XLSForm の settings シートには、調査の表示方法や動作を制御するためのオプションが含まれています。
フォーム タイトル
[form_title] 列では、調査のタイトル領域に表示される名前を定義します。
generated_note_form_title という名前のメモ質問を調査に含めることで、調査のタイトルを定義することもできます。 この方法では、タイトルの翻訳を提供し、${question_name} 構文を使用してタイトルの調査の回答からの値を含めることができます。 詳細については、「フォーム エレメントのカスタマイズ」をご参照ください。
注意:
このタイトルは調査のギャラリーや [調査のダウンロード] メニューでは使用されません。 これらの場所で使用されるタイトルは Survey123 Connect の [詳細] タブで定義します。
フォーム ID
[form_id] 列では、調査の回答を格納するために作成 (または接続) されるフィーチャ レイヤー内のターゲット レイヤーの名前を定義します。 この列が空白の場合、Survey123 のフォーム ID は、XLSForm のファイル名と同じ名前に設定されます。 調査を公開するときにフィーチャ レイヤーが作成される場合、フィーチャ レイヤーの名前はフォーム ID と一致します。 公開時に調査を既存のフィーチャ レイヤーに接続する場合は、フォーム ID と一致するレイヤーが調査に接続されます。
調査に繰り返しが含まれる場合、フィーチャ レイヤーには 1 つのフィーチャ レイヤーと 1 つ以上の関連テーブルが格納されます。 この場合、フォーム ID は親のフィーチャ レイヤー名を参照します。 関連テーブルはフォーム ID によって参照されません。
既存のフィーチャ レイヤーから調査を作成する場合は、フォーム ID を使用して特定のフィーチャ レイヤーまたはテーブルを参照できます。 たとえば、関連テーブルを特定して調査を作成することができます (たとえば、検査レコードのテーブルなど)。 この場合は、テーブルの名前を [form_id] 列に入力します。
注意:
フィーチャ レイヤーの関連テーブルから調査を生成するには、はじめに完全なフィーチャ レイヤーから XLSForm を生成して、次に親のフィーチャ レイヤーから参照された質問を削除する必要があります。 [begin repeat] 行と [end repeat] 行を削除して、[form_id] 列に繰り返しの名前を入力します。
インスタンス名
[instance_name] 列では、Survey123 フィールド アプリで調査の回答を一意に識別するために使用する情報を定義します。 詳細については、「インスタンス名」をご参照ください。
送信 URL
[submission_url] 列では、調査の回答を送信する既存のフィーチャ レイヤーを定義します。 結果を送信するには、このフィーチャ レイヤーに調査の所有者とユーザーが両方アクセス可能である必要があります。 詳細については、「既存のフィーチャ レイヤーでの Survey123 の使用」をご参照ください。
デフォルト言語
[default_language] 列では、調査が最初に使用する言語を定義します。 必須ではありませんが、言語は言語コードで定義することをお勧めします。ただし、言語は調査全体を通して同じ方法で定義する必要があります。 詳細については、「複数言語の管理」をご参照ください。
バージョン
[version] 列では、調査の現在のバージョン名または番号を定義します。 このバージョンは、[calculation] 列の version() 関数を使用して調査の質問で参照でき、バージョンが定義されている場合は、調査のコンテンツ ページに表示されます。 これは、調査を更新したことを示すのに便利です。
注意:
調査のバージョンは、調査の作成者によって必要に応じて手動で指定され、自動的に変化または増加しません。スタイル
[style] 列は、調査全体に適用されるスタイルを定義します。 これらのスタイルが機能するには、[appearances] 列に追加の値を指定する必要があります。 詳細については、「表示設定」をご参照ください。