Business Analyst プロジェクトはグループとして組織内に格納され、表示、アクセス、整理、共有できます。 サイトやレイヤーなど、プロジェクトに含まれるコンテンツは、組織の [コンテンツ] タブにホスト フィーチャ レイヤーとして格納され、対応するグループと共有されます。 詳細については、「ArcGIS Online のデータ管理」をご参照ください。
最大 512 グループに所属することができます。 Business Analyst プロジェクトがグループとして組織内に格納されるので、これは最大 512 プロジェクトを持つことができることを意味します。 最大数に達した場合、新しいプロジェクトを作成する前に、グループから脱退するかグループを削除する必要があります。
注意:
組織から Business Analyst のグループを削除すると、Business Analyst アカウント内の対応するプロジェクトも削除されます。
Business Analyst から作成されたアイテム
Business Analyst でプロジェクトを作成すると、組織内に次のアイテムが作成されます。
- グループ - グループのタイトルはマップのタイトルと同じであり、メンバーは自分だけです。
- 空のフィーチャ レイヤー - フィーチャ レイヤーのタイトルはプロジェクトのタイトルと同じです。 レイヤーは、プロジェクト グループおよび BA - Project Data フォルダーで共有されます。 レイヤーは削除防止機能が有効化されています。
注意:
このレイヤーを削除すると、関連するプロジェクトを開くことができなくなります。
- アプリケーション データ レイヤー - レイヤーの初期設定、マップ データ、フィルター データ、プロジェクトの初期設定を格納する BA - Application Data フォルダーに、4 つのレイヤーが追加されます。
組織から Business Analyst を使用して作成したコンテンツを組織から一般ユーザーと共有できます。
Business Analyst から作成されたフォルダー
Business Analyst のコンテンツは自動的に保存され、組織の [マイ コンテンツ] タブの下にあるフォルダーに格納されます。 各フォルダーとそのコンテンツを次の表に示します。
フォルダー | 含まれるコンテンツ |
---|---|
BA - Application Data | Business Analyst の設定、初期設定、保存済みの変数 (カラーコード マップ、スマート マップ サーチ、ベンチマーク比較データ、プロジェクトの設定など)。 |
BA - My Maps | ArcGIS Web マップ ワークフローを使用して Business Analyst Web App から組織に共有しているアイテム、ArcGIS StoryMaps ワークフローを使用して作成されたストーリー、および結果をダッシュボードとして共有する際に作成されたアイテム。 |
BA - My Reports - Ordered Reports | PDF または画像ワークフローを使用して作成された PDF と、レポートの実行ワークフローを使用して作成された PDF、オールインワン PDF、および Excel 形式のレポート。 |
BA - Project Data | Business Analyst Web App で作成されたプロジェクトのサイトと追加レイヤーを格納するデータ (ホスト フィーチャ レイヤー)。 |
BA - Report Themes | インフォグラフィックスの作成ワークフローを使用して保存されたカスタム インフォグラフィックス テーマ。 |
カスタム データ | Business Analyst Web App でカスタム データの設定ワークフローを使用して作成されたカスタム データ。 |
レポート テンプレート | Business Analyst Web App で作成されたレポート テンプレート (レポートの作成、インフォグラフィックスの作成、ベンチマーク比較 ワークフローを使用して作成されたテンプレートなど)。 |
さらに、次のレガシー フォルダーが表示される場合があります。
レガシー フォルダー | 含まれるコンテンツ |
---|---|
BA - My Reports - Custom PDF Map Reports | このレガシー フォルダーには、特定の日付より前に作成された PDF が格納されています。 最近作成された PDF は、BA - My Reports - Ordered Reports フォルダーに格納されます。 |
BA - My Reports - All-in-One Reports | このレガシー フォルダーには、特定の日付より前に作成されたオールインワン レポートが格納されています。 新しく作成されたオールインワン レポートは、BA - My Reports - Ordered Reports フォルダーに格納されます。 |
Business Analyst アイテムの削除
定期的に Business Analyst アイテムを評価して、使用されなくなったアイテムを組織から削除することをおすすめします。 ゴミ箱が組織で有効化されている場合、削除されたアイテムは、14 日間、ゴミ箱に置かれた後に完全に削除されます。 [削除の確認] ウィンドウの [このアイテムの恒久的な削除を有効化] チェックボックスをオンにすると、ゴミ箱を無視してアイテムを完全に削除することができます。
削除時にゴミ箱に移動される Business Analyst アイテムを以下に示します。
- 実行済み (発行済み) のレポート
- カスタム レポート テンプレートとインフォグラフィックス テンプレート
- カスタム データセット
ゴミ箱から Business Analyst アイテムを復元する際には、そのアイテムを格納する場所を選択する必要があります。 アイテムが Business Analyst Web App で正しくアクセスされ表示されるようにするには、Business Analyst から作成された適切なフォルダーを選択します。
注意:
実行済み (発行済み) のレポートでは、アイテムをゴミ箱から復元した後、そのアイテムをもう一度元のプロジェクト グループと手動で共有する必要があります。
アイテムの削除と復元の詳細については、以下をご参照ください。