GeoJSON は、さまざまな地理データ構造をエンコードするための形式です。 ArcGIS Velocity では、さまざまなソースから GeoJSON 形式の観測データを取り込むことができます。
GeoJSON は次のタイプのフィードとデータ ソースのデータ形式としてサポートされています。
- フィード - Azure Event Hub、Azure Service Bus、AWS IoT、HTTP ポーラー、HTTP 受信機、Kafka、WebSocket、RabbitMQ、MQTT
- データ ソース - Azure Blob ストレージ、Amazon S3、HTTP ポーラー
サポートされている GeoJSON
Velocity は IETF RFC 7946 プロトコルに準拠した GeoJSON をサポートしています。 Velocity は、FeatureCollection オブジェクトおよび個々のフィーチャ オブジェクトとして表現された GeoJSON を取り込むことができます。
検討事項および制限事項
Velocity で GeoJSON データを使って作業する場合、以下で説明する検討事項と制限事項に注意してください。
GeoJSON フィーチャ プロパティが一貫していなければならない
GeoJSON 形式では、属性データはプロパティ オブジェクト内で名前と値のペアによって表されます。 プロパティの値は NULL、値、または JSON オブジェクトでなければなりません。 フィーチャのプロパティに値がない場合、そのプロパティを省略するのではなく、NULL として表す必要があります。
GeoJSON ファイルのサイズ
ベスト プラクティスとして、Velocity で使用する GeoJSON 形式のファイルのサイズは、1 ファイルあたり 100 MB 未満に制限する必要があります。 データ量が多い場合、ファイルを小さなファイル (1 ファイルあたり 100 MB 未満) に分割します。