組織内で各メンバーができることは、以下の相互に関連する要素の組み合わせに基づきます。
- ユーザー タイプ - 組織の管理者は、組織にメンバーを追加するときに、各メンバーにユーザー タイプを割り当てます。 ユーザー タイプは、メンバーに割り当てられるライセンスに関連しており、ユーザーがアクセス可能なアプリを制御します。 ユーザー タイプによって、ロールを通じてメンバーに割り当てることのできる権限の範囲も決まります。 たとえば、Viewer ユーザー タイプが割り当てられたメンバーは、ArcGIS Dashboards や ArcGIS Field Maps などのアプリへのアクセス権を持ちますが、デフォルトの公開者ロールや、コンテンツまたはグループを作成する権限を含むカスタム ロールに追加することはできません。
- ロール - 名前が示すように、ロールは、メンバーが組織内で実行する作業の種類を表します。 一般的な作業者タイプとしてデフォルト ロールが用意されており、これによって管理者はセット グループのメンバーが行う必要のある作業に基づいてロールをすばやく割り当てることができます。 デフォルト ロールには、変更できない権限セットが含まれています。 メンバーに割り当てられた権限に対してより詳細な制御が必要な場合、組織の管理者は、カスタム ロールを作成して、それぞれに割り当てる権限を選択できます。
- 権限 - 権限はロールに付与され、メンバーに特定の権限を付与します。 権限は、メンバーが組織でできることとできないことを制御します。 デフォルト ロールに付与された権限は変更できませんが、組織の管理者は、カスタム ロールに権限を割り当てたりカスタム ロールの権限を変更したりすることはできます。