新機能

2020 年 6 月のアップデートには、ArcGIS Online Web サイト全体にわたる機能拡張および新機能が含まれています。 以下では、その注目すべき機能について説明します。 詳細ならびに ArcGIS のその他の領域の新機能については、「ArcGIS Online の新機能」のブログ記事をご参照ください。

ホーム ページの更新

組織は、新しいコンポーネント ベースのホーム ページ エディターを使用して、ArcGIS Online Web サイト用の最新で応答性の高いランディング ページを設計および構築できます。 ブランドとミッションを確立し、組織に有用な情報を提供して、ユーザー コミュニティにとって最も重要なマップ、シーン、アプリ、およびレイヤーを表示するカスタム ホーム ページを構成します。 既存の ArcGIS Online 組織は、準備ができ次第、現在のホーム ページ構成から新しい環境にスムーズに移行することができます。

アカウントと管理

  • 管理者は、ArcGIS Online 組織サイトのメンバーとアイテムの詳細なレポートを作成することができます。 これらの非同期レポートは、詳細な分析を行うためにエクスポートでき、今後の参照用に組織サイトのアイテムとして保存されます。
  • 管理者が OpenID Connect ログインを設定することで、メンバーは組織の OpenID Connect ベースのログイン システムにサインインする際に使用するのと同じユーザー名とパスワードを使用して ArcGIS Online にサイン インできるようになりました。
  • FacebookGoogle および GitHub に加え、新しいソーシャル ログイン オプションが ArcGIS Online で利用可能になりました。 Apple アカウントの認証情報を使用してサイン インまたはサイン アップできるようになりました。
  • 管理者は、1 人以上の組織メンバーが所有しているアイテムを、新しい所有者に一括で移動できるようになりました。 この処理は、メンバーを組織から削除する必要があるが、そのメンバーのコンテンツは組織内に維持しておきたい場合に便利です。
  • 新しい設定により、組織はアプリのダウンロードをより詳細に制御できるようになりました。 管理者は、ライセンスを付与されたメンバーが設定ページから ArcGIS Pro をダウンロードできないよう設定できるようになりました。
  • ArcGIS Survey123フィーチャ レポートを生成するコストが、レポートあたり 2.5 クレジットから 0.5 クレジットに減らされました。

データ管理

  • レイヤーの所有者と管理者は、同じホスト フィーチャ レイヤー内で、一部のレイヤーではフィーチャ ジオメトリと属性の編集を許可し、他のレイヤーでは属性の編集のみを許可することができます。これにより、編集者が実行できる更新の種類をより細かく制御することができます。
  • CSV ファイルからホスト フィーチャ レイヤーを公開するとき、ArcGIS World Geocoding Service サービスから利用可能なサブセットまたはすべてのロケーター出力フィールドを含めることができるようになりました。 これらのフィールドにより、フィーチャの配置への理解を深めることができます。
  • レイヤーの所有者と管理者は、マルチレイヤー フィーチャ レイヤー内の個々のレイヤーの詳細を管理することができます。 レイヤーへのアクセス権のあるユーザーは誰でも、個々のレイヤーの詳細を表示することができます。 ホスト フィーチャ レイヤーの場合、レイヤーの所有者または管理者は、個々のレイヤーからホスト フィーチャ レイヤー ビューを作成したり、個々のレイヤーにデータを追加したりすることができます。
  • ArcGIS Online には、Arcade のさまざまな機能強化と新機能が含まれています。 テンプレートのリテラルを使用して、テキスト文字列の操作を簡素化できるようになりました。 この更新は、ジオメトリを操作する新しい関数も提供しています。 詳細については、「Arcade のリリース ノート」をご参照ください。

アプリの構成

  • 近傍、ミニマリスト、ゾーン ルックアップ、および添付ファイル ビューアーなどの ArcGIS Configurable Apps には、新しい構成操作が利用できるものがあります。 高速設定を用いてアプリを素早く構築したり、完全な設定を用いてアプリを構成することができます。また、行った変更を即座に確認できます。
  • アプリ ランチャーから [Dashboards Beta] を選択して ArcGIS Dashboards のベータ版を試してみてください。 ベータ版の機能は ArcGIS Dashboards と同じですが、ダッシュボード エレメントでの Arcade のサポート、新しい統計情報タイプ、追加のデータ ソースのサポートなどの新機能およびユーザー エクスペリエンスの向上が含まれています。 ArcGIS Dashboards ベータ版の新機能の一覧については、GeoNet の最新の投稿「ArcGIS Dashboards Beta の新機能」をご参照ください。
  • ArcGIS Experience Builder には、新しいブックマーク、カード、および区切り線ウィジェット、スプラッシュ画面や確認用の構成可能なウィンドウ、およびフィーチャ レイヤーにフィルターや並べ替え基準を適用して接続されたウィジェットに表示される内容を制御できるデータ ビューが導入されています。 その他の注目すべき機能としては、サポート対象のデータ タイプの追加、フィーチャ アタッチメントから画像ウィジェットの生成、ウィジェットの複製によるページ間でのコピーおよび貼り付け、フィルター ウィジェットのスタイルやアニメーション トランジションなどの新しいテンプレートと設定があります。 詳細については、「Experience Builder の新機能」をご参照ください。
  • 3 つのウィジェットが ArcGIS Web AppBuilder で改善されました。 Business Analyst ウィジェットで、デフォルトのインフォグラフィックスとレポートを指定できるようになりました。 パーセル ドラフターに追加の属性の構成および編集のサポートが追加されました。 スマート エディターに、Web マップの設定を適用し、読み込み時に関連レコードを展開する新しい構成オプションが追加されました。 属性アクション プリセットを指定する際に、データから日付の値を選択できるようになりました。 交差属性のアクションは、エンド ユーザーが値ピッカーを使用して複数の交差する値から選択できるオプションを提供します。 詳細については、「ArcGIS Web AppBuilder の新機能」をご参照ください。

3D ビジュアライゼーション

  • Scene Viewer の設定で高品質モードを選択した場合、水面に山や建物などの 3D オブジェクトの映り込みが表示されます。 トップダウン ビューで波が表示されるようになりました。 [水] スタイルで波のサイズと方向のオプションを使用して、波のアニメーションの外観を調整することができます。
  • 3D メッシュ シーン レイヤーで、ArcGIS Pro または ArcGIS API for JavaScript から公開された、平坦化やマスクなどの変更が表示されるようになりました。
  • ラベル吹出しを使用して、ポリゴン フィーチャ レイヤーと 3D オブジェクト シーン レイヤーのスタイルを設定できます。
  • 詳細については、「Scene Viewerの新機能」のブログ記事をご参照ください。

マッピング

Map Viewer は、画像を動的に表示する 2 つの新しいレンダラーを提供します。 陰影起伏レンダラーは、従来の陰影起伏または複数の光源方向の陰影起伏を使用して、陰影起伏標高レイヤーにカラー ランプを適用します。 カラーマップは、シングルバンド画像に定義済みのカラーマップを適用して、カラー化された赤、緑、青の画像を表示します。 各カラーにラベルを割り当てて、新しい凡例を生成できます。

共有および共同作業

確認済み組織サイトが共有している、信頼できるパブリック アイテムのアイテム所有者リンクをクリックすると、組織に関する情報とそのギャラリーおよびホーム ページへのリンクを含むポップアップが表示されるようになりました。

空間解析

[フィーチャの結合] ツールに、新しい [すべてのターゲット フィーチャを保持] パラメーターが追加されました。 このオプションをオンにすると、ツールは、たとえ結合データセット (左外部結合) 内のフィーチャと一致しないフィーチャがあっても、ターゲット データセット内のすべてのフィーチャを返します。 オフにすると、一致するフィーチャのみが返されます (内部結合)。

ArcGIS Notebooks

ArcGIS Notebooks はベータ版でなくなり、すべての ArcGIS Online 組織サイトで利用できるようになりました。 Notebooks はデータ サイエンスおよびデータ管理スクリプトを作成、共有、実行するための Web インターフェイスを提供します。 管理者は、メンバーに対して Standard ランタイム ノートブックの作成および編集権限を有効化できるほか、Advanced ランタイムを有効化することもできます (該当する場合)。