多くのレイヤーでは、複数のフィーチャが重なっているために、マップ上の重要なフィーチャを表示および操作することが困難になっていることがあります。 たとえば、ある地域で発生した山火事のレイヤーで、深刻な火災が複数の小さな火災によってマップ上で覆い隠されている場合があります。
この問題は、フィーチャ レイヤーのフィーチャの表示順序を設定することで解決できます。 これにより、データ内の指定フィールドを使用して、フィーチャ レイヤー内で重なっているフィーチャのマップ上での描画順序を制御できます。 たとえば、それぞれの山火事の封じ込めのレベルを (パーセンテージとして) 表すフィールドを選択し、複数の火災がマップ上で重なっている場合に、封じ込めのレベルが低い火災を高い火災の上に表示することができます。
Map Viewer でフィーチャ レイヤーのフィーチャの表示順序を設定するには、次の手順を実行します。
- サイン インしていることを確認します。変更を保存する場合は、コンテンツを作成、更新、削除する権限を持っていることを確認します。
注意:
マップの探索やレイヤーの構成など、さまざまな操作をサイン インせずに行えます。 作業内容を保存するには、マップを作成する前にサイン インします。 - Map Viewer で、レイヤーを含むマップを開くか、直接レイヤーを追加します。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーにある [レイヤー] をクリックします ([レイヤー] ウィンドウがまだ開いていない場合)。
- [レイヤー] ウィンドウで、レイヤーをクリックして選択します。
- [プロパティ] ウィンドウで、[フィーチャの表示順序] をクリックします。
- [ソート順] ドロップダウン メニューからフィールドを選択します。
数値フィールドまたは日付フィールドを選択して、フィールドの数値または日付値に基づいて表示順序を設定できます。 または、[値の順にフィーチャを表示] 切り替えボタンがオンの状態で、固有値カテゴリまたは主要カテゴリを表示するようレイヤーがスタイル設定されている場合は、[スタイルの順序] を選択し、[スタイル オプション] ウィンドウおよびマップの凡例に表示されるカテゴリの順序を使用してフィーチャを表示できます。
数値フィールド、日付フィールド、またはスタイル フィールドを選択しない場合、レイヤー内のフィーチャはデフォルト データ順に表示されます。
- 必要に応じて、数値フィールドまたは日付フィールドを選択した場合は並べ替えの切り替えボタン ( または ) をクリックして、フィーチャの上から下への描画順序を逆転します。
たとえば、数値フィールドを選択して が表示されている場合、数値の低いフィーチャが値の高いフィーチャの上に描画されます。 日付フィールドを選択して が表示されている場合、日付の古いフィーチャが日付の新しいフィーチャの上に表示されます。 [並べ替え] をクリックして、この順序を逆転することができます。
- [コンテンツ] ツールバーにある [保存して開く] をクリックし、[保存] をクリックしてマップの変更内容を保存します。