ArcGIS Velocity の ADS-B Exchange フィード タイプは、ADS-B Exchange API に接続して、リアルタイムのライブ グローバル フライト データを返します。
例
フィードの使用例を次に示します:
- 法執行機関は、計画されたイベント中に ADS-B Exchange フィードを使用して、定義されたゾーンに入るまたは予期しない動作を示す航空機をハイライト表示します。 この情報をコンテキストの他のリアルタイム データ ソースと組み合わせて、リアルタイムの意思決定を支援できます。
- 地域計画機関は、ADS-B Exchange フィード データを使用して、実際のフライト パス データを取得し、環境解析を支援します。 アナリストは、航空機の高度および周波数と近傍コミュニティーの関係を調べて、騒音曝露の可能性と環境への影響を評価できます。
使用上の注意
フィードを操作する際には、以下の点に注意してください:
- ADS-B Exchange フィードは、構成ウィザードの [フィードのポーリング間隔] ステップで定義されたレートで、指定の ADS-B Exchange API URL にリクエストを送信します。 最小のフィード ポーリング間隔は 10 秒です。
- このフィードは、不要なフィールドの削除およびフィールド名の調整に対応しています。 hex フィールドは TRACK_ID として、now フィールドは START_TIME として自動的に構成されます。 スキーマは ADS-B Exchange が提供するデータに基づいて事前に定義されているため、新しいフィールドの追加はサポートされていません。
- このフィードは、ライブ データを返すようにしか構成できません。 Velocity では、ライブ航空機イベントをフィルターするために [国]、[地域]、[区画]、[カスタム フィルター] という 4 つのオプションを使用できます。
- [国] フィルター オプションを使用する場合は、サポート対象国の全リストを参照します。
- [区画] フィルター オプションを使用する場合は、サポート対象区画 (州または地方) の全リストを参照します。
- [カスタム フィルター] フィルター オプションを使用する場合は、次の点に注意してください:
- 航空機イベントは、構成可能な論理式に基づいてフィルターされます。
- 論理式を構築する際、サポートされる演算子と入力の許容値は選択したフィールドによって決まります。
- 複数の論理式を使用する場合は、AND または OR の [論理演算子] の値を選択する必要があります。 論理演算子によって、複数の論理式の評価方法が決まります。 AND という値は、すべての論理式が true と評価した航空機イベントを返します。 OR という値は、少なくとも 1 つの論理式が true と評価した航空機イベントを返します。
- 最大 10 個の論理式を使用して、航空機イベントをフィルターできます。
- Velocity サブスクリプション ライセンス レベルには、フィードによって取り込むことができるデータ量に制限があります。 フィードがライセンス レベルの取り込み制限を超えた場合、ログにメッセージが書き込まれ、制限に達したことをユーザーに通知する電子メールが送信されます。 データの取り込みが制限を超えた状態が 1 時間以上継続すると、フィードは停止されます。 必要に応じて、Esri の担当者、または Esri テクニカル サポート と連携して、ワークフローをサポートする Velocity ライセンス レベルを検討してください。 ライセンス レベルは以下のとおりです。
- Standard - 25 KB/秒 (約 100 イベント/秒) でデータを取り込んで処理します。
- Advanced - 250 KB/秒 (約 1,000 イベント/秒) でデータを取り込んで処理します。
- Dedicated - 2,500 KB/秒 (約 10,000 イベント/秒) でデータを取り込んで処理します。
パラメーター
フィードには、次のパラメーターがあります:
| パラメーター | 説明 | データ タイプ |
|---|---|---|
| API キー (必須) | ADS-B Exchange API での認証に必要な API キー。 | String |
| フィルターのタイプ (必須) | 次のオプションに基づいてライブ航空機イベントをフィルターします:
| String |
| 論理式 (オプション) | このパラメーターは、[フィルター タイプ] パラメーターが [カスタム フィルター] オプションに設定されている場合に利用可能になります。 航空機イベントは、構成可能な論理式に基づいてフィルターされます。 | String |
| 論理演算子 (オプション) | このパラメーターは、[フィルター タイプ] パラメーターが [カスタム フィルター] オプションに設定されていて、複数の論理式が指定されている場合に利用可能になります。 [論理演算子] パラメーターによって、複数の論理式の評価方法が決まります。 論理演算子の詳細については、上の「使用上の注意」セクションをご参照ください。 | String |
| その他のログ (オプション) | Velocity が ADS-B Exchange API へ発行した未処理のリクエストと応答のログ出力をオンにするかどうかを指定します。 注意:このパラメーターは、トラブルシューティングの目的でのみオンにし、トラブルシューティングが完了したらオフにします。 オンにした後は、フィードを開始すると、デバッグ レベルのログがフィード ログ ページで使用できるようになります。 必要に応じて、トラブルシューティングについて Esri テクニカル サポート にお問い合わせください。 | Boolean |
検討事項および制限事項
フィードを使用する際には、以下の点を検討してください:
- このフィード タイプを使用するには、ADS-B Exchange サブスクリプションおよび API キーが必要です。
- ADS-B Exchange フィード タイプの最小ポーリング間隔は 10 秒です。
- 論理式を作成するときに、nav_modes、lastPosition、mlat、tisb、acas_ra、geometries フィードは使用できません。