新機能

2025 年 2 月のアップデートには、Map Viewer でのフィーチャ テンプレートの管理やシンボル アニメーションの構成のサポートと、ArcGIS Online Web サイト全体にわたるその他の機能拡張および新機能が含まれています。 以下では、主な新機能について説明します。 詳細については、ArcGIS Online の新機能のブログ記事をご参照ください。

マップ

  • レイヤーの所有者または管理者は、Map Viewer でホスト フィーチャ レイヤーのフィーチャ テンプレートを作成および管理できるようになりました。
  • ArcGIS Pro でレイヤーに表示フィルターを作成した場合、Map Viewerこれらの表示フィルターを制御できます。 表示フィルターは、マップ上に表示されるレイヤーのフィーチャを制限します。これは、表示のみに影響があります。
  • フィーチャ レイヤーに添付ファイルが含まれている場合、添付ファイルの並べ替えを設定する添付ファイル プロパティと並べ替え順を選択することで、ポップアップで添付ファイルを並べ替えて表示する方法を選択できるようになりました。
  • Esri デフォルト シンボル ギャラリーで使用できるシンボルをスタイル設定するときに、シンボル タイプに応じて追加のアニメーション プロパティを構成できるようになりました。 これらのプロパティには、色の遷移、回転、縮尺係数、サイズ、透明度が含まれています。
  • Map Viewer で、イメージ レイヤーまたは WCS イメージ レイヤーを選択し、そのソース解像度にズームできるようになりました。 このオプションでは、ラスター データが最適な解像度で表示されるように表示縮尺が設定されます。
  • ポップアップを構成しているときに、多次元イメージ レイヤーの変数とディメンション情報にアクセスできるようになりました。 これらのフィールドには、変数名と時間や深さなどのディメンションが含まれています。
  • 方向付き画像を操作するときに、方向付き画像ビューアーで地表関連計測を実行できるようになりました。 これらの計測には、地表面の距離、地表面の面積、地表からの高さ、地表の位置が含まれています。

シーン

  • 各レイヤーの完全なモデルを表示することで、同時に複数のビルディング シーン レイヤーを探索できます。
  • スライド マネージャーを使用して 3D プレゼンテーションを強化できます。 シーンを表示するときに、スライドのキャプションを追加して凡例を自動的に表示できます。
  • Scene Viewer は、3D プレゼンテーションの機能をサポートする、スマート フォンの簡素化された新しいユーザー エクスペリエンスを提供します。
  • フィーチャ レイヤーとシーン レイヤーを複製して、レイヤーのスタイルとプロパティを効率的にコピーできます。
  • ボクセル レイヤーでポップアップ構成がサポートされるようになりました。
  • 新しい OGC WCS レイヤー タイプを Scene Viewer に追加できます。
  • バッチ編集および描画ツールの進化によって編集ワークフローが改善されています。

3D での新機能の詳細については、「Scene Viewer の新機能」のブログ記事をご参照ください。

アプリの構成

  • ArcGIS Experience Builder で 3 つの新しいウィジェットが使用できるようになりました。 方向付き画像ビューアー ウィジェットを使用すると、独自の角度 (斜め、道路側など) から取得した画像や 360 度画像を表示できます。 処理テンプレート ウィジェットを使用すると、ラスター関数の定義済みチェーンをイメージ レイヤーに適用できます。 フロー行ウィジェットは、ページ上の 1 つの連続した行にコンテンツを整理するのに使用できるレイアウト コンテナーです。 その他の機能拡張としては、マップ レイヤー ウィジェットですべてのレイヤーのオン/オフを切り替える新しいツール、マップ ウィジェットで 2D マップのズーム縮尺範囲を制限する機能のサポート、テーブル ウィジェットで添付ファイルを表示する機能のサポートなどがあります。 詳細については、「Experience Builder の新機能」をご参照ください。
  • ArcGIS Instant Apps には、いくつかの更新が含まれています。 ホーム ページの更新には、ユーザー インターフェイスの強化が含まれています。 地図帳では、[マップ レイヤー] パネルのデザインがいくつか更新されました。 詳細については、「Instant Apps の新機能」をご参照ください。

コンテンツ管理

Notebooks

空間解析

  • ModelBuilder (ベータ版) で、グループ、ArcGIS 組織、パブリックへの解析モデル アイテムの共有がサポートされるようになりました。
  • 自分が所有するか自分と共有されているモデル アイテムをコピーして、[名前を付けて保存] を使用して新しい解析モデル アイテムを作成できるようになりました。
  • レイヤーへの情報付加移動エリアの生成ModelBuilder (ベータ版) でサポートされるようになりました。
  • ツール ウィンドウから解析ツールを実行するときに、サブタイプ グループ レイヤーのサブタイプ サブレイヤーがサポートされるようになりました。 サブタイプ サブレイヤーは、ModelBuilder (ベータ版) の入力としてはまだサポートされていません。

    解析でサポートされているデータの詳細

  • 新しいクロス集計ラスター解析ツールは、2 つのデータセット間のクロス集計をして、結果をテーブルとして出力します。
  • 新しいゾーンのジオメトリをテーブルに出力ラスター解析ツールは、データセット内の各ゾーンのジオメトリ計測値を計算し、結果をテーブルとして出力します。
  • 一部の ArcGIS Living Atlas of the World イメージ レイヤーをラスター解析用に最適化できるようになりました。 現時点では、Landsat Level-2、Sentinel-1 RTC、NAIP イメージ レイヤーがサポートされています。 この機能は現在ベータ版であり、デフォルトでオフになっています。