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Snowflake レコードの使用

Snowflake テーブルのレコードを ArcGIS Data Pipelines への入力として使用します。

使用上の注意

Snowflake を操作する場合、以下に注意してください。

  • Snowflake のデータセットを使用するには、まずデータ ストア アイテムを作成する必要があります。 Data Pipelines がデータを読み取れるように、データ ストア アイテムは認証情報と接続情報を安全に保存します。 データ ストアを作成するには、下記の「Snowflake への接続」セクションの手順を実行します。
  • 構成したデータ ストア アイテムを変更するには、[データ ストア アイテム] パラメーターを使用して、現在選択されているアイテムを削除し、次のいずれかのオプションを選択します。
    • [データ ストアの追加] - 新しいデータ ストア アイテムを作成します。
    • [アイテムの選択] - コンテンツを参照して、既存のデータ ストア アイテムを選択します。
  • [テーブル] パラメーターを使用して、使用するデータセットを指定します。 テーブル名では大文字と小文字が区別されます。 たとえば、テーブルに MyTable という名前が付いている場合、大文字と小文字を正確に区別して指定する必要があります。
  • 入力データセットの読み取りパフォーマンスを向上させるには、以下の方法を検討してください。
    • [キャッシュの使用] パラメーターを使用して、データセットのコピーを格納します。 キャッシュされたコピーは、エディターで開いている少なくとも 1 つのブラウザー タブが接続されている間だけ保持されます。 これで、処理中にデータによりすばやくアクセスできるようになる場合があります。 ソース データがキャッシュされた後に更新された場合は、このパラメーターをオフにして、ツールをプレビューするか、再実行してください。
    • 入力データセットを構成した後で、処理されるデータの量を制限する次のツールを構成します。

Snowflake への接続

Snowflake に格納されているデータを使用するには、次の手順を実行して、Data Pipelines エディターでデータ ストア アイテムを作成します。

  1. Data Pipelines エディターのツールバーで [入力] をクリックして [Snowflake] を選択します。

    [データ ストア接続の選択] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [新しいデータ ストアを追加] を選択します。
  3. [次へ] をクリックします。

    [データ ストアへの接続の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. Snowflake アカウントのサーバー URL を指定します。 サーバー URL で https:// を指定した場合、検証に失敗する可能性があることに注意してください。
    例: my_account.snowflakecomputing.com
  5. 次のいずれかの認証タイプを選択します:
    • [キー ペア] - ユーザー名を入力し、Snowflake ユーザー アカウントに構成されたキー ファイル (.p8) を指定します。
    • [ユーザー] - Snowflake ユーザー アカウントのユーザー名とパスワードを指定します。
  6. 暗号化されたキー ファイルを前の手順で指定した場合、[パスコード] パラメーターを使用してファイルのパス コードを指定します。
  7. [データベース] パラメーターに、接続先のデータセットを含むデータベースの名前を指定します。
  8. [スキーマ] パラメーターに、データベースに使用するスキーマの名前を指定します。
  9. [ウェアハウス] パラメーターに、接続用に計算リソースを提供するウェアハウスの名前を指定します。
  10. [ロール] パラメーターに、接続の権限セットを定義するロールの名前を指定します。

    ロールには、少なくとも読み取り元となるテーブルを含むスキーマに対する USAGE 権限と CREATE STAGE 権限が必要です。

  11. [次へ] をクリックします。

    アイテム詳細ページが表示されます。

  12. 新しいデータ ストア アイテムのタイトルを指定します。

    このタイトルはコンテンツに表示されます。 また、アイテムを特定のフォルダーに保存して、アイテム タグまたはサマリーを入力することもできます。

  13. [接続の作成] をクリックして、データ ストア アイテムを作成します。

    [データセットの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。

  14. データ パイプラインで入力データセットとして使用するテーブルの名前を指定します。
  15. [追加] をクリックします。

    Snowflake エレメントがキャンバスに追加されます。

制限事項

既知の制限事項は以下のとおりです。

  • 多要素認証 (MFA) が有効なユーザー アカウントは Data Pipelines で使用できません。
  • キーペアとユーザーのみが、Data Pipelines での Snowflake への接続でサポートされている認証タイプです。
  • データ ストア アイテムを使用して外部データ ソースに接続するには、そのデータ ストア アイテムの所有者である必要があります。 データ ストア アイテムはプライベートであり、共有できません。

ライセンス要件

次のライセンスと構成が必要です。

  • Creator または Professional ユーザー タイプ
  • 公開者、ファシリテーター、管理者ロール、またはそれと同等のカスタム ロール

Data Pipelines の要件の詳細については、要件をご参照ください。