ArcGIS Velocity の Verizon Connect Reveal フィード タイプでは、Verizon Connect Reveal からの GPS プッシュ サービス メッセージの受信に使用できる、組み込みの HTTP エンドポイントが作成されます。 Verizon Connect Reveal の詳細については、「Verizon Connect Reveal」ドキュメントをご参照ください。
例
以下は、Verizon Connect Reveal フィードの使用例です。
- ある運送会社では、Verizon Connect Reveal を使用して複数の車両の追跡を行っています。 GPS プッシュ サービスのデータを Velocity に収集し、車両や運転手の行動についてリアルタイムに状況を把握しています。
- ある公共事業部門では、Verizon Connect Reveal を使用して、部門に所属する車両を追跡しています。 この情報を格納し、毎週末にビッグ データ解析を実行して、走行距離計の値に基づいてメンテナンスが必要な車両を示すレポートを生成しています。
使用上の注意
Verizon Connect Reveal フィードを操作する際は、次の点に留意してください。
- ArcGIS Velocity で Verizon Connect Reveal フィードが初めて開始されたら、別のブラウザー タブでフィード ログをチェックして、フィード ログ メッセージに含まれる [Subscribe URL] の値を参照し、サブスクリプションを確認する必要があります。 これは、サブスクリプションが有効であることを確認するための要件です。
- Verizon Connect Reveal フィードは、Verizon が定義した GPS プッシュ サービス スキーマを含むイベントのみを処理します。
- Verizon Connect Reveal フィードは、キー フィールドの構成、不要なフィールドの削除、およびフィールド名の調整に対応しています。 データ タイプの変更や新しいフィールドの追加は、Verizon が要求する GPS プッシュ サービス スキーマが変更できないため、サポートされていません。
- このフィードが作成されると、[HTTP エンドポイントのパス] パラメーターの URL がフィード詳細ページに表示されます。 この URL は、Verizon Connect Reveal からプッシュされるデータに使用します。
- フィードの接続パラメーターを設定した後で、「入力データの構成」を参照して、スキーマとキー パラメーターの定義方法について確認してください。
- Verizon Connect Reveal の日時情報は、updateUTC フィールドに文字列として格納されます。 Verizon Connect Reveal フィードを構成するとき、[キー フィールドの識別] ページで updateUTC フィールドを [開始時間] に設定する必要があります。このとき、日付形式は Other (string)、日付の書式設定文字列は yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ss'Z' にします。
パラメーター
以下は、Verizon Connect Reveal フィードのパラメーターです。
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
---|---|---|
HTTP エンドポイントのパス | Verizon Connect Reveal が GPS プッシュ サービス メッセージを送信するときに使用する完全な URL。 このパラメーターは、フィードが公開された後で Velocity によって生成および設定されます。 | String |
ユーザー名 | ユーザー名は、フィードで作成された HTTP エンドポイントのセキュリティ保護に使用されます。 | String |
パスワード | パスワードは、フィードで作成された HTTP エンドポイントのセキュリティ保護に使用されます。 | String |
検討事項および制限事項
Verizon Customer Support は、フィードにデータをプッシュする際に、HTTP エンドポイントの URL とともにユーザー名とパスワードを使用します。 ユーザー名またはパスワードを入力できない場合は、新しい認証情報を作成して Verizon Customer Support に提供する必要があります。