デフォルトの管理者ロールおよび適切な管理者権限を持つカスタム ロールのメンバーは、組織のアイテムに影響する以下の設定を制御できます。
- 組織の各アイテムのアイテム ページにあるコメント セクションを有効にします。
- アイテムのメタデータの保存を許可し、組織が使用するデフォルト メタデータのスタイルを構成します。
- 階層型のカテゴリを作成し、体系的で一元化された方法でアイテムの整理を容易にします。
- アイテムの検索で、同義語 (ベータ版) を利用します。
- 組織から完全に削除される前に復元できるよう削除されたアイテムを 14 日間保持する一時的な場所 (ゴミ箱) を有効化または無効化します。
以下の手順を実行して、組織のアイテム設定を構成します。
- デフォルトの管理者ロールまたは組織の Web サイトを管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。
- サイトの上部にある [組織] をクリックして、[設定] タブをクリックします。
- ページの横にある [アイテム] をクリックします。
- 以下のアイテム設定のうちのいずれかを構成します。
- コメント
- メタデータ
- 組織のカテゴリ
注意:
組織のカテゴリを構成するには、組織の Web サイトを管理する権限に加えて、カテゴリを管理するための管理権限を持つロールのメンバーである必要があります。
- ゴミ箱
- 関連語句を使用して検索 (ベータ版)
コメント
組織内のアイテムに対するコメントを表示および許可するには、[組織内のアイテムに対するコメントを表示および許可] 切り替えボタンをオンにします。 この切り替えボタンをオフにした場合、コメントは追加できず、組織が所有するアイテムに対するコメントを表示できません。
メタデータ
[組織用のメタデータの有効化] 切り替えボタンをオンにすると、組織のメタデータを有効化して、ドロップダウン リストからスタイル (FGDC CSDGM Metadata、INSPIRE Metadata Directive、ISO 19139 Metadata Implementation Specification GML3.2、ISO 19139 Metadata Implementation Specification、North American Profile of ISO19115 2003、ISO 19115-3 XML スキーマ実装) を選択できます。
デフォルトでは、メタデータは新しいメタデータ エディターで開かれますが、古いエディター (メタデータ エディター クラシック) を開くこともできます。
スタイルは、メタデータの表示方法およびメタデータの作成に利用可能なフィールドを制御します。 メタデータを有効化することで、組織サイトのメンバーは、組み込みメタデータ エディターを使用して、アイテムに規格準拠のメタデータを追加することができます。 このメタデータが追加されると、アイテムにアクセスできるユーザーは、組織サイトに構成されているスタイルでメタデータを表示することができます。
組織のカテゴリ
[カテゴリの構成] をクリックして、コンテンツを整理するための階層型のカテゴリを定義します。 組織のカテゴリの設定を選択した場合、独自のカスタム カテゴリを作成したり、開始点として ArcGIS の標準カテゴリ セット (ArcGIS Living Atlas of the World で表示されます)、ISO (International Organization for Standardization) または INSPIRE を使用することができます。 カテゴリを構成したら、メンバーが検索や参照時により簡単に必要なコンテンツを検索できるように、カテゴリを使用して組織内のアイテムを整理できます。
注意:
[カテゴリの構成] をクリックすると、カテゴリの追加、削除、名前変更、順序変更をいつでも実行できます。 編集内容は、これまで分類したすべてのアイテムに適用されます。
ゴミ箱
自分および組織の他のメンバーがアイテムを削除した場合、ほとんどのタイプのアイテムは、ゴミ箱と呼ばれる一時的保管場所に置くことができます。 これにより、ユーザーやメンバーは誤って削除されたアイテムを復元することができます。 14 日後、ゴミ箱内のアイテムは自動的に削除されます。
コンテンツを作成する権限がある各メンバーがゴミ箱 を所有します。 管理者は、自身が所有するゴミ箱を含め、ゴミ箱の内容にアクセスすることができます。 管理者は、組織のゴミ箱内にあるすべてのアイテムのコンテンツを管理したり、個々のメンバーのゴミ箱を管理することができます。
新しい組織では、ゴミ箱はデフォルトで有効になっています。 組織がゴミ箱を利用しない場合、または有効にした既存の組織のゴミ箱を使用しない場合は、組織のゴミ箱を無効にすることができます。 ただし、ゴミ箱が有効になっていないと、削除したアイテムはすべて即座に組織から削除され、復元することはできません。
ゴミ箱を無効化するには、次の手順に従います。
- [ゴミ箱を利用解除] をクリックして、ゴミ箱の無効化による影響についてのメッセージを確認します。
- Esri ユーザー エクスペリエンスの向上プログラムに参加している場合は、ゴミ箱を無効化する理由を入力します。
- 操作を確定するチェックボックスをオンにして [利用解除] をクリックします。
後からゴミ箱を使用する場合は、このセクションに戻り、組織でゴミ箱を使用することを選択できます。
関連語句を使用して検索 (ベータ版)
切り替えボタンをオンにすると、同義語および関連語句に基づいた結果が表示されます。 現時点では、このベータ版の設定は、デフォルト言語が英語に設定されている組織のみが使用できます。