フィードの構成時に、ArcGIS Velocity が取り込んだデータのすべての観測データを格納するフィーチャ レイヤーを公開することを許可するかどうかを選択できます。
履歴フィーチャ レイヤーの公開
フィードのすべての観測データを格納するフィーチャ レイヤーを公開する機能は、フィード構成ウィザードの [保存] ステップで、[すべての観測データを保持するフィーチャ レイヤーも公開します] チェックボックスをオンにすることで、有効化および指定することができます。

チェックボックスをオンにすると、[データ保持 (データを保持する期間)] や [データのエクスポート (フィーチャ レイヤーのアーカイブ)] などのパラメーターを使用できます。
データ保持ポリシーを設定し、累積されているデータが履歴フィーチャ レイヤーからいつ消去されるかを指定する必要があります。 データ保持のオプションには、[1 時間]、[1 日]、[1 週間]、[1 か月]、[6 か月]、および [1 年] があります。
[データのエクスポート (フィーチャ レイヤーのアーカイブ)] パラメーターを使用して、データが消去される前にフィーチャ レイヤー アーカイブ (コールド ストア) にエクスポートできます。 データ保持の詳細については、「データ保持の概要」をご参照ください。
また、集約スタイル、データを動的に集約する際のビン スタイル、およびフィーチャ レイヤーでフィーチャ レコードが作成または更新されるときにユーザー名と日付を記録する編集情報の記録を指定することができます。 集約スタイルの詳細については、「マップ イメージ レイヤーの視覚化」をご参照ください。 編集情報の記録の詳細については、「データへのアクセス権とその編集」をご参照ください。
注意:
履歴フィーチャ レイヤーが作成されると、関連するフィードの更新が行われた場合に、関連するフィーチャ レイヤー スキーマを上書きするかどうかを確認する 2 つのメッセージが表示されます。 現在のスキーマを上書きすることを選択した場合、既存のフィーチャ データが削除され、レイヤーが新しいスキーマで更新されます。
注意:
フィードと関連する履歴フィーチャ レイヤーは同じ名前になります。
履歴フィーチャ レイヤーの削除
フィードと履歴フィーチャ レイヤーは別々に削除できます。 フィードを再起動すると、新しい履歴フィーチャ レイヤーが作成されます。 [すべての観測データを保持するフィーチャ レイヤーも公開します] チェックボックスをオフにしない限り、常に新しい履歴フィーチャ レイヤーが作成されます。
注意:
フィードの実行中に履歴フィーチャ レイヤーを削除することはできません。
検討事項および制限事項
[すべての観測データを保持するフィーチャ レイヤーも公開します] パラメーターがオンになっている場合、関連する履歴フィーチャ レイヤーを削除するまで、チェックボックスはグレー表示されます。
フィード名を変更しても、履歴フィーチャ レイヤーの名前は更新されず、作成されたときのままになります。
最新のストレージを保持する機能は、ArcGIS Velocity ではまだ使用できません。