フィールドの追加または削除

ホスト フィーチャ レイヤーまたはテーブル レイヤーを公開した後、場合によっては追加の属性に関する情報を格納する必要があります。 この場合には、レイヤーにフィールドを追加できます。 同様に、一連の属性が必要なくなったことが判明した場合、これらの属性を格納しているフィールドをレイヤーから削除できます。

ホスト フィーチャ レイヤーにフィールドを追加することや、ホスト フィーチャ レイヤーからフィールドを削除することができるのは、レイヤー所有者か組織の管理者のみです。

フィールドの追加

ホスト フィーチャ レイヤーの詳細ページを開くと、[データ] タブのテーブルまたはフィールド ビューを使用してフィールドを追加できます。

テーブル ビューからフィールドを追加

テーブル ビューの属性テーブルにフィールドを追加するには、次の手順に従います。

  1. レイヤーのアイテム ページで、[データ] タブをクリックしてテーブルを表示します。
    注意:

    また、Map Viewer Classic でテーブルを開いて、フィールドをテーブルに追加することもできます。

  2. ホスト フィーチャ レイヤーに複数のサブレイヤーが含まれている場合、[レイヤー] ドロップダウン メニューから変更するサブレイヤーを選択します。
  3. [オプション] ボタン オプション をクリックします。
  4. [フィールドの追加] をクリックして、次の設定を行います。
    1. [フィールド名] - フィールド名には、空白、ハイフン、丸括弧、角括弧などの特殊文字や、$、%、# のような文字を使用できません。 一般的にデータベースの予約済みキーワードとして認識される単語 (CHARACTERDATE など) は、フィールド名に使用しないでください。 特殊文字やデータベースの予約済みキーワードが含まれているフィールド名を追加しようとすると、エラー メッセージが表示されます。
    2. [表示名] - フィールドの代替名またはエイリアスであり、実際の名前より説明的でユーザーにわかりやすい名前にすることができます。 エイリアスには、特殊文字やデータベースの予約済みキーワードを使用できます。
    3. [タイプ] - フィールドに格納するデータのタイプとして、次のいずれかを選択します。

      • [Big Integer] - -9,007,199,254,740,991 ~ 9,007,199,254,740,991 の整数。 integer データ タイプの範囲に収まらない数値を格納する必要がある場合は、このタイプを使用します。
      • [Date] - 日付と時刻。 ArcGIS Online の日付フィールドと時間フィールド」をご参照ください。
        注意:

        ArcGIS Online では、すべての日付値は協定世界時 (UTC) で保存されますが、ほとんどのアプリケーションはローカル タイム ゾーンと協定世界時 (UTC) を自動的に変換するため、日付は一般的にローカル タイム ゾーンで表示、編集されます。 ただし、データを .csv ファイルやシェープファイルなどでアップロードする際には、適切なタイム ゾーンを指定する必要があります。タイム ゾーンを指定しなければ、データは UTC 形式であると判断されます。

      • [Date Only] - 日付は格納しますが、時刻値は格納しません。 これは、許可証の有効期限日や顧客の誕生日を記録する場合など、時刻が不要な場合に役立ちます。
      • [Double] - 小数点以下の桁がある数字。
      • [Integer] - -2,147,483,648 ~ 2,147,483,647 の自然数 (long integer)。
      • [String] - 連続する文字。

        文字列フィールドを追加した場合は、フィールドのシングルバイト文字の最大長を定義する [長さ] プロパティを使用します。 長さは、[String] フィールド タイプに必要です。 デフォルトは 256 文字です。

      • [Time Only] - 時刻は格納しますが、日付値は格納しません。 時刻は 24 時間制で、たとえば 4:30 p.m. は 16:30 になります。このフィールド データ タイプは、営業時間やバスの時刻表などの値を記録するのに役立ちます。
      • Timestamp Offset - UTC からの時間オフセットを示す値とともに日時を格納します。 UTC からの値のオフセットと個別の日時値を含み、時刻のある時点を一意に表します。 これにより、日付値と比べて、timestamp offset 値を 1 つのコンピューターから別のコンピューターにより移行しやすくなっています。 たとえば、ニューファンドランド タイム ゾーン (UTC 時間から 3.5 時間遅れている) で 2023 年 10 月 10 日午後 3 時 3 分を示す値を格納するためには、編集者は 2023-10-10T15:03:00-03:30 と入力します。

    4. 必要に応じ、すべての新規フィーチャのフィールドに追加されるデフォルト値を定義します。

      フィールドが追加された場合、テーブルの既存の行にはこのデフォルト値がありません。

      timestamp offset フィールドのデフォルト値を作成するには、デフォルト値の 3 つのパートをすべて定義する必要があります。

      • 日、月、年
      • ローカル時間
      • UTC からのオフセット

  5. ホスト フィーチャ レイヤーにデータが含まれない場合に、フィーチャを追加するときまたは属性を更新するときにエディターが常に新しいフィールドの値を提供するようにしたい場合は、[NULL 値を許可] をオフにできます。

    レイヤーにデータが含まれている場合、このオプションは使用できず、新しいフィールドは NULL 値を許可します。

  6. [新しいフィールドの追加] をクリックします。

フィールド ビューからフィールドを追加

フィールド ビューを使用して、属性テーブルにフィールドを追加するには、次の手順に従います。

  1. レイヤーのアイテム ページで、[データ] タブをクリックしてテーブルを表示します。
  2. [フィールド] をクリックします。
  3. ホスト フィーチャ レイヤーに複数のサブレイヤーが含まれている場合、[レイヤー] ドロップダウン メニューから変更するサブレイヤーを選択します。
  4. [追加] をクリックして、次の設定を行います。
    1. [フィールド名] - フィールド名には、空白、ハイフン、丸括弧、角括弧などの特殊文字や、$、%、# のような文字を使用できません。 一般的にデータベースの予約済みキーワードとして認識される単語 (CHARACTERDATE など) は、フィールド名に使用しないでください。 特殊文字やデータベースの予約済みキーワードが含まれているフィールド名を追加しようとすると、エラー メッセージが表示されます。
    2. [表示名] - フィールドの代替名またはエイリアスであり、実際の名前より説明的でユーザーにわかりやすい名前にすることができます。 エイリアスには、特殊文字やデータベースの予約済みキーワードを使用できます。
    3. [タイプ] - フィールドに格納するデータのタイプとして、次のいずれかを選択します。

      • [Big Integer] - -9,007,199,254,740,991 ~ 9,007,199,254,740,991 の整数。 integer データ タイプの範囲に収まらない値を格納する必要がある場合は、このタイプを使用します。
      • [Date] - 日付と時刻。 ArcGIS Online の日付フィールドと時間フィールド」をご参照ください。
        注意:

        ArcGIS Online では、すべての日付値は UTC で保存されますが、ほとんどのアプリケーションはローカル タイム ゾーンと UTC を自動的に変換するため、日付は一般的にローカル タイムゾーンで表示、編集されます。 ただし、データを .csv ファイルやシェープファイルなどでアップロードする際には、適切なタイム ゾーンを指定する必要があります。タイム ゾーンを指定しなければ、データは UTC 形式であると判断されます。

      • [Date Only] - 日付は格納しますが、時刻値は格納しません。 これは、許可証の有効期限日や顧客の誕生日を記録する場合など、時刻が不要な場合に役立ちます。
      • [Double] - 小数点以下の桁がある数字。
      • [Integer] - -2,147,483,648 ~ 2,147,483,647 の自然数 (long integer)。
      • [String] - 連続する文字。 文字列フィールドを作成する場合、[長さ] フィールドに値を入力して、文字列フィールドに格納できるシングルバイト文字の最大長を指定します。 デフォルトは 256 文字です。
      • [Time Only] - 時刻は格納しますが、日付値は格納しません。 時刻は 24 時間制で、たとえば 4:30 p.m. は 16:30 になります。このフィールド データ タイプは、営業時間やバスの時刻表などの値を記録するのに役立ちます。
      • Timestamp Offset - UTC からの時間オフセットを示す値とともに日時を格納します。 UTC からの値のオフセットと個別の日時値を含み、時刻のある時点を一意に表します。 これにより、日付値と比べて、timestamp offset 値を 1 つのコンピューターから別のコンピューターにより移行しやすくなっています。 たとえば、ニューファンドランド タイム ゾーン (UTC 時間から 3.5 時間遅れている) で 2023 年 10 月 10 日午後 3 時 3 分を示す値を格納するためには、編集者は 2023-10-10T15:03:00-03:30 と入力します。

    4. 必要に応じ、すべての新規フィーチャのフィールドに追加されるデフォルト値を定義します。

      フィールドが追加された場合、テーブルの既存の行にはこのデフォルト値がありません。

      timestamp offset フィールドのデフォルト値を作成するには、デフォルト値の 3 つのパートをすべて定義する必要があります。

      • 日、月、年
      • ローカル時間
      • UTC からのオフセット

  5. ホスト フィーチャ レイヤーにデータが含まれない場合に、フィーチャを追加するときまたは属性を更新するときにエディターが常に新しいフィールドの値を提供するようにしたい場合は、[NULL 値を許可] をオフにできます。

    レイヤーにデータが含まれている場合、このオプションは使用できず、新しいフィールドは NULL 値を許可します。

  6. [新しいフィールドの追加] をクリックします。

フィールドの削除

フィールドを削除すると、そのフィールド内のデータを復元できなくなるため、フィールドを削除する場合は注意してください。 また、フィルターやスタイルを適用するためにフィールドを使用しているマップは、レイヤーからフィールドを削除する際にフィルターまたはスタイルが失われます。

OBJECTIDCREATIONDATECREATOREDITDATEEDITOR フィールド、レイヤーに格納されるスタイル、タイム スライダー、フィルター、ラベル、検索、編集情報の記録の定義に使用されるフィールドなどのシステム フィールドは削除できません。 ただし、マップがスタイル設定やフィルターのフィールドを使用しており、これらのフィールドがレイヤーで構成したものと異なる場合、これらのフィールドには [削除] オプションを使用できます。 マップでスタイル設定やフィルターに使用されている可能性のあるフィールドを削除する際には注意が必要です。

ホスト フィーチャ レイヤーの詳細ページを開くと、[データ] タブのテーブルまたはフィールド ビューからフィールドを削除できます。

テーブル ビューからフィールドを削除

テーブル ビューを使用して、属性テーブルからフィールドを削除するには、次の手順に従います。

  1. レイヤーのアイテム ページで、[データ] タブをクリックしてテーブルを表示します。
    注意:

    また、Map Viewer Classic でテーブルを開いて、フィールドをテーブルから削除することもできます。

  2. ホスト フィーチャ レイヤーに複数のサブレイヤーが含まれている場合、[レイヤー] ドロップダウン メニューから変更するサブレイヤーを選択します。
  3. 削除するフィールドが含まれている列をクリックします。
  4. [削除] をクリックします。

    削除を確認するメッセージが表示されます。

  5. 削除操作を確定します。

フィールド ビューからフィールドを削除

フィールド ビューを使用して、属性テーブルからフィールドを削除するには、次の手順に従います。

  1. レイヤーのアイテム ページで、[データ] タブをクリックしてテーブルを表示します。
  2. ホスト フィーチャ レイヤーに複数のサブレイヤーが含まれている場合、[レイヤー] ドロップダウン メニューからサブレイヤーを選択します。
  3. 削除するフィールドの横にあるチェックボックスをオンにします。
  4. [削除] をクリックし、フィールドを削除することを確認します。

    [削除] ボタンが存在しない場合、選択した 1 つ以上のフィールドは削除できません。

    削除を確認するメッセージが表示されます。

  5. 削除操作を確定します。

フィールドの追加または削除での制限

フィールドを追加または削除する際は、以下に注意してください。

  • ホスト フィーチャ レイヤーのコピー、関連するタイル レイヤーがあるホスト フィーチャ レイヤー、ホスト フィーチャ レイヤーから作成されたビューでは、フィールドの追加や削除はできません。
  • 依存する結合フィーチャ レイヤー ビューを持つホスト フィーチャ レイヤーにフィールドを追加したり、フィールドを削除したりすることはできません。
  • 依存するホスト フィーチャ レイヤー ビューを含むホスト フィーチャ レイヤーにフィールドを追加する場合、新しいフィールドを表示する各ビューの定義を更新する必要があります。 上記のとおり、ビューがホスト結合フィーチャ レイヤー ビューの場合は、これは行えません。
  • 追加および削除されたフィールドは、ホスト フィーチャ レイヤーまたはビューから、依存するホスト シーン レイヤーには反映されません。
  • 一部のフィールド タイプは、すべての ArcGIS クライアントで完全にはサポートされていない場合があります。