以下では、正常に動作しない調査作成機能または目的どおりに動作しない調査作成機能、およびそれに対して実行可能な解決策または回避策について説明します。
調査を保存または公開するときに受信する既知のエラー メッセージのリストについては、「トラブルシューティング」をご参照ください。
Survey123 の不具合に関するレポートや詳細については、「サポート」をご参照ください。
起動およびサイン イン
フォームの作成および公開
- 「select_one」および「select_multiple」の質問の [Other] および [Select other] ラベルが、英語以外の言語で表示されません。
- OpenOffice を使用しているコンピューターで新しい調査を作成する場合、変更内容を .xlsx フォームに保存できません。
- Survey123 Connect の質問に bind::type を適用した調査を公開しようとすると、XLSForm の変換中にエラーが発生しましたというメッセージが表示されて、select_one で公開できません。
- フィーチャ サービスの 1 番目のレイヤー以外のレイヤーから調査を生成できません。
- 以前のリリースの Survey123 で機能していた、調査の HTML 形式が機能しません。
- 質問のラベルまたはヒント内のテキストが、より小さい (<) シンボルを使用した後に切り捨てられます。
- OpenOffice と LibreOffice を使用する場合、Survey123 XLSForm テンプレートがすべての名前の値を拒否します。
- Android デバイスで、文章の最初の文字が自動的に大文字になりません。
- Android 上で文字ベースの言語を使用するときに、キーボードによってテキストの質問が正しく表示されません。
- Android デバイスで音声合成機能を使ってテキスト質問に回答できません。
フォームの動作
起動およびサイン イン
ArcGIS Survey123 Connect が起動しない場合は、api-ms-win-crt-runtime-l1-1-0.dll ファイルが存在しないことを示すエラー メッセージが表示されます。
このメッセージは、Windows の実行に必要な Survey123 Connect コンポーネント内の Universal C Runtime が存在しないことを示します。 これらのコンポーネントは、Windows サポートからダウンロードできる Windows アップデートで配布されています。
Survey123 Connect のアイコンは、アプリの実行時に読み込まれるカスタム フォントとしてパッケージ化されます。 Windows ポリシーにより、信頼されていないカスタム フォントを読み込めない場合は、Survey123 のアイコンはシステム フォントに置換されます。
フォームの作成および公開
これらのラベルは、「select_one」または「select_multiple」の質問に「or_other」の XLSForm オプションが含まれている場合に自動的に生成されるもので、翻訳できません。 その他の回答を収集するには、別個のテキストの質問を追加することをお勧めします。 詳細については、「複数の選択肢の質問」をご参照ください。
Survey123 Connect では、既存のフィーチャ レイヤーから新しい調査を作成することができます。 生成される新しい XLSForm には、サービスの 1 番目のフィーチャ レイヤーの各フィールドと、その 1 番目のレイヤーに関連するすべてのテーブルに関する質問が含まれます。 サービス内の 1 番目のレイヤーでないフィーチャ レイヤーから調査を作成する必要がある場合は、新しいフォームを作成し、それがフィーチャ レイヤー内のどのレイヤーと接続するのかを、フォーム ID と送信 URL を使用して指定する必要があります。
Survey123 バージョン 3.13 以降、Survey123 は ArcGIS Online と同じ HTML 標準に適合しています。 この標準は HTML5 に基づいています。つまり、center などのタグはサポートされなくなり、機能しません。 サポートされている HTML タグのリストについては、「調査のスタイル設定」をご参照ください。
これは OpenOffice または古いバージョンの LibreOffice の使用時の XLSForm テンプレートによる問題です。[name] 列に何か入力しようとすると、32 文字未満のスペースを含まない ASCII 文字の値でなければならないことを示すエラー メッセージが (値がこれらの要件を満たしていても) 常に返されます。 これは、式の中で引数を区切るために OpenOffice と古いバージョンの LibreOffice ではセミコロンを使用するのに対し、Excel ではカンマを使用するからです。 テンプレートは Excel を念頭に置いて設計されているので、こうしたその他のアプリケーションは、無効な文字を制限するために使用する式を正しく読み取りません。 この問題は、カンマをセミコロンに置き換えることで解決できます。 どちらのアプリケーションでも、[データ] メニューを開いて [整合チェック] を選択することで、これを実行できます。
フォームの動作
Survey123 バージョン 3.12 以降では、選択リストが内部データベースを通じて管理されます。 つまり、カスケード式の選択と外部ファイルからの選択の列名に SQLite 予約済みキーワードを使用できません。