カラーコード マップの作成

カラーコード マップは、対象地域に関する情報を提供します。 主要な指標に関する情報をマップ上に表示することで、調査中のエリア内の重要なパターンを識別することができます。 人口統計情報、消費者支出パターン、ビジネスに関する情報、その他の変数をマッピングできます。

1. [マップ] タブで、[マップの作成] をクリックして [カラーコード マップ] を選択します。

   [カラーコード マップ] ウィンドウが表示されます。

2. 必要に応じて、次のオプションを使用し解析する区画を設定します。
   • [解析の範囲] ドロップダウン メニューを使用して、標準区画を検索するか、[現在のマップ範囲] を選択するか、サイトを選択することで、解析の範囲を定義します。 標準区画またはサイトを選択すると、該当するエリアに解析の範囲がロックされます。
   • 区画スタイルを切り替えるには、[区画] または [六角形] タブを使用します。 いずれかの区画スタイルで詳細レベルを絞り込むには、以下を実行します。
     • [区画] タブを選択した場合、[詳細レベル] ドロップダウン メニューを使用して、解析の区画レベルを指定します。
     • [六角形] タブを選択した場合、[詳細レベル] ドロップダウン メニューを使用して、六角形の解像度を指定します。 六角形の解像度を含む六角形の詳細については、「六角形のリファレンス」をご参照ください。

   注意:

   区画設定は、[区画] セクションでいつでも変更できます。

3. マッピングする変数を選択します。 次のいずれかの方法で変数を検索します。
   • [一般] タブをクリックして、選別された一連の変数を表示します。 ArcGIS Online 組織の管理者がこのリストを変更したか、カスタム変数を追加した場合、それらもここにリストされます。
   • [お気に入り] タブをクリックして、データ ブラウザーでマークされているお気に入りの変数を表示します。
   • [最近] をクリックして、最近使用した変数を表示します。
   • [すべての変数の参照] をクリックして、データ ブラウザーを使用し、変数を検索するか、カテゴリ別に参照します。

   • [カスタム変数の作成] をクリックして、データ ブラウザーを使用し、データの特定のタイプ、範囲、組み合わせに焦点を置いたカスタム変数を作成します。

   変数を選択すると、マップが自動的に更新され、その変数の分布が現在のズーム レベルで表示され、結果のサマリーを示す [結果] ウィンドウが開きます。

4. ズームと画面移動でマップを調整して、マップのさまざまなレベルの区画または他の部分を表示します。

   マップが自動的に更新されて、マップ範囲における変数の分布が、この範囲に最も適した区画のレベルで表示されます。 また、現在の範囲を反映するために [結果] ウィンドウが自動的に更新されます。

5. マップに追加する別の変数を選択するには、その変数の横にある [オプション] ボタン をクリックして、[変数の置換] を選択します。 データ ブラウザーを使用して、別の変数を選択します。

   選択した変数に応じて、変数の年代を切り替えたり、さまざまな計算オプションを選択したりできます。

6. 2 つ目の変数を追加するには、[変数の追加] をクリックします。

   たとえば、Total Population 変数のカラーコード マップを作成したら、[変数の追加] をクリックした後、データ ブラウザーを使用して Population Density 変数をマップに追加することができます。

7. [スタイル] セクションで、マップ スタイルを変更し、[スタイル オプションの表示] をクリックして、色、透過表示、枠線、ラベルなどのスタイル設定を変更します。

   行われた変更はただちにマップ上に表示されます。 使用可能なマップ スタイルは、マッピングしている変数によって異なります。 詳細については「マップ スタイル」のセクションをご参照ください。

8. [凡例] セクションで、マップの色を変更し、次のいずれかを実行して分類を操作します。
   • マップ スタイルに応じて、[データの分類] 切り替えボタンを使用し、解析のクラス閾値を表示します。
   • マップ スタイルに応じて、マップ上の色を変更することができます。 色見本をクリックして、色を選択します。 マップが自動的に更新されます。
   • マップ スタイルに応じて、[クラス オプションの表示] をクリックし、マップ上に変数の分類を表示して調整します。 クラス閾値を変更するには、スライダーを移動させるか、新しい値を入力します。 [方法] ドロップダウン メニューを使用して、次の分類方法のいずれかを選択し、クラスの数を入力します。
     • [等量分類] を選択すると、同じ数のフィーチャを含むクラスが作成されます。
     • [自然分類] を選択すると、データ分布のピークと谷に基づいてデータがクラスに分割されます。
     • [等間隔分類] を選択すると、数値ライン上の変数の最小値と最大値間で等間隔のクラスが作成されます。
9. [結果] ウィンドウで、サマリー、ヒストグラム、テーブルとしてカラーコード マップの結果を探索します。

   詳細については、以下の「結果についての調査」セクションをご参照ください。

10. カラーコード マップ レイヤーを保存するには、[レイヤーの保存] をクリックし、レイヤーに名前を付けて [OK] をクリックします。

    カラーコード マップ レイヤーは、プロジェクト ウィンドウの [カラーコード マップ レイヤー] に格納されます。 カラーコード マップを編集の目的でもう一度開くには、該当するレイヤーの [アクション メニュー] をクリックして、[レイヤーの編集] を選択します。

結果についての調査

カラーコード マップの結果が [結果] ウィンドウに表示されます。 ウィンドウを非表示または表示するには、[折りたたむ] か [展開] をクリックします。 次のいずれかを実行して、[結果] ウィンドウを探索します。

1. 必要に応じて六角形を使用する場合は、[六角形ラベル] ドロップダウン メニューをクリックし、次のオプションから選択します。
   • [セル ID] オプションを使用して、セル ID 番号で六角形にラベルを付けます。
   • 区画オプションを使用して、その詳細レベルでの標準区画に関連付けられた名前で六角形にラベルを付けます。 このオプションは、六角形の解像度を使用して自動的に調整されます。

     注意:

     たとえば、解析で解像度 2 の六角形を使用している場合、[State] オプションを使用して、関連付けられた州の名前で六角形にラベルを付けます。 解析で解像度 7 の六角形を使用している場合、[ZIP Code] オプションを使用して、関連付けられた郵便番号の名前で六角形にラベルを付けます。

   • [詳細] オプションを使用して、セル ID 番号と関連付けられた区画の両方で六角形にラベルを付けます。
2. [サマリー] をクリックし、結果のサマリーを表示します。

   マッピングした変数の数とタイプによって、サマリーには、エリアの数、変数計算の平均値、上位 5 エリアと下位 5 エリア、統計上の傾向チャート、リレーションシップ チャートなどが含まれます。

3. [ヒストグラム] をクリックして、各変数の結果をヒストグラムで表示します。 ヒストグラムを探索するには、以下のいずれかを行います。
   • デフォルトでは、[チャート設定] ウィンドウは展開されています。 これを閉じるには、[閉じる] ボタン をクリックします。 展開するには、[チャート設定] ボタン をクリックします。 チャート設定を変更するには、以下のいずれかを行います。
     • [変数] ドロップダウン メニューを使用し、ヒストグラムに表示する変数を選択します。
     • [外れ値の表示] 切り替えボタンを使用して、チャート上での外れ値の表示/非表示を切り替えることができます。
     • [外れ値の計算] セクションで、ヒストグラムに表示する [割合] オプションか [標準偏差] オプションを選択します。 [割合] で、必要に応じて [上下] の割合の値を変更します。 [標準偏差] で、必要に応じて [+/-] 標準偏差値を変更します。
   • ヒストグラム内のアイテムにポインターを合わせると、対応するエリアがマップ上でハイライト表示されます。
4. [テーブル] をクリックして、結果をテーブルで表示します。 テーブルを探索するには、以下のいずれかを行います。
   • テーブル内のアイテムにポインターを合わせると、マップの対応するエリアがハイライト表示されます。
   • 標準区画を使用している場合は、[Excel にエクスポート] をクリックすると、データをカラーコード マップから Excel ワークシートにエクスポートできます。

マップ スタイル

さまざまなマップ スタイルを使用してデータを探索できます。 カラーコード マップのスタイルを設定する場合、スタイル設定オプションは、データのタイプと変数の数によって決まります。 カラー ランプ、ライン ウェイト、透過表示、シンボルなどのグラフィックス エレメントを選択してみて、選択したエレメントがどのようにマップ上に反映されるかをすぐに確認することができます。 以下では、マップ スタイルについて説明します。

注意:

どのカラーコード マップでもすべてのマップ スタイルを利用できるわけではありません。

数と量 (色) のスタイル設定

数と量をスタイル設定することで、データの差異をハイライト表示できます。 たとえば、淡から濃のカラー テーマによって、高から低のデータ値を表示できます。 このスタイルでマッピングされる変数は 1 つのみです。 マップ上に 2 つの変数が存在する場合は、[変数の切り替え] をクリックして、2 つ目の変数をこのスタイルで表示できます。 必要に応じて、次のいずれかの操作を実行して、該当するマップ スタイルの設定を調整します。

1. [テーマ] ドロップダウン メニューを使用して、カラー テーマを選択します。

   さまざまな方法で色をデータにマッチングして、テーマごとに異なるストーリーを伝えることができます。

   • [デフォルトの色] を選択して、マップ上で変数の高い値と低い値を含むエリア間のコントラストをハイライト表示するカラー ランプを使用します。
   • [高から低] を選択して、単色の連続的なグラデーションのカラー ランプを適用します。これは、人口密度などの変数のマッピングに適しています。
   • [上下] を選択して、2 つの識別しやすい色のグラデーションを、ゼロや平均値といった 1 つの値の上下の値に適用するカラー ランプを使用します。 これは、人口増加率などの変数をマッピングして、人口が増加している (増加率がゼロを超える) エリアと減少しているエリアをハイライト表示するのに適しています。
2. [カラー ランプ] ドロップダウン メニューを使用して、カラー ランプを選択します。 [逆順] をクリックして、カラー ランプの方向を変更します。
3. [透過表示] スライダーを使用して、色の透過表示を調整します。
4. [アウトライン] セクションで、[色] ドロップダウン メニューを使用して、アウトライン色を選択し、幅を入力します。
5. [区画エリア] 切り替えボタンと [一般道路と高速道路] 切り替えボタンを使用して、これらの地理的フィーチャのラベルのオン/オフを切り替えます。

数と量 (サイズ) のスタイル設定

このマップ スタイルは、並べ替え可能な一連の比例したサイズを使用して、数値データを表します。 伝えたい内容を明確に表すようにシンボルのサイズを調整します。 たとえば、比例シンボルを使用して、都市の 1 日当たりの交通量の年間平均を表示できます。 大きい値は大きいシンボルで描画され、小さい値は小さいシンボルで描画されます。 必要に応じて、次のいずれかの操作を実行して、該当するマップ スタイルの設定を調整します。

1. [シンボル] ドロップダウン メニューを使用して、シンボルを変更します。
   1. 利用可能なシンボルの中から選択するか、独自のシンボルをアップロードします。
   2. [塗りつぶし色] ドロップダウン メニューを使用して、シンボルの色を変更します。
2. [サイズ (最小と最大)] スライダーを使用して、シンボル サイズの値を調整します。
3. [透過表示] スライダーを使用して、色の透過表示を調整します。
4. [アウトライン] セクションで、[色] ドロップダウン メニューを使用して、アウトライン色を選択し、幅を入力します。
5. [区画エリア] 切り替えボタンと [一般道路と高速道路] 切り替えボタンを使用して、これらの地理的フィーチャのラベルのオン/オフを切り替えます。

色とサイズのスタイル設定

2 つの変数をマッピングし、マップ上のポイント シンボルの色とサイズをスタイル設定します。 これは、健康保険の未加入者の数を、保険に加入していない人口の割合で陰影処理して表示する場合など、数情報 (サイズ) を比率 (色) で陰影処理して表示するのに適したスタイルです。 1 つの変数を 2 回マッピングすることもできます。強調するデータの部分に基づいて、1 回目にシンボルのサイズを設定し、2 回目に色を設定できます。 必要に応じて、次のいずれかの操作を実行して、該当するマップ スタイルの設定を調整します。

1. [テーマ] ドロップダウン メニューを使用して、カラー テーマを選択します。

   さまざまな方法で色をデータにマッチングして、テーマごとに異なるストーリーを伝えることができます。

   • [高から低] を選択して、単色の連続的なグラデーションのカラー ランプを適用します。 これは、人口密度などの変数のマッピングに適しています。
   • [上下] を選択して、2 つの識別しやすい色のグラデーションを、ゼロや平均値といった 1 つの値の上下の値に適用するカラー ランプを使用します。 これは、人口増加率などの変数をマッピングして、人口が増加している (増加率がゼロを超える) エリアと減少しているエリアを明確にハイライト表示するのに適しています。
   • [中央配置] を選択して、データ内の外れ値に透過表示を追加し、すべての値の平均値から ± 1 標準偏差の範囲内にある値をハイライト表示します。 これは、世帯年収が平均値に近いエリアなど、範囲の中央に値をマッピングする場合に適しています。
   • [極値] を選択して、範囲の両端、つまり平均値から ± 1 標準偏差の範囲外にある値に焦点を当てます。 これは、貧困レベルや犯罪に関する変数をマッピングする場合など、極値を対象とする場合に適しています。
2. 色スライダーを使用して、テーマの色のグラデーションを調整します。
3. [サイズ (最小と最大)] スライダーを使用して、シンボル サイズの値を調整します。
4. [透過表示] スライダーを使用して、色の透過表示を調整します。
5. [アウトライン] セクションで、[色] ドロップダウン メニューを使用して、アウトライン色を選択し、幅を入力します。
6. [区画エリア] 切り替えボタンと [一般道路と高速道路] 切り替えボタンを使用して、これらの地理的フィーチャのラベルのオン/オフを切り替えます。

リレーションシップのスタイル設定

単一のグリッドのカラー ランプを使用して 2 つの変数をマッピングし、マップ上の両属性を分類します。 リレーションシップ マップは、2 つの変数間の定量的な関係性を示します。 リレーションシップ シンボルは、マップ上の最大値と最小値を強調したり、相関関係を見つけたりするのに最も適しています。 このマップ スタイルは、属性ごとの分類データに個別のグラデーション カラー ランプを適用して、カラー ランプを組み合わせます。これによって、属性の相関関係の有無を示します。 このマップ スタイルには 2 つの異なる変数が必要です。 必要に応じて、次のいずれかの操作を実行して、該当するマップ スタイルの設定を調整します。

1. [グリッド] セクションで、カラー ランプのグリッド サイズを選択します。
   1. [グリッド色] ドロップダウン メニューを使用して、カラー ランプを選択します。
   2. [カラー ランプの反転] ボタンを使用して、グリッド内の色を反転させます。
2. [分布タイプ] ドロップダウン メニューを使用して、分類方法を選択します。
   • [自然分類] を選択すると、データ分布のピークと谷に基づいてデータがクラスに分割されます。
   • [等間隔分類] を選択すると、数値ライン上の変数の最小値と最大値間で等間隔のクラスが作成されます。
   • [等量分類] を選択すると、同じ数のフィーチャを含むクラスが作成されます。
3. [透過表示] スライダーを使用して、色の透過表示を調整します。
4. [アウトライン] セクションで、[色] ドロップダウン メニューを使用して、アウトライン色を選択し、幅を入力します。
5. [区画エリア] 切り替えボタンと [一般道路と高速道路] 切り替えボタンを使用して、これらの地理的フィーチャのラベルのオン/オフを切り替えます。

点密度のスタイル設定

このマップ スタイルは、マップ上の各ポリゴン内で同一サイズのドットのコレクションとして変数を表示します。 このスタイルでは、各ドットは、市民、売上、犯罪など、物または人の数を表します。 このマップ スタイルを適用する場合は、1 つのドットで 20 の樹木を表すなど、各ドットで表される量を選択します。 [密度] コントロールと [ドット値] コントロールは独立しておらず、互いに反比例の関係にあります。 [密度] の値を小さくすると、それに合わせてドット値が大きくなり、この逆も当てはまります。

デフォルトでは、マップ範囲が変更されると、ドット値が動的に変化します。 範囲をロックするには、[ジオグラフィ] セクションで設定を変更します。 このスタイルでマッピングされる変数は 1 つのみです。 このマップ スタイルには、次の設定があります。

1. [ドット サイズ] スライダーを使用して、ドットのサイズを調整します。
2. [密度] スライダーを使用して、マップ上のドットの密度を調整します。
3. [ドット値] に、ドットが表す値を入力します。
4. [ドットの色] 見本を使用して、ドットの色を選択します。
5. [透過表示] スライダーを使用して、色の透過表示を調整します。
6. [アウトライン] セクションで、[色] ドロップダウン メニューを使用して、アウトライン色を選択し、幅を入力します。
7. [区画エリア] 切り替えボタンと [一般道路と高速道路] 切り替えボタンを使用して、これらの地理的フィーチャのラベルのオン/オフを切り替えます。

エリアの色で点密度をスタイル設定

2 つの変数を選択し、点密度を使用して 1 つ目の変数をマッピングし、カラー ランプを使用して、背景にあるもう 1 つの変数を分類します。 同じ属性を 2 回使用できます。属性は、前景で同一サイズのドットのコレクションとして表示され、背景でカラー ランプを使用して分類されます。 たとえば、総人口をドットとしてマッピングし、1 人当たりの収入に従って背景を陰影処理できます。 これには、[Total Population] と [Per Capita Income] を変数として選択します。 必要に応じて、次のいずれかの操作を実行して、該当するマップ スタイルの設定を調整します。

1. [点密度] セクションで、点密度マップ スタイルに対して上記の手順を実行します。
2. [エリアの色] セクションで、[テーマ] ドロップダウン メニューを使用して、カラー テーマを選択します。
   さまざまな方法で色をデータにマッチングして、テーマごとに異なるストーリーを伝えることができます。
   • [デフォルトの色] を選択して、マップ上で変数の高い値と低い値を含むエリア間のコントラストをハイライト表示するカラー ランプを使用します。
   • [高から低] を選択して、単色の連続的なグラデーションのカラー ランプを適用します。 これは、人口密度などの変数のマッピングに適しています。
   • [上下] を選択して、2 つの識別しやすい色のグラデーションを、ゼロや平均値といった 1 つの値の上下の値に適用するカラー ランプを使用します。 これは、人口増加率などの変数をマッピングして、人口が増加している (増加率がゼロを超える) エリアと減少しているエリアをハイライト表示するのに適しています。
3. [透過表示] スライダーを使用して、色の透過表示を調整します。
4. [アウトライン] セクションで、[色] ドロップダウン メニューを使用して、アウトライン色を選択し、幅を入力します。
5. [区画エリア] 切り替えボタンと [一般道路と高速道路] 切り替えボタンを使用して、これらの地理的フィーチャのラベルのオン/オフを切り替えます。

ドットの色で点密度をスタイル設定

2 つの変数を選択し、点密度を使用して 1 つ目の変数をマッピングし、ドットの色を使用してもう 1 つの変数を分類します。 最初に点密度の設定を確定して 1 つ目の変数を表し、ドットの色のカラー ランプを確定して 2 つ目の変数を表します。 同じ変数を 2 回使用できます。属性は、点密度とドットの色の両方で分類されます。 たとえば、総人口をマッピングして、1 人当たりの収入など、色で分類された変数によってドットを陰影処理できます。 これには、[Total Population] と [Per Capita Income] を変数として選択します。 最適な視覚効果を実現するために、キャンバス (ダークグレー) ベースマップを使用することをお勧めします。 必要に応じて、次のいずれかの操作を実行して、該当するマップ スタイルの設定を調整します。

1. [点密度] セクションで、点密度マップ スタイルに対して上記の手順を実行します。
2. [ドットの色] セクションで、[テーマ] ドロップダウン メニューを使用して、カラー テーマを選択します。

   さまざまな方法で色をデータにマッチングして、テーマごとに異なるストーリーを伝えることができます。

   • [デフォルトの色] を選択して、マップ上で変数の高い値と低い値を含むエリア間のコントラストをハイライト表示するカラー ランプを使用します。
   • [高から低] を選択して、単色の連続的なグラデーションのカラー ランプを適用します。 これは、人口密度などの変数のマッピングに適しています。
   • [上下] を選択して、2 つの識別しやすい色のグラデーションを、ゼロや平均値といった 1 つの値の上下の値に適用するカラー ランプを使用します。 これは、人口増加率などの変数をマッピングして、人口が増加している (増加率がゼロを超える) エリアと減少しているエリアをハイライト表示するのに適しています。
3. [透過表示] スライダーを使用して、色の透過表示を調整します。
4. [アウトライン] セクションで、[色] ドロップダウン メニューを使用して、アウトライン色を選択し、幅を入力します。
5. [区画エリア] 切り替えボタンと [一般道路と高速道路] 切り替えボタンを使用して、これらの地理的フィーチャのラベルのオン/オフを切り替えます。

主要カテゴリのスタイル設定

タペストリ セグメントをマッピングすると、主要カテゴリ マップ スタイルで、各エリアの主要セグメントが表示されます。 必要に応じて、次のいずれかの操作を実行して、該当するマップ スタイルの設定を調整します。

1. [表示方法] ドロップダウン メニューを使用して、セグメントの表示方法を選択します。
   • [生活様式] を選択して生活様式グループを表示し、各カテゴリの [色] ドロップダウン メニューを使用して色を変更します。
   • [タペストリ セグメント] を選択して、各生活様式グループ内の個々のセグメントを表示します。
   • 各グループを展開して個々のセグメントを表示し、各カテゴリの色ドロップダウン メニューを使用して色を変更します。
   • [色のリセット] をクリックして、すべての色をリセットします。
2. [透過表示] スライダーを使用して、色の透過表示を調整します。
3. [アウトライン] セクションで、[色] ドロップダウン メニューを使用して、アウトライン色を選択し、幅を入力します。
4. [区画エリア] 切り替えボタンと [一般道路と高速道路] 切り替えボタンを使用して、これらの地理的フィーチャのラベルのオン/オフを切り替えます。

信頼性スコアのマッピング

ACS 変数などの変数の信頼性スコアをマッピングすると、マップ スタイルで、信頼性が [高]、[中]、[低] として表示されます。 各信頼性レベルを表すのに使用されている色は変更できません。 必要に応じて、次のいずれかの操作を実行して、該当するマップ スタイルの設定を調整します。

1. [透過表示] スライダーを使用して、色の透過表示を調整します。
2. [アウトライン] セクションで、[色] ドロップダウン メニューを使用して、アウトライン色を選択し、幅を入力します。
3. [区画エリア] 切り替えボタンと [一般道路と高速道路] 切り替えボタンを使用して、これらの地理的フィーチャのラベルのオン/オフを切り替えます。

初期設定の設定

アプリの初期設定で Business Analyst Web App の初期設定を設定できます。 カラーコード マップ ワークフローでは、マップの色、透過表示、および枠線の初期設定を指定し、データ分割の初期設定を選択することができます。 管理者は、組織全体に対して初期設定を設定 できます。

ワークフローの初期設定を指定するには、次の手順を実行します。

1. 上部のリボンで [初期設定] をクリックします。

   [初期設定] ウィンドウが表示されます。

2. [マップ] セクションを展開し、[マップの作成] セクションを展開して、[カラーコード マップ] をクリックします。
3. 必要に応じて、次の初期設定を設定できます。
   • [色] ドロップダウン メニューを使用して、カラー ランプを選択します。
   • [色配列] ドロップダウン メニューで、選択したカラー ランプのデフォルトの色配列または反転された色配列を使用します。
   • [透過表示] スライダーを使用して、カラーコード マップの透過表示を設定します。
   • [枠線] ドロップダウン メニューを使用して、枠線のウェイトを選択します。 色見本をクリックして、枠線の色を選択します。
   • [分割] スライダーを使用して、クラスの数を設定します。
   • [方法] ドロップダウン メニューを使用して、優先される分類方法を選択します。
4. [区画] セクションにあるドロップダウン メニューを使用して、デフォルトの解析範囲を選択します。

   デフォルト設定に戻すには、[デフォルトに戻す] をクリックします。

5. 変更内容を保存するには、[保存] をクリックするか、必要に応じて [保存して閉じる] をクリックして [初期設定] ウィンドウを閉じます。 変更内容を表示するには、アプリを更新します。

ワークフローのビデオ

このワークフローのビデオを見るには、「Business Analyst Web App でカラーコード マップを作成」をご視聴ください。