります。
- 組織の管理者や、サブスクリプションのステータス レポートを表示する権限を持つカスタム ロールのメンバーは、新しく設計された ダッシュボード (ベータ版) を使用し、組織全体のクレジット使用量を表示および追跡できます。
注意:
ダッシュボード (ベータ版) を使用するには、組織で [ベータ版である間、Esri アプリと機能をブロックします] をオフにする必要があります。