ディスカッション ボードの使用

ArcGIS Hub ディスカッション ボードを使用すると、参加者は、事前に決められたトピックに関するコメント、アイデア、フィードバックを共有できます。 投稿者は、投稿を追加したり、投稿に返信またはリアクションしたり、他の参加者に @ メンションしたりすることができます。 ディスカッション ボードはマップ、グリッド、またはリスト形式で使用できます。 ボードは、コンテンツに関するグループベースのディスカッションによく似た、コミュニケーションとコラボレーション用のツールです。

ライセンス:
ディスカッション ボードは ArcGIS Hub Premium ライセンスで利用できます。

ボードの作成と編集

アイテムを作成する権限のあるサイン イン済みの組織のメンバーは、ディスカッション ボードを作成して管理することができます。 ボードには、タイトル、プロンプト、場所などの詳細を含め、グループ、組織、パブリックに公開できます。 ディスカッション ボードはデフォルトでマップベースになっているため、投稿者はマップ、リスト、またはグリッド ビューを選択できます。 マップ ビューで投稿に追加する場所は、ボードの編集者が定義した地理的エリア内に存在する必要があります。

ディスカッション ワークスペースは、ボードの編集と管理ができるようにカスタマイズされています。 このワークスペースで、ボードの編集者は、詳細と設定を更新し、変更内容をプレビューし、ボードの使用法のサマリーを確認することができます。

  1. カタログ、ユーザー プロフィール、またはライブ サイト ビューからディスカッション ボードを作成します。 [新規作成] ボタンと [ディスカッション ボード] を選択します。
  2. タイトルとプロンプトを入力して [作成] を選択します。
  3. ディスカッション ワークスペースにまだ入っていない場合は、自分のユーザー プロフィールでボードを選択してから編集を選択します。
  4. [詳細] ウィンドウで、ボードの詳細を追加または編集します。 [保存] を選択します。
  5. [ダッシュボード] ウィンドウで、一定期間のページビュー数など、連携活動のサマリーを表示できます。 ダッシュボードの詳細
  6. [参加] ウィンドウで、ボードの [表示可能なユーザー] を選択します。 表示がパブリックに設定されている場合は、アカウントを持つすべてのユーザーが参加できます。 組織に設定されている場合は、アカウントを持つすべてのメンバーが参加できます。 プライベートに設定されている場合は、[表示グループの追加] を選択して、これらのグループのメンバーがボードを表示できるようにします。 [編集可能なユーザー][編集グループの追加] を選択して、これらのグループのメンバーがワークスペースでボードの情報 (詳細や設定など) を編集できるようにします。
  7. [参加可能なユーザーとモデレート可能なユーザー] で、チャンネルを設定して投稿を追加、表示、モデレートできるユーザーを選択します。 既存のチャンネルを参照して選択するか (1 つのチャンネルが必要です)、新しいチャンネルを作成します。 新しいチャンネルを作成する場合は、名前を入力して、参加者を選択します。 [参加者] がパブリックに設定されている場合は、セクションの下部で、匿名の投稿を許可するかどうかを選択します。
    注意:
    可能な限り、既存のチャンネルを使用します。重複するチャンネルは作成しないでください。 組織の管理者だけが組織用のチャンネルとパブリック アクセス用のチャンネルを作成できます。 それ以外のタイプのユーザーが作成できるのは、いくつかのグループで構成されているチャンネルです。 詳細については、チャンネルとは何かブログ記事をご参照ください。
  8. [設定] ウィンドウで、ボードの所有者は、ディスカッション用のボードをオープンまたはクローズしたり (許可または禁止する)、ボードを削除したりすることができます。 [保存] を選択します。
  9. パブリック チャンネルまたは組織チャンネルが作成されたディスカッション ボードを共有するには、[共有レベル] ボタン (右上にある) を選択した後、[参加] ウィンドウの設定に応じてパブリックまたは組織を選択します。
  10. [ディスカッションの表示] (右上にある) を選択して、ボードのライブ ビューを表示します (設定 設定 を選択すると、ワークスペースに戻ります)。 上部には、ボードの共有状況を示すボタンもあります。

ボードのモデレート

ディスカッション ボードのモデレーターは、チャンネル グループの所有者または管理者であるグループ メンバーが担います。 組織の管理者をモデレーターにすることもできます。 モデレーターは、投稿内で使用が許可されていない禁止単語やフレーズのリストを (チャンネル レベルで) 定義できます。 禁止単語を含む投稿は自動的に非表示になります。 モデレーターは、投稿を確認し、必要に応じて非表示にすることができます。

  1. カタログ内でボードを検索して選択します。
  2. 編集モードとディスカッション ワークスペースに入ります。
  3. [参加] ウィンドウで、[禁止単語] をカンマ区切りリストとして入力します。

ボードの表示

サイトの編集者は、さまざまな方法で Hub サイト上にディスカッション ボードを表示することができます。 サイトの訪問者は、サイトのレイアウト、ヘッダー、カタログ (ボードをサイトのコンテンツ グループと共有している場合) と自分のプロフィール (メンバーまたはグループと共有している場合) でボードを見つけることができます。

  1. サイトまたはページを編集モードで開きます。
  2. ディスカッション ボードを下記のアイテムに追加するには、既存のコンテンツを追加する手順を実行します。

ボードにデータを提供

サイン イン済みの Hub ユーザーはディスカッション ボードにデータを提供し、すべてのユーザーはパブリックに公開されたボードを表示することができます。 参加する主な手段は、投稿や返信を追加することです。 ユーザーはマップ上に描画して投稿に場所を追加し、投稿や返信に含まれている組織内の他のユーザーに通知を送信 (@ メンション) することができます。 参加者は投稿にリアクションを追加することもできます。

  1. 新しい投稿を作成するには、投稿ウィンドウにアイデアを入力して [投稿の追加] を選択します。
    注意:

    匿名で投稿する場合は、サイン インする必要がありますが、投稿や返信に自分の名前と詳細が表示されません。 投稿を編集または削除したり、他のユーザーがあなたをメンションすることはできません。

  2. 既存の投稿に返信するには、[返信] を選択し、返信ウィンドウに返信を入力します。
  3. 投稿に 1 つ以上の場所を追加するには、投稿ウィンドウまたは返信ウィンドウで [場所の追加] ボタン 場所の追加 を選択します。 場所を描画し、[返信に追加][完了][返信の作成] の順に選択します。
  4. [リアクションの追加] ボタン リアクションの追加 を選択して、投稿や返信に絵文字のリアクションを追加します。 [プラス記号] プラス記号 を選択すると、展開されたリアクション セットから選択できます。
注意:

ボードへのアクセス権のあるユーザーは、ボードがクローズしている場合でも、投稿を検索して並べ替えることができます。

詳細については、ディスカッション ボードを ArcGIS Hub で使用できるようになりましたブログ記事をご参照ください。