ステータスの表示とレポート

ArcGIS Online のサブスクリプションを利用して、組織サイトはセキュリティで保護されたクラウドベースの Esri 環境ですべての地理コンテンツを管理できます。 適切な権限がある場合は、組織ページの [ステータス] タブから、ArcGIS Online 組織サイトに関するさまざまな情報にアクセスし、詳細なレポートを生成できます。 対話形式のダッシュボードには、組織サイトのクレジット使用量、メンバーのステータスとアクティビティ、コンテンツ使用量、アプリ、グループの詳細が表示されます。 また、組織のメンバーやアイテムの詳細なレポートを作成、エクスポート、保存することもできます。

ダッシュボードの使用

ステータス ダッシュボードには、組織サイトに関する一般情報 (サブスクリプションの更新日、クレジットの残高など) のほか、対話形式の詳細な使用量情報が表示されます。 ダッシュボードは、クレジット、コンテンツ、アプリ、メンバー、グループの 5 つのセクションに分類されます。

ダッシュボードで使用可能な情報は、表示するセクションによって異なります。 チャート、テーブル、リストの多くには、それらを操作すると特定の情報が表示される、対話的なドリルダウンおよびドリルスルー機能が含まれています。 たとえば、[コンテンツ] セクションで、組織が共有しているパブリック アイテムのみに関する情報を表示することができます。 また、[クレジット] セクションから、クレジット使用量データを .csv ファイルとしてエクスポートすることもできます。

注意:

ArcGIS Online は、使用状況データを過去 2 年分のみ保存します。

ステータス ダッシュボードを使用するには、次の手順に従います。

  1. 適切な権限を持っている組織サイトにサイン インしていることを確認します。
  2. サイトの上部にある [組織] をクリックして、[ステータス] タブをクリックします。
  3. ページの上部にある [ダッシュボード] をクリックします。
  4. セクション タブ ([クレジット][コンテンツ][アプリ][メンバー][グループ]) をクリックして、必要な情報にアクセスします。

ヒント:

組織ページの [概要] タブで、サブスクリプション ID、システムのヘルス情報、サブスクリプションの更新日、フィーチャ データ ストアの情報、リージョナル データ ホスティングの場所、サブスクリプションに関するその他の情報をすばやく確認できます。 デフォルト管理者は、アクティビティ レポートを作成して、組織内のアクティビティの詳細なログを生成することもできます。

クレジット

サマリー チャートは、時間経過に伴うクレジットの使用量と種類別の使用量を表示します。 チャートを操作して、クレジットの使用量に関する詳細な情報を表示できます。 ストレージ、解析、サブスクリプション コンテンツ、公開されているコンテンツに関する詳細については、[クレジット利用状況チャート] の横にあるリンクをクリックします。 アプリ上部の時間を調整すると、期間を変更できます。 最大過去 12 か月のクレジット使用量を表示することができます。 デフォルトは 2 週間です。

ヒント:

組織ページの [概要] タブの [クレジット] カードで、組織のクレジット明細を簡易的に確認できます。

使用状況レポートを .csv ファイルとしてエクスポートするには、[使用データのエクスポート] ボタン 使用データのエクスポート をクリックします。 .csv ファイルには、組織でのストレージ使用量、解析、サブスクリプション コンテンツ、公開されているコンテンツの詳細が記載されています。 列は、選択した期間に基づいて分割されています。 日付は UNIX 形式です。

  • [ストレージ] - 選択した期間に組織サイトが ArcGIS Online に格納したフィーチャ、ファイル、タイル、シーン、ベクター タイルの平均量が表示されます。 ステータスは 1 時間おきに更新されます。 チャートの横にあるリンクをクリックすると、詳細な情報が表示されます。
    • [フィーチャ ストレージ] - 組織サイトがホスト フィーチャ サービスのストレージに使用している領域とクレジットの平均量が表示されます。 フィーチャ ストレージには、フィーチャのデータベース ストレージと (2014 年 7 月 2 日以降にホスト フィーチャ レイヤーに追加された) 添付ファイルのファイル ストレージが含まれています。 既存の添付ファイルをファイルとしてストレージするには、ホスト フィーチャ レイヤーを再公開します。 ストレージ クレジットを使用する組織のホスト フィーチャ レイヤーのリストを表示するには、[データベース ストレージ] および [アイテム詳細の表示] をクリックします。
    • [画像ストレージ] - 組織サイトがホスト イメージ レイヤーのストレージに使用している領域とクレジットの平均量と画像数が表示されます。 画像ストレージには、画像ファイルのファイル ストレージと、レイヤー タイプに応じたストレージが含まれます。
    • [ファイル ストレージ] - 組織サイトがファイルのストレージに使用している領域とクレジットの平均量が表示されます。
    • [タイル ストレージ] - 組織サイトがホスト タイル レイヤーのストレージに使用している領域とクレジットの平均量が表示されます。
    • [シーン ストレージ] - 組織サイトがホスト シーン レイヤーのストレージに使用している領域とクレジットの平均量が表示されます。
    • [ベクター タイル ストレージ] - 組織サイトがホスト ベクター タイルのストレージに使用している領域とクレジットの平均量が表示されます。
  • [解析] - 組織サイトの解析の使用量に関する情報が表示されます。 ステータスは約 10 分おきに更新されます。 チャートの横にあるリンクをクリックすると、詳細な情報が表示されます。
    • [ジオコーディング] - ホスト フィーチャ レイヤーのコンテキストで一致している住所の数が表示されます。 一致しなかった住所は、ジオコード サービスの使用量にカウントされません。
    • [到達圏] - 組織サイトで生成された到達圏 (運転時間エリアなど) の数が表示されます。
    • [最寄り施設のルート] - 最寄りの場所を検索するために、組織で生成されたルートの数が表示されます。
    • [複数車両によるルート] - ストップを複数の車両に割り当て、ストップの最適な順序を決定して各車両のルートを作成するために、組織サイトで生成されたルートの数が表示されます。
    • [ジオエンリッチメント] - ジオエンリッチメントのレポート、データ、インフォグラフィックス、または目標物検索を使用して組織サイトが使用したリクエストとクレジットの数が示されます。
    • [単純ルート] - ストップを指定した順に訪問するために、組織サイトで生成されたルートの数が表示されます。
    • [空間解析] - 組織サイトのユーザーとアプリによる空間解析タスクの使用量が示されます。
    • [画像解析] - 組織サイトのユーザーとアプリによる画像解析タスクの使用量が示されます。 ラスター解析ツールおよびシステム ラスター関数は、Operation 列にツール名と関数名が表示されます。 カスタム ラスター関数テンプレートは、Custom Raster Function として表示されます。
    • [ロケーション-アロケーション] - 組織サイトで実行されたロケーション-アロケーション サービスの使用量が示されます。 ロケーション-アロケーション サービスは、Esri がホストするデータに対して解析処理を実行するための機能のグループを開発者と ArcGIS Pro および ArcGIS Desktop ユーザーに提供します。
    • [最適ルート] - ストップを最適な順序で訪問するために、組織サイトで生成されたルートの数が表示されます。
    • [標高解析] - 組織サイトで実行された標高解析タスクの使用量が示されます。 標高解析サービスは、Esri がホストするデータに対して解析処理を実行するための機能のグループを開発者と ArcGIS Pro および ArcGIS Desktop ユーザーに提供します。
    • [フィーチャ レポート] - ArcGIS Survey123 フィーチャ レポートで印刷されたフィーチャの数が表示されます。
    • [対話型ノートブック] - Standard、Advanced、Advanced with GPU ランタイムのいずれかを使用して、組織サイトが ArcGIS Notebooks を使用した分数を表示します。
    • [スケジュール済みノートブック] - Standard、Advanced、Advanced with GPU ランタイムのいずれかを使用して、組織サイトがスケジュール済みの ArcGIS Notebooks を使用した分数を表示します。
  • [サブスクリプション コンテンツ] - チャートは、選択した期間中に組織サイトがアクセスしたサブスクリプション コンテンツに関する使用量の情報を表示します。 使用情報には、組織のリクエストの合計数およびアイテムにアクセスした各メンバーの使用情報が含まれます。 すべてのレポートには、クレジットの使用量が表示されますが、現在クレジットを消費するのは人口統計マップのみです。 その他のコンテンツは、クレジットを消費しないため、0.00 としてクレジットを表示します。 チャートの横にあるリンクをクリックすると、詳細な情報が表示されます。
    • [人口統計マップ] - Esri によって公開され、レポートで選択した期間中に組織サイトが閲覧した ArcGIS Living Atlas 人口統計マップに関する使用情報 (リクエストおよびクレジット) が表示されます。
    • [衛星画像マップ] - Esri によって公開され、レポートで選択した期間中に組織サイトが閲覧した ArcGIS Living Atlas 衛星画像マップに関する使用情報 (リクエストおよびクレジット) が表示されます。 衛星画像マップは現在クレジットを消費しないため、クレジットが常に 0.00 と表示されます。
    • [地形マップ] - Esri によって公開され、レポートで選択した期間中に組織サイトが閲覧した地形マップに関する使用情報 (リクエストおよびクレジット) が表示されます。 地形マップは現在クレジットを消費しないため、クレジットが常に 0.00 と表示されます。
    • [その他のサブスクリプション マップ] - レポートで選択した期間中に組織サイトが閲覧したサブスクリプション コンテンツに関する使用情報 (リクエストおよびクレジット) が表示されます。 指定ユーザー マップは現在クレジットを消費しないため、クレジットが常に 0.00 と表示されます。
  • [公開されたコンテンツ] - 組織サイトのタイルとフィーチャの使用量と組織サイトのタイル生成に関する情報が、チャートに表示されます。 帯域幅にはクレジットは使用されません。 ステータスは約 10 分おきに更新されます。 チャートの横にあるリンクをクリックすると、詳細な情報が表示されます。
    • [タイル生成] - 組織サイトがホスト タイル レイヤーとして作成したマップ画像ファイルやタイルの数が表示されます。
    • [シーン生成] - 組織サイトがホスト シーン レイヤーとして作成したフィーチャの数が表示されます。
    • [フィーチャの使用量] - 組織サイト内外のユーザーおよびアプリによる公開済みフィーチャ コンテンツの使用量 (リクエスト) が表示されます。 サービス ディレクトリ内の説明を取得する呼び出しは、フィーチャの転送量にはカウントされません。
    • [シーンの使用量] - 組織サイト内外のユーザーおよびアプリによる公開済みシーン レイヤー コンテンツの使用量 (リクエスト) が表示されます。 サービス ディレクトリ内の説明を取得する呼び出しは、シーンの転送量にはカウントされません。
    • [タイルの使用量] - 組織サイト内外のユーザーおよびアプリによる公開済みタイル コンテンツの使用量 (リクエスト) が表示されます。 サービス ディレクトリ内の説明を取得する呼び出しは、タイルの転送量にはカウントされません。
    • [WFS の使用量] - 組織サイト内外のユーザーおよびアプリによる公開済み WFS コンテンツの使用量 (リクエスト) が表示されます。 サービス ディレクトリ内の説明を取得する呼び出しは、WFS の転送量にはカウントされません。
ヒント:

該当する組織サイトが利用可能なクレジットの表示を許可している場合、メンバーは自分のプロフィール ページで自分のクレジット残高を確認できます。

コンテンツ

コンテンツ セクションには、メンバーによるコンテンツの作成、使用、および共有の状況が表示されます。 チャート、テーブル、およびマップは、詳細を調整できるドリルダウン操作をサポートしています。 アプリ上部の時間を調整すると、期間を変更できます。 最大過去 12 か月のコンテンツ アクティビティを表示することができます。 デフォルトは 2 週間です。

  • [コンテンツ詳細] - 組織内のアイテム数が 5 つのカテゴリ (マップ、レイヤー、ファイル、アプリ、ツール) で表示され、それぞれのカウントが棒グラフで要約されます。 カテゴリを選択して、対象のカテゴリの種類がどれだけあるかを確認し、追加情報のテーブルを表示します。 アイテム名をクリックして、使用量の詳細のチャートを表示します。
  • [コンテンツの範囲] - 期間中に組織サイトによって所有されているすべてのアイテムの地理範囲が表示されます。
  • [コンテンツ サマリー] - 期間中に組織サイトに追加された新しいアイテムまたは変更されたアイテムの数が表示されます。 提供者とは、期間内にアイテムの作成や変更を行ったメンバーの数です。
  • [提供者] - 期間中の上位提供者と、各メンバーがポータルに提供した量が表示されます。
  • [共有サマリー] - 期間中にメンバーがアイテムに対して設定している共有権限の状況が表示されます。
  • [アイテムのタグ] - 返されたすべてのアイテムで使用されているタグの順序付きリストが現在のアクティビティ レポートに表示されます。 タグ サイズは、その使用頻度に基づいて調整されます。
  • [トレンド コンテンツ] - 過去 2 週間に組織内で最も頻繁に表示されたアイテムが表示されます。
  • [最も人気の高いコンテンツ] - 組織サイトが作成された日以降に閲覧された上位 10 件の組織サイト内のアイテムが表示されます。
  • [コンテンツの合計数] - 組織内のアイテム総数の集計カウントが表示されます。 レポート可能なアイテムの最大数は 10,000 です。

アプリ

アプリ セクションには、組織で ArcGIS アプリがどのように使用されているか、その詳細が記載されています。 アクティビティ情報には、ArcGIS Instant AppsArcGIS Experience BuilderArcGIS AppStudio などのアプリケーション ビルダーで作成されたアプリが含まれます。

  • [アプリのアクティビティ] - 期間内に作成または変更されたアプリの数が表示されます。
  • [タイプ] - Web アプリおよびネイティブ アプリの数が表示されます。
  • [アプリケーション ビルダー] - 期間内に作成されたアプリのタイプが棒グラフで表示されます。
  • [共有サマリー] - 期間内の、アプリの共有権限の分布が表示されます。
  • [Instant Apps] - 期間内に ArcGIS Instant Apps を使用してアプリを作成するために使用された各テンプレートの数が表示されます。
  • [プレミアム コンテンツ プロキシを使用したアプリ] - プレミアム コンテンツを含み、パブリックに共有するよう構成されたアプリのリクエスト数、使用されたクレジット、および作成日が表示されます。 レポートには、アプリのプロキシが作成された日以降に消費されたクレジットの総数が表示されます。 匿名ユーザーがプレミアム コンテンツにアクセスできるようにするためにアプリのプロキシが使用されている場合、匿名ユーザーはアプリの使用量に応じて組織のクレジットを消費することができます。 この場合には、消費されたクレジットが [サブスクリプション コンテンツ] → [クレジット] レポートに報告されます。
  • [人気の高い組織のアプリ] - 組織が作成された日以降、最も人気の高いアプリが表示されます。
  • [組織のメンバーによる登録済みアプリの使用状況] - 期間内の、メンバーによる登録済みアプリの使用状況が表示されます。 使用状況はユーザーの組織や他の組織で登録済みのアプリで追跡されます。 特定のアプリとメンバーを [アプリ名別の使用状況] および [メンバー別の使用状況] で選択すると、その情報によってチャートが更新されます。
    • [アプリ名別の使用状況] - 期間内の、特定のアプリの使用状況が表示されます。
    • [メンバー別の使用状況] - 期間内の、登録済みアプリの使用状況がメンバー別に表示されます。
  • [組織のメンバー別の ArcGIS Pro の使用状況] - 期間内の、ArcGIS Pro の使用時間数がメンバー別に表示されます。 [メンバー別の使用状況] でメンバーを選択すると、その情報によってチャートが更新されます。
    • [メンバー別の使用状況] - レポート期間内の、ArcGIS Pro の使用状況がメンバー別に表示されます。

メンバー

メンバー情報は、組織サイトのメンバーの状態や、各メンバーのアクティビティを理解するのに役立ちます。 チャート、テーブル、マップは、レポートの詳細を調整できるドリルダウン操作をサポートしています。 アプリ上部の時間を調整すると、期間を変更できます。 最大過去 12 か月のメンバー アクティビティを表示することができます。 デフォルトは 2 週間です。

  • [利用状況サマリーおよび統計] - 選択した期間中に選択したメンバーのさまざまな使用量の情報が表示されます。 使用量の情報には、提供および共同アクティビティ、使用したアプリ、クレジット使用量が含まれます。 選択したメンバーが所有しているすべてのアイテムの地理範囲も表示されます。 メンバーの詳細レポートを変更するには、[メンバーの変更] をクリックして、別のメンバーを選択します。
    ヒント:

    メンバー レポートを .csv ファイルとしてエクスポートするには、[この期間のクレジット利用アクティビティ] テーブルのダウンロード ボタン ダウンロード をクリックします。 .csv ファイルには、選択したメンバーの解析の使用量、タイル生成、サブスクリプション コンテンツ、公開されているコンテンツの詳細が記載されています。 列は、レポート対象として指定した期間に分割されています。 日付は UNIX 形式です。

  • [組織のメンバーのサマリー] - ユーザー タイプ別のメンバーの分布、割り当てられたアカウントの数、割り当てられたユーザー タイプの数を表示します。

グループ

グループ セクションには、組織サイトのメンバーによるアクティブな連携の状況が表示されます。

  • [グループ] - 組織サイト内のグループの総数が表示されます。
  • [新しいグループ] - 過去 30 日以内に組織サイトに作成されたグループの総数が表示されます。
  • [グループの所有者] - 組織サイトにグループを 1 つ以上所有しているメンバーの割合が表示されます。
  • [グループ提供者] - メンバーに読み取りと書き込みのアクセス権を付与しているグループの割合が表示されます。 100% からのこの値を引くことで算出された差が、読み取り専用のグループの割合を表します。
  • [グループ アクセス] - グループを検索してメンバーシップを要求できるメンバーの状況が表示されます。
  • [グループの所有者] - 組織サイト内でグループを最も多く所有しているメンバーが表示されます。
  • [グループ共有] - 組織サイト全体でのグループの共有状況が表示されます。
  • [注目のグループ] - 組織サイト内の注目のグループ、グループに関する基本情報、および各グループ内のアイテム数が表示されます。

レポートの作成とスケジュール設定

デフォルト管理者ロールまたは管理レポートを作成および管理するカスタム ロールが付与されている場合、ArcGIS Online 組織サイトのクレジット、メンバー、アイテムなどの詳細を含む非同期レポートを生成することができます。 アクティビティ レポートには、組織内のすべてのアクティビティに関する日次、週次、月次、四半期の詳細が含まれています。 クレジット レポートには、組織内の週次、月次、四半期のクレジット使用明細が含まれています。 メンバー レポートには、組織内の各メンバーの現在の情報が含まれています。 アイテム レポートには、組織内の各アイテムの現在の情報が含まれています。 アイテム閲覧数レポートには、組織内の各アイテムの閲覧数が一覧表示されます。 サービス使用状況レポートには、組織内の開発者の認証情報と関連付けられている週次、月次、四半期の使用状況データに関する詳細情報が含まれています。

ヒント:

さまざまなタイプの組織レポートと ArcGIS Online で組織レポートを作成する方法の詳細については、ブログ記事の「レポートで ArcGIS Online の組織管理を強化する」をご参照ください。

これらのレポートは、詳細な分析を行うために .csv ファイルとしてエクスポートでき、今後の参照用に組織サイトの管理レポート アイテムとして保存されます。 レポートのスケジュールを設定して、自動的に実行することもできます。

注意:

ArcGIS Online は、使用状況データを過去 2 年分のみ保存します。

レポートの作成

1 つのレポートを作成するには、次の手順を実行します。

  1. デフォルト管理者として組織サイトにサイン インしていることを確認します。
  2. サイトの上部にある [組織] をクリックして、[ステータス] タブをクリックします。
  3. ページの上部にある [レポート] をクリックします。
  4. [レポートの作成] をクリックし、[単一レポート] をクリックします。
  5. [レポート タイプ] ドロップダウン メニューから、作成するレポートの種類を選択します。
  6. デフォルトのレポート名をそのまま使用するか、デフォルト名を選択して必要な名前を入力することでカスタム名を指定します。
  7. アクティビティ レポート、クレジット レポート、アイテム閲覧数レポート、サービス使用状況レポートの場合、期間を次のように指定します。
    • レポート期間 ([日] (アクティビティ レポートのみ)、[週][月][四半期][年] (アイテム閲覧数レポートのみ)) を選択します。 現在または将来の期間を選択することはできません。
    • 日次レポートでは、[タイムフレーム] ボックスをクリックしてカレンダーから日を選択します。 レポートは、選択した日の午前 12:00 (GMT) に開始されます。
    • 週次レポート、月次レポート、四半期レポートでは、最初の [タイムフレーム] ボックスをクリックして、レポートの対象となる週、月、四半期内の日を選択します。 週次レポートは、選択した週の月曜日の午前 12:00 (GMT) に開始されます。 月次レポートは、選択した月の最初の日の午前 12:00 (GMT) に開始されます。 四半期レポートは、選択した四半期の最初の日の午前 12:00 (GMT) に開始されます。
    • 年次レポートの場合は、レポートに記載される年を選択します。 レポートは、選択した年の最初の日の午前 12:00 (GMT) に開始されます。
  8. 月次、四半期、年次のアイテム閲覧数レポートの場合は、閲覧数の集計方法を指定します。

    たとえば、四半期のレポートを作成する場合は、[週計] または [月計] を選択できます。

  9. [レポートの作成] をクリックします。

    レポートが生成され、[レポート] サブタブのレポートのリストに追加されます。このタブで、いつでもレポートを検索してアクセスできます。 レポートはコンテンツ内に管理レポート アイテムとしても保存されます。

レポートの検索と操作

組織サイトの管理レポートを検索および操作するには、[レポート] サブタブで次のいずれかを実行します。

  • 以前に生成されたレポートを検索するには、名前でレポートを検索し、フィルターを適用してレポート リストを絞り込みます。 必要に応じて (所有者名などで) リストを並べ替えます。
  • レポートを .csv ファイルとしてエクスポートするには、レポート リストの横にある [ダウンロード] ボタン ダウンロード をクリックします。
  • レポート名を変更するには、レポート リストの横にある [オプション] ボタン オプション をクリックして、レポートの新しい名前を入力し、[保存] をクリックします。
  • レポートを削除するには、[オプション] ボタンをクリックして [削除] をクリックします。 もう一度 [削除] をクリックして操作を確定します。
  • 管理レポートのアイテム ページを表示するには、レポート タイトルをクリックします。 アイテム ページから、管理レポート アイテムの情報や設定を追加および変更したり、共有権限が付与されている場合は、組織の他のメンバーと共有したりすることができます。

レポート スケジュールの作成

レポートは、毎週、毎月など、指定した頻度で自動実行されるようスケジュールできます。 レポート スケジュールを作成するには、次の手順を実行します。

  1. デフォルト管理者として組織サイトにサイン インしていることを確認します。
  2. [レポート] サブタブで、[レポートの作成] をクリックし、[レポート スケジュール] をクリックします。
  3. [レポート タイプ] ドロップダウン メニューから、スケジュールを設定するレポートの種類を選択します。
  4. デフォルトのレポート名をそのまま使用するか、デフォルト名を選択して必要な名前を入力することでカスタム名を指定します。
  5. レポートの頻度を選択します。
    注意:

    使用できるレポートの頻度のオプション ([毎日][毎週][毎月][四半期][毎年]) は選択したレポート タイプによって異なります。 たとえばクレジット レポートとサービス使用状況レポートは、毎週、毎月、毎四半期のみ実行できます。

  6. 週次および月次のアイテムおよびメンバー レポートでは、レポートの実行日を選択します。
  7. [開始日] で、カレンダーから日付を選択します。

    レポートは、選択した開始日になると自動的に生成されます。 レポートは前の日、週、月、四半期、年の午前 12:00 (UTC) からの情報を反映します。

  8. [終了] ドロップダウン メニューから、以下のいずれかを選択します。
    • [なし] - スケジュールが削除されるまで、レポートは自動的に実行されます。
    • [日付] - カレンダーから終了日を選択します。 レポートは、指定された終了日まで自動的に実行されます。
    • [作成レポート数] - テキスト ボックスに数値を入力します。 レポートは、指定された数のレポートが生成されるまで、自動的に実行されます。
  9. 月次、四半期、年次のアイテム閲覧数レポートの場合は、閲覧数の集計方法を指定します。 たとえば、四半期のレポートをスケジュールする場合は、[週計] または [月計] を選択できます。
  10. [スケジュールの作成] をクリックします。

    レポートのスケジュールが作成されます。

  11. スケジュール設定されたレポートのリストを表示するには、[レポート] サブタブの [スケジュール設定されたレポート] をクリックします。
  12. 必要に応じて、スケジュール設定されたレポートの横にある [オプション] ボタン オプション をクリックし、該当するオプションを選択して、レポート スケジュールに対して一時停止、再開、編集、削除、所有者の変更を行うことができます。
    注意:

    レポート スケジュールの所有権は、別のデフォルト管理者にのみ移動できます。 所有権を移動すると、スケジュールは自動的に一時停止されるので、実行を継続するには再開する必要があります。

サブスクリプション

ArcGIS Online のサービスは、年間サブスクリプションの契約によって提供され、その内容はいくつかのレベルのプランから選択できます。 各プランには、一定数メンバー (指定ユーザー) とクレジットが含まれます。 クレジットは ArcGIS Online で使用できるサービス内仮想通貨で、空間解析、ルート検索、ジオコーディングなどの特定の機能を使用するときに消費されます。 ArcGIS Online の利用内容によって、消費するサービス クレジット数が決定されます。

残りのクレジット数およびメンバー数は、ユーザーの組織が購入したサブスクリプションのプランに基づいています。 追加のメンバーとサービス クレジットは、すべてのサブスクリプション プランにおいて、必要に応じて購入可能です。 米国にお住まいの場合は、サブスクリプションをオンラインでアップグレードするか、1-800-447-9778 に電話で問い合わせるか、それぞれの地域の Esri 販売代理店に連絡して、メンバーとクレジットを追加できます。 米国以外にお住まいの場合は、地域の Esri 販売代理店にお問い合わせください。

サブスクリプションの有効期限が切れた場合、それぞれの地域の Esri オフィスに連絡して更新することができます。 サブスクリプションが更新されるまで、管理者は、組織サイトおよびそのリソースへのアクセスが制限されます。 以前にパブリックで共有したコンテンツは引き続き利用できます。 管理者は、コンテンツを削除することができますが、詳細を編集したり、共有ステータスを変更することはできません。