Velocity の HAAS Alert フィード タイプは、HAAS Alert の Safety Cloud に接続して、リアルタイムの車両位置および車道ハザード データを受信し、安全性と状況認識を向上させます。 Safety Cloud は、デジタル アラート テクノロジーを使用するクラウドベースのソリューションであり、緊急車両や道路脇の作業者の存在に関する電子通知を、ナビゲーション アプリケーションと車載インフォテインメント システムを利用する運転者に直接、送信します。
例
フィードの使用例を次に示します:
- HAAS Alert の車両データを使用して、緊急車両のリアルタイムの位置を監視することで、緊急対応のトラッキングと調整、および関心のあるパターンの検出が可能になります。
- HAAS Alert のハザード データを使用して、道路閉鎖状況を解析し、緊急車両の最適ルートを提案することで、渋滞したエリアを避けることができます。
- HAAS Alert のハザード データをユーザーのオペレーション センターで使用して、ユーザーのエリア内のアラートと車線閉鎖をトラッキングおよび監視することができます。
- 長期にわたって HAAS Alert データを格納して、車両移動の傾向に関するビッグ データ解析を実行できます。
使用上の注意
フィードを操作する際には、以下の点に注意してください:
- このフィードは、HAAS Alert の Safety Cloud から直接データを受信します。
- HAAS Alert からのリアルタイム データの受信を開始するには、[API キー] パラメーターの値が必要です。 API キーは、お使いの Safety Cloud アカウントで取得できます。
- Velocity は、データ タイプ用のデータ スキーマを自動的に処理します。 スキーマは HAAS Alert が提供するデータに基づいて事前に定義されているため、新しいフィールドの追加はサポートされていません。
- Velocity は、[位置]、[日時]、[トラッキング] パラメーターを含め、車両とアラート ポイント ハザードに関するすべてのキー フィールド パラメーターを自動的に処理します。
- Velocity は、[位置]、ほとんどの [日時]、[トラッキング] パラメーターを含め、アラート位置ハザードに関するキー フィールド パラメーターを自動的に処理します。 [日時] セクションの [終了時間] パラメーターは、デフォルトで default_expiry に設定され、オプションで None または end_time に設定できます。
- Velocity は、[位置]、ほとんどの [日時]、[トラッキング] パラメーターを含め、車線閉鎖ハザードに関するキー フィールド パラメーターを自動的に処理します。 [日時] セクションの [終了時間] パラメーターは、デフォルトで default_expiry に設定され、オプションで None に設定できます。
パラメーター
フィードには、次のパラメーターがあります:
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
---|---|---|
API キー (必須) | HAAS Alert API の認証に使用する API キー。 Safety Cloud から API キーを取得する方法の詳細については、上記の「使用上の注意」をご参照ください。 | String |
データ タイプ (必須) | HAAS Alert API から受信するデータ タイプ。 次のようなオプションがあります。
| String |
ハザード タイプ (条件) | HAAS Alert API から受信するハザードのタイプ。 次のようなオプションがあります。
| String |
検討事項および制限事項
フィードを使用する際には、以下の点を検討してください:
- HAAS Alert フィードでは、車両またはハザードのいずれか一方のみを取り込むことができ、両方を同時に取り込むことはできません。 車両といずれかのハザード タイプのデータを取り込む場合は、それぞれ個別のフィードを作成する必要があります。 複数のハザード タイプのデータを取り込む場合は、タイプごとにデータ スキーマとジオメトリー タイプが異なるため、それぞれ個別のフィードを作成する必要があります。
- [車両]、[アラート ポイント]、[アラート位置] はポイント フィーチャです。
- [車線閉鎖] はポリライン フィーチャです。