Business Analyst アシスタント (ベータ版) のリファレンス

Business Analyst アシスタント (ベータ版) は、人工知能を使用して、一般的なワークフロー、データ、インフォグラフィックス レポート、ヒントを推奨するアプリ内生産性向上ツールです。 プロンプトや検索クエリを通じてインテリジェントな提案を示し、地理的コンテキストを理解します。

注意:

Business Analyst アシスタント (ベータ版) Business Analyst アシスタント はアプリのヘッダーにあります。

Business Analyst アシスタント (ベータ版) へのアクセスは、ArcGIS Online 組織レベルで管理されます。

プロンプト

Business Analyst アシスタント (ベータ版) を使用するには、提案されたプロンプトを選択するか、ユーザー独自のプロンプトを入力して提案を生成します。 プロンプトの提案をリソースとして使用して、独自の検索クエリを構成できます。 適切な形式のクエリは簡潔かつ直接的です。冗長なクエリの場合、Business Analyst アシスタント (ベータ版) が処理する時間が長くかかります。

次に示す例を、適切な形式のプロンプト作成のガイダンスとして使用できます。

冗長なプロンプト簡潔なプロンプト

「米国のカリフォルニア州の収入分布が表示されるマップを作成したいと思っています。」

「カリフォルニアの貧困についてのマップを作成。」

「グラスゴー市の中心部にあるすべてのコーヒー ショップが表示されるマップを作成したいと思っています。」

「グラスゴーのコーヒー ショップを表示。」

ヒント:

プロンプトの作成とアシスタントの使用のガイダンスを得るには、[ようこそ] ウィンドウでベスト プラクティスと詳細情報をスクロールします。

ヒント

ヒントをクリックして、プロンプトの作成とワークフローの実行に関する手順のガイダンスを表示することもできます。これは、ガイド ツアーを開始するのと似ています。 アシスタントのプロンプト フィールドに質問を入力して、[ヒントの表示] をクリックすると、Business Analyst Web App でタスクを完了する方法を確認できます。

Business Analyst アシスタント (ベータ版) の主な目的には次のようなものがあります。

  • 自然言語のプロンプトを介してユーザーのニーズを理解します。
  • Business Analyst Web App ワークフローによって実行可能な提案を提供します。
  • ユーザーが自分のニーズにより適したものになるように提案を調整および変更できるようにします。
  • アプリ内の対話型ガイド ツアーを通してワークフローの実行方法をユーザーに教えます。
  • 技術サポートおよび製品ドキュメントの質問に答えます。

Business Analyst アシスタント (ベータ版) を使用して収入をマッピングします。 提案されたプロンプト [収入のマッピング...] をクリックします。 Business Analyst アシスタント (ベータ版) はプロンプト「カリフォルニアの収入のマップを作成します。」を提案します。

アシスタントのプロンプト

プロンプトで、ハイライト表示されたテキストをクリックおよび編集してカスタマイズできます。この例では、トピック (収入) と場所 (カリフォルニア) を変更できます。 トピックと場所をデフォルト値のままにします。 [生成] ボタンをクリックして、クエリを実行します。

[Business Analyst アシスタント (ベータ版)] ウィンドウに提案が表示されます。 Business Analyst アシスタント (ベータ版) は、Per Capita Income (Esri) 変数を使用してカラーコード マップを作成することを推奨します。 [マップの作成] をクリックして、推奨されたカラーコード マップを作成します。

カラーコード マップが作成されます。 マップを修正する方法の詳細については、Business Analyst アシスタント (ベータ版) が提供するヒントを利用してください。 ヒントは、ガイド ツアーを開始するのとよく似た、手順のガイダンスを提供します。

Business Analyst (ベータ版) アシスタントの例

クレジット

Business Analyst アシスタント (ベータ版) を使用しても、クレジットは消費されません。 ただし、Business Analyst アシスタント (ベータ版) は、クレジットを消費するワークフローを推奨することがあります。 ワークフローのクレジット使用量の詳細については、「クレジット」をご参照ください。

フィードバック

Business Analyst アシスタントは、継続して開発されているベータ版の機能です。 Business Analyst Web App セッション中に [ポジティブなフィードバック] ポジティブなフィードバック または [ネガティブなフィードバック] ネガティブなフィードバック ボタンをクリックし、調査に入力することでアシスタントに関するフィードバックを提供できます。 フィードバックは、Business Analyst アシスタント (ベータ版) のさらなる開発の指針として使用されます。

データ セキュリティとプライバシー

Business Analyst アシスタント (ベータ版) は、ArcGIS Online のデータ セキュリティとプライバシーのガイドラインに従います。 具体的には、以下が Business Analyst アシスタント (ベータ版) に適用されます。

  • プロンプトは、Esri またはサードパーティの AI モデルのトレーニングに使用されない。
  • プロンプトは、Esri またはサードパーティの製品またはサービスの改善に使用されない。
  • プロンプトは保存または共有されない。
  • プロンプトは、ユーザーが独自に使用するための Business Analyst アシスタント (ベータ版) の改善に使用されない。

Esri は、ユーザーがアシスタントに関するフィードバックを提供することを選択した場合のみ、Business Analyst アシスタント (ベータ版) のプロンプトを保存します。 ユーザーがフィードバックを提供するアクティブなセッションのみが、Esri と共有されます。 詳細については、上の「フィードバック」セクションをご確認ください。

Business Analyst アシスタント (ベータ版) は外部のサービスを一切利用しないため、ユーザーが入力したプロンプトが Esri の外部のサービスと共有されることはありません。

制限事項

人工知能を使用して生成される提案は、誤解を招いたり、正確でなかったりする可能性があります。 検索結果を表示する際は、AI の制限事項にご注意ください。 ユーザー データは保存されず、この AI のトレーニングに使用されることはありません。

現在、Business Analyst アシスタント (ベータ版) は、次のような機能に関連するタスクで利用できます。

Business Analyst アシスタント (ベータ版) は英語版のみです。

バイアスとその他の考慮事項

Business Analyst アシスタント (ベータ版) では、バイアスとその他の倫理面のリスクを避けるために多くの対策を講じてきました。 アシスタントで使用される AI モデルで何らかの意図しないバイアスを増大させる可能性を防ぐには、アシスタントの出力の解釈とそれに基づく行動に人間の判断を適用する必要があります。

リソース

Business Analyst アシスタント (ベータ版) の使用方法の詳細については、以下をご参照ください。