Cisco Edge Intelligence

ArcGIS Velocity の Cisco Edge Intelligence フィード タイプは、Cisco システムが MQTT プロトコルを介してメッセージを公開している場合に、Cisco Kinetic Edge & Fog Processing Module (EFM) からイベントを受信できます。

Cisco Edge Intelligence、Cisco Kinetic Edge、および Fog Processing Module の詳細については、Cisco Kinetic EFM のドキュメントをご参照ください。

以下は、Cisco Edge Intelligence フィードの使用例です。

  • データ アナリストが、Cisco Kinetic EFM ブローカーからセンサー データを取り込みたいと考えています。
  • 交通局が、Cisco Kinetic EFM を実行している道路沿いのゲートウェイによって収集された IoT センサー情報を使用するように ArcGIS Velocity でフィードを設定します。

使用上の注意

Cisco Edge Intelligence フィードを操作する際には、以下の点に注意してください。

  • Cisco Kinetic EFM の接続プロパティは Cisco Kinetic アプリから取得できます。
  • フィードの接続プロパティを設定した後で、「入力データの構成」を参照して、スキーマとキー プロパティの定義方法について確認してください。

パラメーター

以下は、Cisco Edge Intelligence フィードのパラメーターです。

パラメーター説明データ タイプ

ホスト

Kinetic EFM ブローカーのホスト名。

SSL 接続の場合、接頭辞 ssl:// を付けます。

非 SSL 接続の場合、接頭辞 tcp:// を付けます。

String

ポート

Kinetic EFM ブローカーのポート。

Integer

ユーザー名

ベーシック認証用のユーザー名。

String

パスワード

ベーシック認証用のパスワード。

パスワード

クライアント ID

Cisco ブローカーに接続するために Velocity が使用するクライアント ID。

注意:

多くのブローカーは、接続されている各クライアントに固有のクライアント ID を必要とします。 他のフィードやアプリで指定されているものと同じクライアント ID を再利用しないことをお勧めします。

String

トピック

イベント メッセージがストリーミングされるトピック。

String

サービス品質レベル

特定のメッセージの配信の保証を定義するサービス品質 (QoS) レベルを指定します。

  • [0] - 多くても 1 回。 メッセージは 1 回送信され、クライアントとブローカーは配信確認のためのステップを実行しません (配信確認なし)。
  • [1] - 少なくとも 1 回。 確認が受信されるまで、メッセージは送信側によって複数回再試行されます (配信確認あり)。
  • [2] - 1 回だけ。 送信側と受信側は 2 レベルのハンドシェイクを行って、メッセージのコピーが 1 つだけ受信されるようにします (確実な配信)。

Integer

検討事項および制限事項

インターネット上で外部から Cisco Kinetic EFM のホストにアクセスできなければなりません。