GTFS

ArcGIS Velocity の GTFS フィード タイプは、指定された URL に HTTP または HTTPS リクエストを送信することで、GTFS リアルタイム データを定期的にポーリングします。 GTFS リアルタイムの仕様の詳細については、GTFS リアルタイム ドキュメントの「GTFS リアルタイムの概要」をご参照ください。

ArcGIS Velocity は、プロトコル バッファー (protobuf) または JSON 形式で次の GTFS リアルタイム データ フィードをサポートしています。

  • 車両位置
  • 移動の更新
  • サービス アラート

交通アナリストは、交通機関からデータを取り込んで、移動の更新、アラート、車両位置を受信します。

使用上の注意

GTFS フィードを操作する際は、次の点に留意してください。

  • GTFS エンドポイントにはインターネット上で外部からアクセスできなければなりません。
  • このフィードは、構成ウィザードの [フィードのポーリング間隔] ステップで定義されている頻度で GTFS エンドポイントをポーリングしてデータを読み込みます。
  • ポーリング間隔が設定されている場合、ポーリングは、フィードの開始時刻とは関係なく、規則的な時間間隔で発生します。 たとえば、5 分おきにデータをポーリングするようにフィードが設定されている場合に、フィードが 8:03 AM に開始すると、初回のデータ リクエストは 8:05 AM に発生し、次は 8:10 AM に発生し、以降も同じ間隔で発生します。

パラメーター

下表に、GTFS フィード タイプ パラメーターを示します。

パラメーター説明データ タイプ

URL

外部からアクセス可能な GTFS エンドポイントの完全 URL。

String

GTFS タイプ

フィードが受信する情報のタイプを指定します。 次のようなオプションがあります。

  • [車両位置] - 位置や渋滞レベルなどの車両に関する情報
  • [移動の更新] - 遅延、キャンセル、変更されたルートに関する情報
  • [サービス アラート] - ステーション、ルート、ネットワーク全体に影響する停止、移動、予期しないイベントに関する情報

String

HTTP ヘッダー

GTFS URL エンドポイントに使用するヘッダーを指定します。

String

その他のログ

必要に応じて、未処理の HTTP リクエストと Velocity が発行した応答のログ出力を有効にします。

注意:

このパラメーターは、トラブルシューティングの目的でのみ有効にし、トラブルシューティングが完了したら無効にする必要があります。 有効にした後は、フィードを開始すると、デバッグ レベルのログがフィード ログ ページで使用できるようになります。 必要に応じて、トラブルシューティングについて Esri テクニカル サポートにお問い合わせください。

Boolean

検討事項および制限事項

GTFS フィード タイプの検討事項と制限事項を以下に示します。

  • GTFS フィードにはインターネット上で外部からアクセスできなければなりません。
  • GTFS フィードは、protobuf (バイナリ) または JSON 形式でなければなりません。