新しいメンバーのデフォルトの構成

デフォルトの管理者および適切な権限を持つ管理者は、新しいメンバーを組織に追加または招待するときに、デフォルトで割り当てるユーザー タイプ、メンバー ロール、クレジット数、グループ、その他のメンバー プロパティを指定できます。 指定したプロパティは、新しいメンバーを追加または参加するように招待するときに、明示的に変更しない限り、自動的に新しいメンバーに割り当てられます。 特定のメンバーのメンバー プロパティを変更する必要がある場合 (たとえば、メンバーのユーザー タイプを変更したり、グループから削除する場合) はいつでも変更できます。 新しいメンバーのデフォルトは、組織に加入する新しいメンバーにのみ適用され、既存のメンバーには影響しません。つまり、新しいメンバーのデフォルトを設定または変更しても、組織の既存のメンバーに以前割り当てられたメンバー プロパティは影響を受けません。

  1. デフォルトの管理者か、セキュリティとインフラストラクチャの権限が有効になったカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。
  2. サイトの上部にある [組織] をクリックして、[設定] タブをクリックします。
  3. [新しいメンバーのデフォルト設定] をクリックします。

    このタブが表示されるのは、組織のセキュリティ設定を管理する権限が付与されている場合に限ります。

  4. 新しいメンバーのデフォルトを構成または変更します。

    次のいずれかのデフォルトを構成できます。

    注意:

    表示される新しいメンバーのデフォルトは、組織設定を管理するためにユーザーに割り当てられた権限によって異なります。

    • [ユーザー タイプ][ロール] で、いずれかの設定の編集ボタンをクリックし、ユーザー タイプを選択してからロールを選択します。 [保存] をクリックします。
      注意:

      管理者ロール、ファシリテーター ロール、または管理権限を持つカスタム ロールを、新しいメンバーのデフォルトとして指定することはできません。 これらのロールは、メンバーが組織に加入した後にメンバーに割り当てる必要があります。

    • [アドオン ライセンス][アドオン ライセンスの管理] をクリックして、新しいメンバーに自動的に割り当てるアドオン ライセンスを選択します。 ArcGIS Pro ライセンスの場合は、割り当てるエクステンションを選択します。 [保存] をクリックします。
      注意:

      デフォルトのユーザー タイプおよび選択したロールと互換性がある最大 10 のデフォルトのアドオン ライセンスのみを選択できます。 たとえば、Contributor ユーザー タイプを新しいメンバーのデフォルト設定として選択した場合、ArcGIS Drone2Map は、Creator ユーザー タイプおよび GIS Professional ユーザー タイプのみと互換性があるがあるため、デフォルトのアドオン ライセンスとして選択できません。

    • [グループ] で、[グループの管理] をクリックし、検索ボックスまたは並べ替えオプションを使用してグループを検索できます。 新しいメンバーに割り当てる 1 つまたは複数のグループを選択して、[保存] をクリックします。
      注意:

      デフォルトのユーザー タイプおよび選択したロールと互換性があるデフォルトのグループのみを選択できます。 たとえば、データ編集者ロールを新しいメンバーのデフォルト設定として選択した場合、共有更新グループをデフォルトのグループとして選択できません。これは、共有更新グループ内のメンバーシップが、コンテンツを作成、更新、および削除するための権限を持つメンバーに制限されるためです。

    • [メンバー カテゴリ] で、[メンバー カテゴリの管理] をクリックし、新しいメンバーに自動的に割り当てるメンバー カテゴリを 20 個まで選択します。
      注意:

      この設定は、組織でメンバー カテゴリが構成されている場合にのみ使用できます。

    • [クレジット] で、ドロップダウン リストを使用して [割り当て量の設定] を選択し、新しい各メンバーに提供するクレジット数を入力するか、[制限なし] を選択します (組織のクレジットの合計数と同じ数になります)。
      注意:

      この設定は、組織のクレジット使用制限が有効になっている場合にのみ使用できます。

    • [Esri アクセス][Esri アクセスの有効化] の切り替えボタンを使用して、新しいメンバーに対してこのプロパティをデフォルトで有効化/無効化します。

      Esri アクセスが有効化されているメンバーは、My Esri の使用、トレーニング コースの受講、Esri Community への参加、ArcGIS ブログへのコメントの追加、Esri からの電子メール連絡の管理を実行できます。 メンバーは、これらの Esri リソースへの自分のアクセスを有効/無効にすることができません。

    • [ユーザー名の形式] で、招待を送信せずに新しいメンバーの情報を組織に追加する際に、情報入力後に表示されるデフォルトのユーザー名の形式をカスタマイズします。 たとえば、中括弧内のテキストが変数を表す {Last name initial}_{First name}_{Organization short name} などのユーザー名の形式を指定できます。 組織のユーザー名の形式を指定するには、[編集] ボタンをクリックしてテキストを入力し、必要に応じて変数を選択します。 終了したら、[保存] をクリックします。
      注意:

      指定された変数とともにテキストまたは文字 (アンダースコアなど) を使用するには、テキスト文字を入力して Enter キーを押します。

      このカスタマイズは、組織固有の (SAML または OpenID Connect) ログインには適用されません。

設定した新しいメンバーのデフォルトが、組織に追加または招待された新しいメンバーに自動的に割り当てられます。 必要に応じて、特定のメンバーに対してこれらの設定を変更することができます。この操作は、メンバー招待プロセス中に行うか、メンバーが組織に加入した後で [メンバー] タブを使用して行います。