ArcGIS Velocity のフィーチャ レイヤー (アーカイブ) ソース タイプは、フィーチャ レイヤー アーカイブにエクスポートされたフィーチャを読み込みます。
例
以下は、フィーチャ レイヤー (アーカイブ) ソース タイプの使用例です。
- 履歴データを解析用に取り込むため、別のユーザーがデータ保持エクスポート方針が有効になっているフィーチャ レイヤーを選択します。
- 都市計画部門は、5 年分の履歴交通量データを解析するためのデータ保持とエクスポートの計画を備えたフィーチャ レイヤーを選択します。 これにより、渋滞パターンを特定し、データに基づいて道路インフラストラクチャを改善するための意思決定を行うことができます。
使用上の注意
フィーチャ レイヤー (アーカイブ) ソース タイプを操作する際には、以下の点に注意してください。
- 関連するフィーチャ レイヤー アーカイブがあるフィーチャ レイヤーを選択する際、自分のコンテンツまたは組織のコンテンツを参照するときに、利用可能なコンテンツをフィルターできます。 次の方法で、さらにフィルターできます。
- 特定の日付に変更されたコンテンツ
- 特定の日付に作成されたコンテンツ
- 特定のタグを含むコンテンツ
- フィーチャ レイヤー アーカイブには、関連するアクティブなフィーチャ レイヤーからエクスポートされて削除されたフィーチャだけが含まれています。 アクティブなフィーチャを含むデータ全体に対して解析を実行するには、ビッグ データ解析でフィーチャ レイヤー ソース タイプとフィーチャ レイヤー アーカイブ ソース タイプの両方を構成し、他のツールを追加する前に、[マージ] ツールを使用して 2 つのデータ ソースをビッグ データ解析にマージします。 リアルタイム解析では、フィーチャ レイヤー アーカイブをソースとして取り込むことができます。
- データがアーカイブにエクスポートされると、そのフィーチャの開始時間 (START_TIME) および終了時間 (END_TIME) を表す追加の日付フィールドが作成されます。 これらの値は元のフィールド内の日付と時間の値が複製されたものであり、必要に応じて削除できます。
- ソースの接続プロパティを構成したら、入力データを構成して、スキーマとキー プロパティを定義します。
パラメーター
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
---|---|---|
Item ID | 関連アーカイブがあるフィーチャ レイヤーのアイテム ID。 | String |
検討事項および制限事項
フィーチャ レイヤー (アーカイブ) ソース タイプを使用する際は、以下の点に注意してください。
- Velocity によって生成されたフィーチャ レイヤー、具体的には、データ保持方針にアーカイブへの古いデータのエクスポートが含まれているフィーチャ レイヤーのみがサポートされます。
- フィーチャ レイヤー アーカイブから読み込むようにデータ ソースを構成する際、サンプリングに制限があり、サンプリングされたフィーチャに 1858-10-13T08:08:37Z などの間違った日時の値が表示されることがあります。 この問題は値のサンプリングでのみ発生し、データの正常な取り込みには影響がありません。 この問題には今後のリリースで対処する予定です。