データ ブラウザーの使用

データ ブラウザーは、ArcGIS Business Analyst で利用可能なすべてのデータ変数を分類および表示するアプリ内インターフェイスです。 変数は、数、パーセンテージ、またはインデックス値として表される人口統計測定を示します。 使用可能なデータの詳細については、「Business Analyst のデータ」をご参照ください。

データ ブラウザーは、次のワークフロー内でアクセスできます。

プロジェクトとは関係なくデータ ブラウザーを探索するには、「Esri Demographics」にアクセスしてください。

変数の参照および選択

上記のいずれかのワークフローを使用してデータ ブラウザーを開いたら、次の方法で使用可能な変数を参照できます。

  1. カテゴリをクリックします。 矢印を使用して、カテゴリのページをスクロールします。

    また、[すべて表示] または [ソース別] をクリックして、ステップ 3 に進むこともできます。

  2. このカテゴリの一般的な変数を選択します。 代わりに、サブカテゴリまたは ['Category name' 変数をすべて表示] をクリックして参照を続行し、次のステップに進みます。

    変数に関する情報を表示するには、[情報] 情報 にポインターを合わせます。 変数をクリックして、[選択した変数] リストに追加します。 必要に応じて、[お気に入り] お気に入り をクリックし、[お気に入り] リストからすばやくアクセスできるように変数をお気に入りとしてマークすることができます。このリストには、データ ブラウザーのメイン ページからアクセスできます。

  3. [変数] リストから変数グループを選択するか、グループの横にある [展開] 矢印 拡張 をクリックして内部の変数を表示します。
  4. 実行しているワークフローに従って変数を選択します。 変数ごとに計算方法を選択して、選択した変数を数、パーセンテージ、平均、インデックス、または信頼性の推定値として表示できます。 次のいずれかを実行します。
    • スマート マップ サーチ - 最大 5 つの変数を追加できます。 [選択した変数] ドロップダウン メニューで変数を確認します。 変数を削除して調整したり、今後使用するためにリストを保存したりできます。 [適用] をクリックします。
    • カラーコード マップ - 1 つの変数を選択します。 この変数はすぐにマップ上に表示されます。
    • 適合性解析 - 最大 20 個の変数を追加して条件リストを作成できます。 [選択した変数] ドロップダウン メニューで変数を確認します。 変数を削除して調整したり、今後使用するためにリストを保存したりできます。 [適用] をクリックします。
    • 空隙解析 - 結果を正規化する際の基準となる 1 つの変数を選択します。 この変数は、すぐに集計テーブルに適用されます。
    • 限界値エリア - 1 つの変数を選択します。 この変数は解析に追加されます。
    • レポートの作成 - 変数をレポート テンプレートにドラッグします。 一度に複数の変数を選択するには、Shift キーを押しながら変数をクリックします。
    • インフォグラフィックスの作成 - 最大 50 個の変数を追加できます。 [選択した変数] ドロップダウン メニューで変数を確認します。 リストの変数を削除して調整できます。 [次へ] をクリックします。
    • 比較レポート - 変数を選択して、[選択した変数] リストに追加します。 変数を削除して調整したり、今後使用するためにリストを保存したりできます。 [適用] をクリックします。

変数の検索

カテゴリおよびサブカテゴリの範囲内で、またはキーワードを使用して変数を検索できます。 変数を検索するには、次のいずれかを実行します。

  • メイン ページでデータ ブラウザー全体を検索します。 [変数またはキーワードの検索] 検索フィールドに、検索語句または変数 ID を入力して Enter キーを押すか、[検索] ボタン 検索 をクリックします。
  • カテゴリを参照した後に、カテゴリ内を検索できます。 [現在のカテゴリ内で変数またはキーワードを検索] 検索フィールドに、検索語句または変数 ID を入力して Enter キーを押すか、[検索] ボタン 検索 をクリックします。
  • サブカテゴリを参照するか、最初の検索を実行した後に、[結果の調整] ウィンドウでキーワードによる検索を実行できます。 [任意のキーワードを入力] 検索フィールドに、検索語句または変数 ID を入力します。 検索結果が、テキストの入力に応じて動的にフィルタリングされます。

デフォルトで、データ ブラウザーはセマンティック検索を実行します。この場合には、入力した検索語句に関連した変数が返されます。 検索語句と一致した変数だけを検索するには、[設定] 設定 をクリックして、[類似変数の検索] チェックボックスをオフにします。 [並べ替え] ドロップダウン メニューを使用すると、アルファベット順、関連性別、カテゴリ別に検索結果を並べ替えることができます。

変数リストの作成および保存

変数を選択したら、ワークフローで今後使用するためにリストを保存できます。 変数リストとカスタム変数を含め、保存したすべての変数は、データ ブラウザーのメイン ページからアクセスできる [保存済み変数] に保存されます。

実行しているワークフローに応じて、次のいずれかを実行して変数リストを保存できます。

  • [選択した変数] ドロップダウン メニューで [リストの保存] をクリックします。 [変数リストの保存] ウィンドウが表示されます。 リストに名前を付けて、リストを表すアイコンを選択し、[保存] をクリックします。
  • スマート マップ サーチで、メイン ページの [リストの保存] をクリックします。
  • カスタム比較レポートの作成時は、[変数の追加] ウィンドウの [リストの保存] をクリックできます。

カスタム データと共有データの使用

カスタム データを追加したか、組織内の他のユーザーが自分とデータを共有した場合、そのデータは、データ ブラウザーの個別のタブに表示されます。 現在選択されているタブ内で変数を参照、検索、および選択できます。

次のいずれかのタブでデータにアクセスできます。

  • [標準データ] タブには、Business Analyst Web App に付属のデータが表示されます。
  • [マイ データ] タブには、自分が追加したカスタム データが表示されます。
  • [共有データ] タブには、組織の他のユーザーが自分と共有しているデータが表示されます。

カスタム変数の作成

データ ブラウザーを使用すると、データの特定のタイプ、範囲、組み合わせに焦点を置いた変数を作成できます。 年齢、世帯収入、住宅価格、住居数、または人種に基づいて変数を作成できます。 カスタム変数は [保存済み変数] リストに保存されます。

カスタム変数を作成するには、次の手順を実行します。

  1. データ ブラウザーで [カスタム変数の作成] をクリックします。

    [カスタム変数の作成] ウィンドウが表示されます。

    注意:

    カスタム変数を作成するには、以下の要素を考慮してください。

    • 一部の変数は、カスタム変数の作成には使用されません。これには、米国の州とコロンビア特別区の ACS データ変数が含まれます。
    • プエルトリコの ACS 変数は、カスタム変数の作成に使用できます。 これらの ACS 変数の許容誤差は、カスタム変数の作成に使用すると削除されます。
    • カスタム変数の一部は、統計的に正確ではないことがあります。 たとえば、成人と世帯ベースの変数を組み合わせたり、AVG (平均) 演算子を中央値変数に適用したりする場合、計算は有効ではありません。

  2. [年齢変数][世帯年収変数]、または [使用頻度の高いその他の変数] をクリックします。
    • [年齢変数] を選択した場合は、変数として年、年齢範囲、および性別を選択します。
    • [世帯年収変数] を選択した場合は、変数として年と世帯年収を選択します。
    • [使用頻度の高いその他の変数] を選択した場合は、使用するカテゴリをクリックします。 スライダーのハンドルまたはチェックボックスを使用して、変数を定義します。
  3. カラーコード マップを作成している場合は、[保存と追加] をクリックします。スマート マップ サーチを使用している場合は、[追加] をクリックします。

    [カスタム変数の保存] ウィンドウが表示されます。

  4. 変数の名前を作成して、[保存] をクリックします。

高度なカスタム変数の作成

さまざまなカテゴリから変数を選択し、数学演算子を使用してそれらの変数を結合することで、カスタム変数を作成できます。 作成したカスタム変数は [保存済み変数] リストに保存されます。 高度なカスタム変数を作成するには、次の手順を実行します。

  1. データ ブラウザーで [カスタム変数の作成] をクリックするか、カテゴリを参照して [独自の 'Category' 変数を作成] をクリックします。

    [カスタム変数の作成] ウィンドウが表示されます。

  2. [高度なカスタム変数] をクリックします。
  3. データ ブラウザーで変数を参照または検索します。
  4. 変数を追加するには、[カスタム変数をひとまとめにします] セクションに変数をドラッグするか、変数を選択して [選択した変数の追加] をクリックします。
  5. 演算子をクリックして選択します。 次から選択します。
    • 標準的な数学演算子: + - * / % ^ ( )
    • [数値の追加] - カスタム変数の計算で定数を使用します。 たとえば、変数に 2 を乗算するには、[*] をクリックした後、[数値の追加] をクリックして、数値フィールドに「2」と入力します。
    • [合計値の追加] - 複数の変数の合計を計算します。 変数を [SUM] フィールドにドラッグします。 [OK] をクリックします。
    • [平均値の追加] - カスタム変数の計算で複数の変数の平均を計算します。 変数を [AVG] フィールドにドラッグします。 [OK] をクリックします。
  6. 必要に応じて手順を繰り返して、高度なカスタム変数の式を作成します。 括弧を使用して数式を作成します。 アイテムの順序を変更するには、変数と演算子を [カスタム変数をひとまとめにします] セクションにドラッグします。 アイテムを削除するには、そのアイテムにポインターを合わせて [削除] 削除 をクリックします。
  7. 完了したら、変数を保存します。 カラーコード マップを作成している場合は、[保存と追加] をクリックします。スマート マップ サーチを使用している場合は、[追加] をクリックします。
  8. [カスタム変数の保存] ウィンドウで、変数の名前を入力して、計算に使用する小数点以下の表示桁数を指定します。
  9. [保存] をクリックします。

    作成した変数は、データ ブラウザーの [保存済み変数] リストに保存されます。 変数を編集するには、[この変数の編集] 編集 をクリックします。

変数の計算について

変数は、数、パーセンテージ、平均、インデックス値、または信頼性の推定値として表示できます。 データ ブラウザーでは、使用可能な計算オプションが各変数の横にボタンとして表示されます。

カウント

[数] 数 を選択すると、解析では、マップ上に定義されたエリア内の変数の推定数が示されます。

パーセンテージ

[パーセンテージ] パーセンテージ を選択すると、解析では、変数が数ではなくパーセント値として示されます。 パーセンテージは、総世帯数や総人口などの基準値に対する比率として表され、100 で乗算されます。 たとえば、インターネットに加入している世帯数の変数のパーセント値は、インターネットに加入している世帯の数をエリア内の総世帯数 (基準値) で除算したものです。

[情報] ボタン 情報 にポインターを合わせると、パーセント基準の変数を表示できます。

平均

このオプションは、消費者支出データベースの変数で使用できます。 [平均] 平均 を選択すると、解析では、各世帯の年間の平均支出額が示されます。

インデックス

[インデックス] インデックス を選択すると、解析では、マップ上に定義されたエリア内の変数の量が全国平均などの別の値とどのように比較されるかを表すインデックス値が示されます。

次の 3 つのタイプのインデックスがあります。

  • 値のインデックス - エリアの変数値を国全体の変数値で除算した値。 たとえば、平均世帯サイズのインデックスを計算するには、特定エリアの平均世帯サイズの値を、国の平均世帯サイズで除算します。
  • パーセント値のインデックス - エリアの変数のパーセンテージを国全体の変数のパーセンテージで除算した値。 たとえば、犬を 2 匹以上飼う世帯のインデックスを計算するには、特定エリアの犬を 2 匹以上飼う世帯のパーセンテージを、国レベルの犬を 2 匹以上飼う世帯のパーセンテージで除算します。
  • 平均値のインデックス - エリアの変数の平均値を国全体の変数の平均値で除算した値。 たとえば、医療費のインデックスを計算するには、特定エリアの世帯の平均医療費を、国レベルの世帯の平均医療費で除算します。

[情報] ボタン 情報 にポインターを合わせると、変数のインデックス タイプを表示できます。

信頼性

このオプションは、American Community Survey の変数のみで使用できます。 [信頼性] 信頼性 を選択すると、解析では Esri の信頼性スコアが示されます。このスコアは、マップ上に定義されたエリア内のデータに関する American Community Survey の誤差 (MOE) 情報に基づきます。 信頼性スコアは、提供された MOE に基づく Esri の推定の信頼度を示します。 信頼性スコアは、信頼性 (高)、信頼性 (中)、信頼性 (低) で示されます。