組織サイトにメンバーを招待または追加した後は、メンバーのアカウントを管理できます。 メンバーのプロフィールとアカウント設定の変更、クレジット使用制限の管理、パスワードのリセット、多要素認証の無効化、Esri アクセスの有効化、メンバー アカウントの無効化、およびメンバーの削除を実行できます。 メンバーの管理には、ロールまたはユーザー タイプの変更、部門や場所などの特性によるメンバーの分類も含まれます。 メンバー コンテンツの管理の詳細については、「コンテンツの管理」をご参照ください。
メンバーを管理する際に実行可能なアクションは、組織での権限によって決まります。
ヒント:
フィルターと並べ替えオプションを使用すると、管理する必要のあるメンバーを簡単に見つけることができます。 たとえば、同じユーザー タイプ、ロール、グループ メンバーシップが割り当てられたメンバーのユーザー タイプを変更する場合は、リストにフィルターを適用して、一連の条件を満たしたメンバーだけを表示できます。 割り当てられたライセンス、最後にログインした日時、ログイン タイプなどを基準にフィルターを適用することもできます。
プロフィールの変更
適切な権限を持っている場合は、メンバーのプロフィールと設定 (プロフィール写真、自己紹介、プロフィール表示設定、言語、電子メール アドレスなど) を変更できます。
- 組織サイトにサイン インしていることと、メンバー アカウント情報を更新する権限を持っていることを確認します。
- サイトの上部にある [組織] をクリックして、[メンバー] タブをクリックします。
- 名前またはユーザー名でメンバーを検索し、フィルターを適用してメンバー リストを絞り込みます。 必要に応じて、名前や最終ログイン日などでリストを並べ替えます。
- プロフィールを変更するメンバーの [その他のオプション] ボタン をクリックし、[プロフィールの表示] をクリックします。
- メンバーのプロフィール ページで、プロフィール写真、メンバー名、自己紹介、プロフィール表示設定のいずれかを更新します。
- メンバーの電子メール アドレス、開始ページ、言語、単位などの設定を編集するには、[<メンバー名> の設定の表示] をクリックして設定を変更します。
電子メール アドレスの変更
メンバーのプロフィールが変更されたか、メンバーのパスワードがリセットされた場合、ArcGIS Online から、自動的に電子メール通知がメンバーに送信されます。 ArcGIS Online にすべてのメンバーの正しい電子メール アドレスが設定されていることを常に確認する必要があります。 メンバーの電子メール アドレスは、メンバーの設定ページ、および組織ページの [メンバー] タブで確認することができます。 デフォルトの管理者は、必要に応じてメンバーの電子メール アドレスを変更することができます。
[メンバー] タブでメンバーの電子メール アドレスを編集するには、次の手順に従います。
- デフォルトの管理者として組織サイトにサイン インしていることを確認します。
- サイトの上部にある [組織] をクリックして、[メンバー] タブをクリックします。
- 名前またはユーザー名でメンバーを検索し、フィルターを適用してメンバー リストを絞り込みます。 必要に応じて、名前や最終ログイン日などでリストを並べ替えます。
- 電子メール アドレスを変更するメンバーの [その他のオプション] ボタン をクリックし、[電子メール アドレスの編集] をクリックします。
- メンバーの新しい電子メール アドレスを入力して確認し、[保存] をクリックします。
メンバーの分類
メンバー カテゴリを管理する権限を持つメンバーまたは管理者は、組織内のメンバーを部門、場所、専門知識などの特性に応じて整理するための階層カテゴリを設定できます。 カテゴリを設定したら、メンバー情報を更新する権限を持つメンバーは、組織内のメンバーを分類できます。 これにより、自分および組織内の他のメンバーが、メンバー カテゴリでメンバーのリストをフィルタリングして特定のメンバーを見つけることができるようになります。 メンバーに割り当てられているカテゴリは、設定ページに表示され、このメンバー、およびメンバーを表示する権限を持つメンバーによって表示することができます。
カテゴリの設定
メンバー カテゴリは、組織ページの [メンバー] タブで構成できます。
- メンバー カテゴリを管理する権限を持つメンバーとして組織にサイン インしていることを確認します。
- サイトの上部にある [組織] をクリックします。
- [メンバー] タブをクリックします。
- [カテゴリ] で [メンバー カテゴリの設定] をクリックします。
ヒント:
一部のメンバー カテゴリがすでに構成されている場合は、[カテゴリの構成] をクリックして、必要に応じてカテゴリを追加、名前変更、削除、または順序変更することができます。
- テキスト ボックスにカテゴリの名前を入力して (最大 100 文字)、[保存] をクリックします。
- 必要に応じて、[カテゴリを追加] をクリックし、名前を入力して [保存] をクリックすると、サブカテゴリが作成されます。
- 上記の手順を繰り返して、その他の上位レベルのカテゴリとサブカテゴリを作成します。
- 次のいずれかを実行して、カテゴリにその他の変更を加えます。
- [カテゴリの編集] をクリックし、別の名前を入力して [保存] をクリックすると、カテゴリまたはサブカテゴリの名前が変更されます。
- 削除するカテゴリまたはサブカテゴリの横にある [カテゴリの削除] をクリックします。
- カテゴリまたはサブカテゴリの横にある [並べ替え] をクリックして、階層の新しい位置にドラッグします。
- カテゴリの設定が完了したら、[メンバー カテゴリの構成] ウィンドウを閉じます。
作成したカテゴリを組織内のメンバーに割り当てることができるようになりました。
注意:
カテゴリの階層は、最大 3 レベルまで作成できます。また、カテゴリとサブカテゴリは、合計で最大 200 個作成できます。 効率化のために、メンバーにカテゴリを割り当てる前に、包括的で完全なカテゴリの階層と命名体系を作成することをお勧めします。メンバーへのカテゴリの割り当て
メンバー カテゴリを構成したら、メンバー情報を更新する権限を持つメンバーは、組織ページの [メンバー] タブで、組織内のメンバーを分類できます。 また、招待プロセス中に 1 人以上のメンバーにメンバー カテゴリを割り当てたり、組織に加入するために追加または招待された新しいメンバーに自動的に一連のデフォルトのメンバー カテゴリを割り当てたりすることもできます。
組織ページの [メンバー] タブでメンバー カテゴリを割り当てるには、次の手順に従います。
- メンバー情報を更新する権限を持つメンバーとして組織にサイン インしていることを確認します。
- サイトの上部にある [組織] をクリックします。
- [メンバー] タブをクリックします。
- 必要に応じて、フィルター、並べ替えオプション、検索機能を使用して、1 人以上の分類するメンバーを探します。
- 1 人以上のメンバーを選択して、[分類] をクリックします。
- 次のいずれかを実行します。
- ボックスをオンにして、カテゴリとサブカテゴリを選択し、選択したメンバーを一括して割り当てます。
注意:
サブカテゴリを選択すると、階層の上位にある関連するすべてのカテゴリとサブカテゴリが自動的に選択されます。
- ボックスをオフにすると、選択したメンバーが特定のカテゴリまたはサブカテゴリからすべて削除されます。
注意:
カテゴリおよびサブカテゴリの選択を解除すると、次のようになります。
- カテゴリまたはサブカテゴリの選択を解除すると、関連するすべてのサブカテゴリの選択も自動的に解除されます。
- カテゴリまたはサブカテゴリの選択を解除するとき、同じレベルにある他のサブカテゴリが選択されていない場合は、その上位のカテゴリと下位のサブカテゴリの選択も解除されます。
- メンバー カードの [カテゴリの割り当て] をクリックし、1 つ以上のカテゴリを選択して、各メンバーを分類します。
最大 20 のカテゴリを各メンバーに割り当てることができます。 また、[カテゴリのフィルター] ボックスを使用して、オプションを絞り込むこともできます。
- メンバー カードのカテゴリの横にある削除ボタンをクリックすると、各メンバーに対するカテゴリの割り当てが削除されます。
- ボックスをオンにして、カテゴリとサブカテゴリを選択し、選択したメンバーを一括して割り当てます。
- カテゴリの割り当てが完了したら、[完了] をクリックします。
メンバーが指定したカテゴリに整理されます。 メンバーは、割り当てられたカテゴリを設定ページで確認できます。 メンバーを表示する権限を持つメンバーと管理者は、メンバーの設定ページでそのメンバーに割り当てられているカテゴリを確認したり、[メンバー] タブの [カテゴリ] フィルターを使用して特定のメンバーを見つけたりすることもできます。
クレジット量の管理
管理者は、クレジット使用制限を設けることで、一部またはすべての組織メンバーに柔軟にクレジット量を割り当てることができます。 このオプションは、組織のクレジット使用制限が構成されている場合にのみ使用できます。 クレジット使用制限は、ジオエンリッチメントや空間解析などのトランザクションベースのサービスおよびツールに適用されます。
- デフォルトの管理者またはクレジットの設定を管理するための管理権限を持つカスタム ロールとしてサイン インしていることを確認します。
- サイトの上部にある [組織] をクリックして、[メンバー] タブをクリックします。
- 名前またはユーザー名でメンバーを検索し、フィルターを適用してメンバー リストを絞り込みます。 必要に応じて、名前や最終ログイン日などでリストを並べ替えます。
- クレジットを割り当てるメンバーを選択し、[クレジットの管理] をクリックします。
- クレジットの数を割り当てるか、制限なしを設定するかを選択して、[保存] をクリックします。
ユーザー タイプの変更
ユーザー タイプにより、メンバーが利用できる権限とアプリが決まります。 割り当てが完了したら、適切な権限を持つメンバーがユーザー タイプを変更できます。
- 組織サイトにサイン インしており、メンバーのロールの変更、ライセンスの管理、メンバーのアカウント情報の更新を実行する管理権限があることを確認します。
- サイトの上部にある [組織] をクリックして、[メンバー] タブをクリックします。
- 名前またはユーザー名でメンバーを検索し、フィルターを適用してメンバー リストを絞り込みます。 必要に応じて、名前や最終ログイン日などでリストを並べ替えます。
- 次のいずれかを実行します。
- 1 人のメンバーのユーザー タイプを変更するには、そのメンバーの [その他のオプション] ボタン をクリックし、[ユーザー タイプの管理] をクリックします。
- 複数のメンバーのユーザー タイプを一度に変更するには、各メンバーの名前の横にあるチェックボックスをオンにします。 メンバー リストの上部で、[ユーザー タイプの管理] をクリックします。
ヒント:
一度に最大で 100 人のメンバーを選択できます。 選択したセットは、複数のページにわたって、組織内のすべてのメンバーを検索およびフィルタリングする間も維持されます。 必要に応じて、最初の検索またはフィルターを変更した後に、[選択されたメンバー] ドロップダウン メニューをクリックし、選択内容を確認および修正します。
- 表示されるウィンドウで、ユーザー タイプを選択し、(必要に応じて) ロールを選択して [保存] をクリックします。
注意:
メンバーが該当要件を満たしている場合は、ユーザー タイプを機能の少ないものに変更できます。 たとえば、次の条件を満たしている場合、メンバーを Creator から Viewer に変更できます。
- メンバーがコンテンツまたはグループを所有していない。
- メンバーに、新しいユーザー タイプと互換性のないアドオン ライセンスが割り当てられていない。
- メンバーが、共有更新グループに属していない。
メンバー ロールの変更
ロールは、メンバーに割り当てられた権限のセットを定義します。 割り当てられると、管理者およびメンバー ロールの変更権限を持ったユーザーはロールを変更できます。 ロールを割り当てる場合、そのロールは、メンバーに割り当てられているユーザー タイプと互換性がある必要があります。
- 組織サイトにサイン インしていることと、メンバー ロールを変更する権限を持っていることを確認します。
注意:
メンバーに割り当てられているロールをデフォルトの管理者ロールに、またはデフォルトの管理者ロールから変更する場合は、デフォルトの管理者ロールとしてサイン インする必要があります。
- サイトの上部にある [組織] をクリックして、[メンバー] タブをクリックします。
- 名前またはユーザー名でメンバーを検索し、フィルターを適用してメンバー リストを絞り込みます。 必要に応じて、名前や最終ログイン日などでリストを並べ替えます。
- 1 人のロールを変更するには、[ロール] ドロップダウン矢印をクリックし、新しいロールを選択します。
- 複数のメンバーのロールを一度に変更するには、次の手順に従います。
- ロールを変更する各メンバーの名前の横にあるチェックボックスをオンにします。
ヒント:
一度に最大で 100 人のメンバーを選択できます。 選択したセットは、複数のページにわたって、組織内のすべてのメンバーを検索およびフィルタリングする間も維持されます。 必要に応じて、最初の検索またはフィルターを変更した後に、[選択されたメンバー] ドロップダウン メニューをクリックし、選択内容を確認および修正します。
- メンバー リストの上部で、[ユーザー タイプの管理] をクリックします。
- 表示されるウィンドウで、(必要に応じて) ロールを検索して選択します。
注意:
選択したメンバーに割り当てられているすべてのユーザー タイプと互換性のあるロールのみが表示されます。
- [保存] をクリックします。
- ロールを変更する各メンバーの名前の横にあるチェックボックスをオンにします。
パスワードのリセット
メンバー アカウント情報を更新する権限を持つ組織サイトのメンバーは、メンバーのパスワードをリセットできます。 システムから、一時的なパスワードを記載した電子メールがメンバーに送信されます。 一時パスワードを使ってメンバーが正常にサイン インすると、その一時パスワードを変更するよう求めるメッセージが表示されます。 パスワードをリセットするときにメンバーがサイン インしている場合、メンバーは直ちにサイン アウトされます。
注意:
組織固有の (SAML および OpenID Connect) ログイン用のパスワードはリセットできません。
- 組織サイトにサイン インしていることと、メンバー アカウント情報を更新する権限を持っていることを確認します。
- サイトの上部にある [組織] をクリックして、[メンバー] タブをクリックします。
- 名前またはユーザー名でメンバーを検索し、フィルターを適用してメンバー リストを絞り込みます。 必要に応じて、名前や最終ログイン日などでリストを並べ替えます。
- パスワードをリセットするメンバーの [その他のオプション] ボタン をクリックし、[パスワードのリセット] をクリックします。
メンバーに一時パスワードが電子メールで届きます。 メンバーがサイン インするとすぐに、その一時パスワードを変更するよう求めるメッセージが表示されます。
多要素認証の無効化
管理者は ArcGIS アカウントの多要素認証を無効にすることができます。このオプションは、組織サイトが多要素認証を使用するように構成されていて、メンバーが各自のプロフィール ページで多要素認証を有効にしている場合にのみ表示されます。
- 組織のセキュリティ設定を管理するには、組織にサイン インしており、管理者権限を持っていることを確認します。
- サイトの上部にある [組織] をクリックして、[メンバー] タブをクリックします。
- 名前またはユーザー名でメンバーを検索し、フィルターを適用してメンバー リストを絞り込みます。 必要に応じて、名前や最終ログイン日などでリストを並べ替えます。
- 2 段階認証を無効にするメンバーの [その他のオプション] ボタン をクリックし、[2 段階認証の無効化] をクリックします。
Esri アクセスの有効化
管理者は、メンバー アカウントの Esri アクセスを有効化/無効化できます。
Esri アクセスが有効化されているメンバーは、My Esri の使用、トレーニング コースの受講、Esri Community への参加、ArcGIS ブログへのコメントの追加、Esri からの電子メール連絡の管理を実行できます。 メンバーは、これらの Esri リソースへの自分のアクセスを有効/無効にすることができません。
注意:
メンバーのフルネーム、ユーザー名、および電子メール アドレスは Esri に提供されます。Esri から電子メールで連絡させていただくか、メンバー資料を送信させていただく場合があります。
次の手順は、組織ページの [メンバー] タブで、個々のメンバーの Esri アクセスを有効化または無効化する方法を示しています。 また、招待プロセス中に 1 人以上のメンバーに対して Esri アクセスを有効にしたり、組織に加入するために追加または招待された新しいメンバーに対してデフォルトで Esri アクセスを有効にするように組織を構成したりすることもできます。
- 組織サイトの管理者としてサイン インしていることを確認します。
- サイトの上部にある [組織] をクリックして、[メンバー] タブをクリックします。
- 名前またはユーザー名でメンバーを検索し、フィルターを適用してメンバー リストを絞り込みます。 必要に応じて、名前や最終ログイン日などでリストを並べ替えます。
- アクセスを有効にするメンバーの [その他のオプション] ボタン をクリックし、[Esri アクセスの有効化] をクリックし、[OK] をクリックします。
- メンバーの Esri アクセスを無効にするには、[その他のオプション] ボタン をクリックし、[Esri アクセスの無効化] をクリックし、[OK] をクリックします。
メンバー アカウント (複数) の無効化
組織サイトの管理者または適切な権限を持つユーザーは、組織サイトでメンバーを無効にすることができます。
メンバー アカウントを無効化すると、そのメンバーは組織サイトのリソースを利用できなくなります。 この操作は、そのメンバーのアイテムを別のメンバーに移動している間、役立ちます。 アカウントが無効化されたメンバーは、組織サイトへのサイン イン、組織サイトのリソースの利用、コンテンツの作成、またはサイトの管理を実行できません。 無効化されたユーザーは、まだメンバーであり、組織サイトのユーザー数に加えられます。 無効化されたアカウントでは、Esri アクセスも自動的に無効になります。
メンバーがコンテンツまたはグループを所有している場合は、メンバー アカウントを削除するときに、そのメンバーのコンテンツとグループを別のメンバーに移動する必要があります。
個々のメンバー アカウントを無効にすることも、メンバーの選択セット (一度に 100 まで) で無効にすることもできます。
- 組織サイトにサイン インしていること、およびメンバー アカウントを無効化する権限を持っていることを確認します。
- サイトの上部にある [組織] をクリックして、[メンバー] タブをクリックします。
- 名前またはユーザー名でメンバーを検索し、フィルターを適用してメンバー リストを絞り込みます。 必要に応じて、名前や最終ログイン日などでリストを並べ替えます。
- アカウントを無効化する各メンバーの名前の横にあるチェックボックスをオンにします。 メンバー リストの上部で、[その他] メニューをクリックし、[メンバー アカウントの無効化] (または複数のメンバーを選択する場合は [メンバー アカウント (複数) の無効化]) をクリックします。
選択したメンバー アカウントが 1 回でも組織にサイン インしたことがある場合にのみ、メンバーを無効にすることができます。
ヒント:
一度に最大で 100 人のメンバーを選択できます。 選択したセットは、複数のページにわたって、組織内のすべてのメンバーを検索およびフィルタリングする間も維持されます。 必要に応じて、最初の検索またはフィルターを変更した後に、[選択されたメンバー] ドロップダウン メニューをクリックし、選択内容を確認および修正します。
- 無効になった 1 つ以上のメンバー アカウントを有効にするには、メンバーを選択し、メンバー リストの上部の [その他] メニューをクリックして [メンバー アカウント (複数) の有効化] を選択します。
メンバーの削除
組織サイトの管理者または適切な管理権限を持つユーザーは、アカウントを組織サイトから削除したいときにメンバーを削除することができます。 他の管理者を削除できるのは、デフォルト管理者ロールのメンバーのみです。
コンテンツとグループを所有する 1 人のメンバーを削除する場合は、そのメンバーのコンテンツとグループを別のメンバーに移動するか、コンテンツとグループを削除する必要があります。 メンバーを一括で削除する場合、コンテンツを移動または削除できます。 メンバーを一括で削除する場合は、グループを移動することはできません。グループは削除されます。 メンバーにライセンスが割り当てられている場合、メンバーを削除すると、ライセンスが自動的に取り消されます。 Esri や ArcGIS Pro などの一部の ArcGIS Drone2Map 製品では、ライセンスを取り消す前にユーザーが確認する必要があります。
削除されたメンバーは、以前所有していた組織サイトのアカウントや、コンテンツやグループにアクセスできなくなります。 匿名アクセスを禁止している場合、組織サイトにアクセスすることはできません。
Esri アクセスが有効化されている ArcGIS アカウントを持つメンバーを削除するときは、そのメンバーをシステムから完全に削除するか、削除後もそのメンバーの Esri アカウントを保持することができます。 削除したメンバーの Esri アクセスを保持する場合、そのメンバーのアカウントを My Esri や Esri Community などの Esri Web リソースで引き続き利用できます。 さらに、このオプションを使用すると、そのメンバーの ArcGIS 組織アカウントが個人向けプランのアカウントに変換されますが、そのメンバーは、組織に関連するようになったコンテンツやグループにアクセスできなくなります。
組織固有の (SAML および OpenID Connect) ログイン アカウントを持つ削除済みメンバーは、組織にアクセスできなくなります。Esri アクセスが有効化されていた場合は、Esri Web リソースにアクセスできなくなります。 削除されたメンバーは、ログインを使用して、組織固有の情報システムにサイン インできます。
- 組織サイトにサイン インしていること、およびメンバーを削除する権限を持っていることを確認します。
- サイトの上部にある [組織] をクリックして、[メンバー] タブをクリックします。
- 名前またはユーザー名でメンバーを検索し、フィルターを適用してメンバー リストを絞り込みます。 必要に応じて、名前や最終ログイン日などでリストを並べ替えます。
- メンバーに割り当てられている ArcGIS Pro などのアドオン アプリのライセンスがチェック インされていることを確認します。
メンバーを削除すると、これらのアプリ ライセンスは自動的に取り消されます。 これらのライセンスがチェック アウトされたままの場合、そのメンバーを削除できなくなります。
- 組織から削除するメンバーの [その他のオプション] ボタン をクリックし、[メンバーの削除] をクリックします。 複数のメンバーを削除するには、削除する各ユーザー名の横にあるチェックボックスをオンにします。 次に、[その他] ドロップダウン メニューをクリックし、[メンバーの削除] をクリックします。
- メンバーがコンテンツまたはグループを所有している場合、アイテムの所有権を別のメンバーに移動してグループを削除するか、アイテムおよびグループを削除します。 次のいずれかを実行します。
- [コンテンツの移動] をクリックし、所有権を移動するメンバーを検索して選択します。 新しい所有者には、コンテンツとグループを所有するための権限が必要です。 必要に応じて、移動されるアイテムを検索して選択したり、それらのアイテムのフォルダーを作成したりできます。 一括で移動する場合、グループは削除されます。 [次へ] をクリックします。
ヒント:
コンテンツを一括で移動する場合、以前の所有者ごとにフォルダーを作成し、[コンテンツ フォルダー設定] でフォルダー名の接頭辞を指定します。 必要に応じて、単一のフォルダーを作成してすべてのコンテンツを移動します。
[すべてを表示] ボタン をクリックして、移動されるアイテムとグループのリストを確認できます。
1 つ以上のグループと共有されているアイテムの所有権を譲渡する場合、新しい所有者は、アイテムが共有されているすべてのグループのメンバーでなければなりません。 さらに、各グループの [コンテンツを提供できるユーザー] の設定により、新しい所有者がアイテムをグループと共有できるようにする必要があります。 たとえば、グループ所有者またはグループの管理者のみがコンテンツを提供できるグループとアイテムを共有している場合、アイテムの新しい所有者はそのグループの所有者または管理者でなければなりません。
ヒント:
レイヤーの所有権を変更すると、そのレイヤーの作成元だったファイルの所有権が変更されます。 ホスト フィーチャ レイヤーの所有者を変更した場合、それに従属するホスト レイヤーの所有権が変更されます。ただし、従属レイヤーがゴミ箱にあるホスト フィーチャ レイヤーの所有者は変更できません。 従属レイヤーを復元するか、不要な場合は従属レイヤーを削除します。
レイヤーの所有者を変更しても、そのレイヤーが使用されているマップおよびシーンの所有者は変更されません。 同様に、マップおよびシーンの所有者を変更しても、それらの内部のレイヤーの所有権は変更されず、それらのマップおよびシーンが使用されているアプリの所有者も変更されません。
- [コンテンツの削除] をクリックし、[次へ] をクリックします。
- [コンテンツの移動] をクリックし、所有権を移動するメンバーを検索して選択します。 新しい所有者には、コンテンツとグループを所有するための権限が必要です。 必要に応じて、移動されるアイテムを検索して選択したり、それらのアイテムのフォルダーを作成したりできます。 一括で移動する場合、グループは削除されます。 [次へ] をクリックします。
- メンバーの Esri アクセスが有効になっている場合は、必要に応じて [Esri アクセスを保持する] チェックボックスをオンにすることができます。
このチェックボックスをオンにした場合、そのメンバーのアカウントを My Esri や Esri Community などの Esri Web リソースで引き続き利用できます。 また、このオプションをオンにすると、そのメンバーの ArcGIS 組織アカウントが個人向けプランのアカウントに変換されます。
- 完了したら、[メンバーの削除] をクリックします。
注意:
管理者のみが他の管理者を削除できます。メンバーが組織とそのグループから削除され、コンテンツが指定したメンバーに移動されるか、削除されます。 アドオン ライセンスはすべて取り消されて、他のメンバーに割り当てることができるようになります。