データ ブラウザーを介して利用できるビジネス データ、人口統計データ、目標物 (POI) データには、四半期ごと、半年ごと、1 年ごと、および 10 年ごとに更新される多種多様なデータセットが含まれます。
Esri Demographics には、付属するすべてのデータに関するドキュメントが用意されています。
- Business Analyst サブスクリプションに含まれているデータセットについては、「Esri U.S. Data Fact Sheet」および「Esri Global Data Fact Sheet」をご参照ください。
- 使用可能な区画境界の詳細については、「Introduction to Esri demographic data」をご参照ください。
人口統計データ ソース
国や地域によっては、Business Analyst Web App に複数の人口統計データ ソースが含まれていることがあります。 これらのデータ ソースでは、含まれる変数と区画レベルがそれぞれ異なります。 [データ ソース] ドロップダウン メニューの [データ ソースの選択項目をクリック] ボタン を使用して、データ ソースを選択できます。
一部の Business Analyst 機能は、選択したデータ ソースに基づいて制限されています。 データ ソースの概要を以下に示します。
国または地域 | 人口統計データ ソース |
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グローバル |
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POI (目標物) データ ソース
国や地域によっては、POI (目標物) のデータ ソースが含まれていることがあります。 POI データは、目標物の検索などのワークフロー内で使用できます。 国の POI データ ソースが複数存在する場合は、利用可能なオプションの中から選択できます。
データ ソースの概要を以下に示します。
国または地域 | POI (目標物) データ ソース |
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米国 | 目標物ポイント データ ソース: 交通ポイント データ ソース: |
カナダ | |
インド | |
メキシコ | |
プエルトリコ | |
タイ | |
グローバル |
ポリゴンのジェネラライズ
Business Analyst Web App で Web マップとレイヤーを追加すると、解析、レポート、共有用にジェネラライズされた入力ポリゴンに使用される詳細レベルを指定できます。 この設定は、所定のワークフローでデータが取得、保存、共有される方法に影響を及ぼすほか、アプリのパフォーマンスも左右することがあります。 アプリケーションの初期設定の [解析ポリゴンの許容値] スライダーを使用し、ポリゴンのジェネラライズのレベルを指定します。
スライダーの設定により、ポリゴン境界のジェネラライズの程度を定義します。
最高のパフォーマンス | 最高精度 |
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スライダーを最高のパフォーマンスに設定すると、元の境界線からの大きい偏差が許可されるため、パフォーマンスが良好になります。 使用される境界には、実際の境界から最大で 3,200 メートルのずれが生じることがあります。 | スライダーを最高精度に設定すると、境界は元の境界線に従うため、計算が正確になります。 使用される境界と実際の境界のずれは、10 メートル未満に抑えられます。 |
注意:
選択される許容値は閾値です。すなわち、描画されたポリゴンの境界が現在の許容値の設定よりも詳細にわたる場合は、ジェネラライズされないことを意味します。 マップ上の境界精度が現在の許容値の設定よりも大きい場合、その設定は無視され、精度の高さが優先されます。
ポリゴンのジェネラライズの設定は、以下のワークフローに影響を及ぼします。 そのため、以下のシナリオでは、[解析ポリゴンの許容値] スライダーを高精度に設定することをおすすめします。
適合性解析 | ArcGIS から独自のレイヤーを追加し、それを適合性解析で直接使用できます。 解析ポリゴンの精度が高ければ高いほど、解析で使用されるレイヤーの境界はより詳細になります。 |
レイヤーの設定 | ArcGIS から独自のレイヤーを追加し、それを解析とレポートで使用するよう設定できます。 解析ポリゴンの精度が高ければ高いほど、解析とレポートで使用されるレイヤーの境界はより詳細になります。 |
フィーチャのサブセットにフィルターされたレイヤーの保存 | ArcGIS から独自のレイヤーを追加し、フィーチャのサブセットにフィルターして、コピーを保存できます。 解析ポリゴンの精度が高ければ高いほど、保存されたレイヤーの境界はより詳細になります。 |
カラーコード マップおよびスマート マップ サーチのレイヤーとしての保存 | 任意の変数でカラーコード マップまたはスマート マップ サーチを作成し、現在のプロジェクトにポリゴン レイヤーとして保存できます。 解析ポリゴンの精度が高ければ高いほど、ArcGIS で使用されるレイヤーの境界はより詳細になります。 |
カラーコード マップとスマート マップ サーチの共有 | 任意の変数でカラーコード マップまたはスマート マップ サーチを作成し、その結果を Web マップとして ArcGIS に共有して、共有したレイヤーをホスト フィーチャ サービスにエクスポートできます。 解析ポリゴンの精度が高ければ高いほど、ArcGIS で使用されるレイヤーの境界はより詳細になります。 |
データ更新に関する備考
Esri 2021 データ ソースと Esri 2022 データ ソースは廃止になりました。 毎年更新される Esri の米国人口統計データの詳細については、Esri の最新の人口統計をご参照ください。
オランダの 4orange データ ソースは廃止になりました。 この国で使用できる人口統計データの詳細については、「オランダ」をご参照ください。
目標物 (POI) データが Business Analyst Web App で表示され、使用される方法に注意してください。
- POI データは 1 つの年代 (現行年度) しか含まれていません。 選択した人口統計データ ソースに関係なく、同じ POI データにアクセスします。 たとえば、人口統計データ ソースをどの年度に設定しても、目標物の検索を実行すると、同じ POI 結果が生成されます。
- ベンダーの年代を確認するには、「Places データの概要」を参照し、目的のベンダーを選択します。
NULL 値は次のワークフローに影響します。
- カラーコード マップとスマート マップ サーチでは、フィーチャに NULL の返り値が含まれている場合、そのフィーチャはマップで非表示になります。 統計 (平均値、最小値、最大値など) の計算に問題はありません。
- 適合性解析では、フィーチャに NULL の返り値が含まれている場合、そのフィーチャはランキングやスコアリングには含まれません。
リソース
Business Analyst Web App でのデータの仕組みの詳細については、以下をご参照ください。