ストリーム レイヤー フィードは ArcGIS Online ストリーム レイヤーからフィーチャを受信します。
例
ストリーム レイヤー フィードが便利なシナリオの例を次に示します。
- ArcGIS Velocity のリアルタイム解析からのストリーム レイヤー出力を参照するフィードを構成します。
- ArcGIS GeoEvent Server から公開されたパブリックにアクセス可能なストリーム サービスをストリーム レイヤー アイテムとして ArcGIS Online に追加し、そのストリーム レイヤーを参照するフィードを構成します。
使用上の注意
ストリーム レイヤー フィードを操作する際は、次の点に留意してください。
- このフィードはストリーム レイヤーのストリーム サービスに接続して、ストリーム サービスによってブロードキャストされたフィーチャを読み込みます。
- ArcGIS Enterprise のストリーム レイヤーを読み込むには、ストリーム サービスの URL を ArcGIS Online アイテムとして追加します。
- ストリーム レイヤー アイテムを参照して選択する際、ArcGIS Online のフォルダー、お気に入り、グループ、組織、またはすべてによるフィルター処理を実行します。 さらに、更新日、作成日、タグによるフィルター処理を実行できます。
フィーチャ レイヤーの接続パラメーターを設定した後で、「入力データの構成」を参照して、スキーマとキー フィールドの定義方法について確認してください。
パラメーター
下表に、フィーチャ レイヤーの接続パラメーターを示します。
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
---|---|---|
Where 句 | where 句は、ストリーム レイヤーから受信したフィーチャのフィルター処理に使用される SQL に似ています。 ストリーム レイヤーでサポートされている操作は次のとおりです。
詳細については、「where フィルター」をご参照ください。 | String |
出力フィールド | Velocity に読み込まれるストリーム レイヤーのフィールドのカンマ区切りリスト。 フィールドが指定されていない場合、すべてのフィールドが読み込まれます。 例を以下に示します。 OBJECTID,device_id,timestamp,horizontal_accuracy,latitude,longitude | String |
出力データの空間参照 | 空間参照の Well-known ID (WKID) を指定します。 Velocity は、このパラメーターによって定義されている空間参照内のストリーム レイヤーからデータを読み込みます (例: 4326)。 | String |
範囲 | ストリーム サービスによってブロードキャストされる受信データ用の範囲フィルターを指定します。 このパラメーターは、処理しない対象地域外のデータが大量に存在する場合に重要です。 ジオメトリは、EsriJSON エンベロープ ジオメトリ タイプである必要があります。 例を以下に示します。
| String |
制限と考慮事項
ストリーム レイヤーが ArcGIS Online のストリーム サービスを参照する場合、そのサービスがセキュリティによって保護されていてはなりません。