ユーティリティ サービスの構成

デフォルトの管理者および正しい権限を持つ管理者は、各種ユーティリティ サービスを使用して印刷、ジオコード、ルート検索を実行するように Web サイトを構成できます。

  1. デフォルトの管理者またはユーティリティ サービスを管理するための管理権限を持つカスタム ロールとしてサイン インしていることを確認します。
  2. サイトの上部にある [組織] をクリックして、[設定] タブをクリックします。
  3. ページの左側にある [ユーティリティ サービス] をクリックします。
  4. 以下のユーティリティ サービスのうちのいずれかを構成します。
ヒント:

構成したサービスをデフォルトのロケーターにリセットするには、URL を削除して [保存] をクリックします。 ページを更新すると、デフォルト URL が表示されます。

印刷

印刷サービスを使用すると、Map Viewer[印刷] ボタンから、および Web AppBuilderArcGIS Configurable Apps で作成されたアプリの印刷ウィジェットから、マップを印刷したりプレビューすることができます。 アプリは、印刷ウィジェット内の印刷サービスを使用して、その印刷サービスで利用できるレイアウトを使って印刷可能なドキュメントを作成します。 組織の Map Viewer にアクセスできる組織内および組織外のすべてのユーザーは、Map Viewer[印刷] ボタンを使用して、サービスの印刷レイアウト テンプレートにアクセスできます。 レイアウトは、組織サイトの印刷サービスで提供されている内容に基づいており、レイアウトに配置されている動的なテキストが含まれています。 管理者は、レイアウト テンプレートを作成、更新、削除して、操作性をさらにカスタマイズすることができます。

印刷サービスは、ArcGIS Server 10.1 以降からサポートされています。 非同期の印刷サービスはサポートされていません。 外部印刷サービスがセキュリティ保護されている場合、はじめに、印刷サービスへのアクセスに必要な認証情報を格納している ArcGIS Online で、セキュリティ保護されたサービス アイテムを作成する必要があります。 次に、セキュリティ保護されたサービス アイテムが提供するサービス URL をカスタム印刷サービスとして構成することができます。 印刷サービスは、内部サービスの場合もあれば、外部サービスの場合もあります。 内部の印刷サービスは、Map Viewer またはアプリが内部印刷サービスにアクセスできる場合に、印刷のみで機能します。 Web 層認証で保護されたレイヤーを印刷するには、Web 層認証を処理できるよう構成されたカスタム印刷サービスを使用する必要があります。

  1. [印刷] セクションで、同期印刷サービスの URL (例: https://webadaptorhost.domain.com/webadaptorname/rest/services/Utilities/PrintTools/GPServer/Export%20Web%20Map%20Task) を入力して、[保存] をクリックします。

    印刷サービスの Export Web Map タスクの REST URL を指定する必要があります。 非同期の印刷サービスはサポートされていません。

    メモ:

    組織サイトと同じ方法で印刷サービスが利用できる必要があります。 たとえば、組織サイトが HTTPS のみで利用できる場合、印刷サービスも HTTPS を使用してアクセスする必要があります。

    指定した REST URL が正しいことが確認されると、印刷サービスが提供する最初のレイアウト テンプレートが表示されます (凡例が利用できる場合は、凡例を印刷するオプションも表示されます)。 組織サイトに複数の印刷レイアウトが設定されている場合、Map Viewer[印刷] ボタンには、さまざまな印刷レイアウトのドロップダウン リストが含まれます。 テンプレートを作成、編集、または削除して、Map Viewer でマップを印刷するための操作をさらにカスタマイズすることができます。 これらの変更は、組織サイトの設定として保存されます。これらは、印刷サービスには保存されません。

  2. レイアウト テンプレートは、次の方法で管理できます。
    • 新しいレイアウトを作成するには、[印刷テンプレートの作成] をクリックして、最大 50 文字の長さの名前と最大 120 文字の長さの説明を入力します。 文字「<」および「>」は除外されます。 形式 (画像 (PNG32) または PDF) および (印刷サービスが提供する) レイアウトを選択し、サービスに凡例が含まれている場合は、凡例を印刷するチェックボックスをオンにします。 [作成] および [保存] をクリックして、新しいレイアウトを保存します。
    • テンプレートの情報を表示するには、テンプレートの横にある情報ボタン 情報 をクリックします。
    • 既存のテンプレートを編集するには、テンプレートの横にある編集ボタン 編集 をクリックし、更新します。 [更新] をクリックして変更内容を確認し、[保存] をクリックします。
    • 既存のテンプレートを削除するには、テンプレートの横にある削除ボタン 削除 をクリックします。
    • 印刷サービスで現在提供されているレイアウトを含むようにテンプレート リストを更新するには、[更新] をクリックします。
    • デフォルトのMap Viewerの印刷操作が必要な場合は、すべてのレイアウト テンプレートを削除して、[保存] をクリックします。 テンプレート リストに [マップのみ] が表示されます。

GeoEnrichment

GeoEnrichment サービスは、場所およびエリアに関する情報を取得する機能を提供します。 カスタム ジオエンリッチメント サービスが提供するコンテンツには、ArcGIS Business Analyst Enterprise データまたは ArcGIS Enterprise 配置のフェデレーション サーバーに公開されたカスタム データセットを含めることができます。

セキュリティで保護されたカスタム GeoEnrichment サービスを使用するには、組織サイトにサービスをアイテムとして追加して、サービスへのアクセスに必要な ArcGIS Enterprise の認証情報を保存する必要があります。 GeoEnrichment サービスは、フェデレートされた ArcGIS Server 10.7 サイト以降からサポートされています。

  1. デフォルト管理者ロールのメンバーとして組織サイトにサイン インするか、コンテンツの作成とユーティリティ サービスの管理を実行する権限のあるカスタム管理者ロールのメンバーとして組織サイトにサイン インします。
  2. コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブから [アイテムの追加] をクリックし、[URL から] をクリックします。
  3. [Web からアイテムを追加] ウィンドウが表示されたら、[タイプ] に[ArcGIS Server Web サービス] を選択し、カスタム GeoEnrichment サービスの URL を指定します。 たとえば、「https://gisserver.domain.com/arcgis/rest/services/World/GeoEnrichmentServer」と入力します。
  4. 認証情報チャレンジが表示されます。 次のオプションの中から 1 つを選択します。
    • [サービスのアイテムと一緒に認証情報を保存しません。 認証のプロンプトが毎回表示されます。] - このオプションを選択した場合、GeoEnrichment の機能は制限される可能性があります。
    • 認証情報を入力し、[サービスのアイテムと一緒に認証情報を保存します。 認証のプロンプトは表示されません。] - GeoEnrichment サービスを使用するすべての人が、入力した認証情報を使用してアクセスされるアカウントを使用します。
  5. タイトルを入力します。
  6. 組織がコンテンツのカテゴリを設定している場合、[カテゴリの割り当て] をクリックして、最大 20 のカテゴリを選択して、アイテムの検索に役立てることができます。 また、[カテゴリのフィルター処理] ボックスを使用して、カテゴリのリストを絞り込むこともできます。
  7. アイテムを説明するタグを入力します。 語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。 入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。
  8. [アイテムの追加] をクリックします。
  9. GeoEnrichment サービスのアイテムの詳細ページが開いたら、アイテムを組織で共有します。
  10. また、GeoEnrichment サービスのアイテムの詳細ページで、[URL] を選択して [コピー] をクリックします。
  11. [組織] > [設定] > [ユーティリティ サービス] の順にクリックします。
  12. 編集ボタンをクリックします。 [ジオエンリッチメント] の下の編集ボタンをクリックし、URL を貼り付けます。
  13. [保存] をクリックします。

ジオコーディング

ロケーターは、マップ上の住所や場所の検索および特定に使用されます。 ArcGIS Online は、指定された住所または地名を検索 (ジオサーチ) およびマッピングできる ArcGIS World Geocoding Service を使用するように構成されています。 適切な権限を持つメンバーは、ArcGIS World Geocoding Service を使用して、住所が格納された CSV ファイルでホスト フィーチャ レイヤーを公開するなど、大量の住所を一度にジオコーディング (バッチ ジオコーディング) することもできます。

組織のメンバーがアクセスできるロケーターを指定できます。 ロケーターを追加するには、ユーザー独自のロケーターの URL を参照するか、組織の既存のロケーター ビューをポイントします。

メモ:
  • ArcGIS World Geocoding Service に加えて 1 つ以上のロケーター ビューを指定した場合は、位置を検索するときにいくつもの一致候補が表示されることがあります。 公開およびジオサーチの操作が最適に実施されるようにするには、組織向けにロケーターを構成するときに適宜、バッチ ジオコーディングとジオサーチを構成します。
  • バッチ ジオコーディング (ホスト フィーチャ レイヤーとしての CSV または Excel ファイルの公開を含む) に ArcGIS World Geocoding Service またはこのロケーターのビューを使用すると、クレジットが消費されます。 ジオサーチにロケーターを使用しても、クレジットは消費されません。

独自のロケーターの構成要件に関する詳細

ロケーターを追加するには、次の手順に従います。

  1. [ジオコーディング] セクションで、[追加] をクリックし、次のいずれかを実行します。
    • [URL から] を選択し、ロケーターの URL を入力します (例: https://webadaptorhost.domain.com/webadaptorname/rest/services/World/GeocodeServer)。
    • [既存のロケーターから] を選択し、必要なロケーター アイテムを選択します。 組織または一般ユーザーと共有されているロケーターのみを選択できます。
      メモ:

      匿名ユーザーは、一般ユーザーと共有されているロケーター ビューにのみアクセスできます。 組織で共有されているロケーター ビューには、組織のメンバーのみがアクセスできます。 匿名ユーザーは、組織のみで共有されているロケーターを使用してアプリでジオサーチを実行できません。

  2. [ロケーター名] に、サイトのロケーターのドロップダウン メニューに表示する名前を入力します (例: Map Viewer)。
    ヒント:

    ロケーターにはわかりやすい名前を付けてください (たとえば、「レストランのロケーター」)。

  3. [プレースホルダー テキスト] に、サイトの入力ボックスに表示されるヒントを入力します。
    ヒント:

    ヒントをできるだけわかりやすくします (たとえば、「レストラン名を入力してください」)。

  4. ジオサーチやバッチ ジオコーディングを許可するには該当するチェックボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
  5. このプロセスを繰り返して、その他のロケーターを追加します。
  6. ロケーターは、次の方法で管理できます。
    • 既存のロケーターを編集するには、ロケーターの横にある [その他のオプション] ボタン その他のオプション をクリックして、[編集] をクリックします。 更新を行って、[保存] をクリックします。
    • 既存のロケーターを削除するには、ロケーターの横にある [その他のオプション] ボタン その他のオプション をクリックして、[削除] をクリックします。
    • サイトでジオサーチ ドロップダウン リストに表示されるロケーターの順序を並べ替えるには、ロケーターを適切な位置に、上または下にドラッグします。
ヒント:

今後、組織がロケーター アイテムを削除する必要がある場合は、削除する前に、リストからそのアイテムを削除する必要があります。

ルート案内とルート検索

ルート サービスは、Map Viewerでルート案内を取得するときに使用されます。 ルート サービスは、ArcGIS Server 10.0 以降からサポートされています。 セキュリティで保護された内部ルート サービスはサポートされていません。 組織サイトでは、移動モードを構成して、ルート サービスを利用するアプリが使用する交通手段のモードをモデル化することもできます。 移動モードには、歩行者、車、トラック、その他の交通手段が道路をどのように移動するかが定義されています。 移動モードは、一般的なトラックをモデル化する場合には汎用であり、はしご車や救助車をモデル化する場合にはより限定的になります。

  1. [ルート案内とルート検索] セクションの [ルート サービス] の下で、ルート サービスの URL (たとえば、https://gisserver.domain.com/arcgis/rest/services/World/Route/NAServer/Route_World) を入力します。
  2. 移動モードを構成してルート サービスを使用するには、[移動モード] の下で [移動モードの作成] をクリックして、さまざまな移動オプションを構成します。 移動モードの構成方法については、「移動モード」をご参照ください。