ここでは、データの取り込み時に ArcGIS Velocity で発生する可能性がある一般的な解析の問題と、推奨される解決策を示します。 以下で対処されない問題が発生した場合は、Esri コミュニティを確認し、Esri テクニカル サポートにお問い合わせください。
注意:
Velocity アプリへのアクセス、サイン イン、またはアイテムの作成および開始に関連する問題および解決策については、「トラブルシューティング」をご参照ください。
データ サンプリング
データの問題
一般的なフィードの動作
データ サンプリング
データの問題
フィードまたはデータ ソースに定義されているスキーマが受信データと一致していてデータに外部からアクセス可能であることを確認してください。 以下を考えてみます。
- フィードまたはデータ ソースの構成で取得されたサンプルには、考えられるすべての属性が含まれていますか?
- 受信データと一致しないサンプルを提供しましたか?
- フィードまたはソースが構成された後でデータの形式が変わりましたか?
- ジオメトリが正しく構成されていますか?
- 定義されている接続プロパティで現在でも外部システムまたはリソースにインターネットを介してアクセスできますか?
Velocity が現在でも外部システムまたはリソース (ブローカー、Web サイト、クラウド IoT リソースなど) に接続できることを確認します。 フィードまたはデータ ソースを編集し、データをリサンプリングしてみることで、構成プロセスで接続を検証します。 既存のソースをトラブルシューティングするよりも新しいフィードまたはソースを作成した方が短時間で済む場合があります。 スキーマが変更された場合、フィードまたはデータ ソースを使用する解析出力に影響が生じることがあり、これらを再作成する必要も生じます。
データを定期的にポーリングするフィードに問題がある場合、ポーリング スケジュールの頻度を検討してください。 ポーリングは、フィードの開始時刻とは関係なく、規則的な時間間隔で発生します。 たとえば、5 分おきにデータをポーリングするようにフィードが設定されている場合に、フィードが 8:03 AM に開始すると、初回のデータ リクエストは 8:05 AM に発生し、次は 8:10 AM に発生し、以降も同じ間隔で発生します。 まれにしか変化しないデータの場合、10 秒または 30 秒のポーリング間隔でフィードをテストしてデータが正常に読み込まれたことを確認してから、フィードのポーリング間隔を適宜更新することをお勧めします。
一般的なフィードの動作
サブスクリプションの上限を超えている可能性があります。 ArcGIS Velocity の Standard および Advanced ライセンス レベルでは、受信データの全体的なフィード速度が制限されます。 個々のフィードや全体的なフィードの速度がライセンス レベルの制限を超えた場合、フィードが停止することがあります。 詳細については、「ライセンス」をご参照ください。