ホスト フィーチャ レイヤー、ホスト フィーチャ レイヤー ビュー、ホスト テーブルのコンテンツを編集できるユーザーは、複数の要因によって決まります。
これらの要因のうちのいくつかを組み合わせることによって、必要な編集アクセス権が構成されます。
レイヤーの所有者、組織サイトの管理者、およびレイヤーが共有されている共有更新グループのメンバーは、レイヤーで編集が有効になっていない場合でも、ホスト フィーチャ レイヤーまたはテーブル レイヤーのコンテンツを編集できます。 唯一の例外は、レイヤー内の特定フィールドで編集が無効になっている場合で、それらのフィールドを編集できるユーザーはいません。
編集アクセス権を制御する設定
ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト フィーチャ レイヤー ビューの設定を変更して、編集を許可するかどうか、どのような編集を行えるかを制御できます。
このセクションで説明する設定では、レイヤー所有者や組織の管理者ではないユーザー向けの機能を実装します。 レイヤーで有効化された編集操作を実行するには、これらのユーザーが、フィーチャを編集する権限を持つデフォルトまたはカスタム ロールのメンバーでなければなりません。
レイヤーで編集を有効化すると、次に示す構成を通じて編集をさらに細かく制御することができます。
- レイヤー内の各フィーチャに対して編集を加えた日時とユーザーを記録し、その情報を使用して、編集者のログイン認証情報に基づくフィーチャ アクセスを制限します。
- フィーチャ レイヤー内のレイヤーの個別のフィールドに対する編集を無効化します。
- トゥルー カーブ フィーチャの編集を許可または禁止します。
- 編集可能なレイヤーがパブリックに共有されるのを許可または禁止します。
これらの編集設定に加えて、一般ユーザーがフィーチャ レイヤーをオフラインにしたり、コラボレーションで共有したりすることを許可するようにフィーチャ レイヤーを構成することもできます。 フィーチャ レイヤーは、通常、編集の目的でオフラインで使用されたり、コラボレーションで共有されたりしますが、編集は必須ではありません。
編集の有効化と許可される編集のタイプの構成
ホスト フィーチャ レイヤーのアイテム ページにある [設定] タブでは、レイヤーの所有者または組織の管理者が、編集を有効化し、許可される編集のタイプを選択できます。
- 組織サイトにサイン インします。
レイヤーの所有者、デフォルトの管理者ロールのメンバー、または組織のメンバーが所有するすべてのコンテンツを管理する一連の権限が割り当てられているカスタム ロールのメンバーである必要があります。
- ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト テーブルのアイテム ページを開きます。
- [設定] タブをクリックします。
- [フィーチャ レイヤー (ホスト)] または [フィーチャ レイヤー (ホスト、ビュー)] セクションまでスクロールして、[編集の有効化] を切り替えボタンを有効にします。
注意:
結合されたホスト フィーチャ レイヤー ビューでの編集や同期は有効にできません。
- ホスト フィーチャ レイヤーの空間属性と非空間属性に加えられた変更を追跡するには、[データの変更 (フィーチャの追加、更新、削除) を記録します] 切り替えボタンをオンにします。
[データの変更 (フィーチャの追加、更新、削除) を記録します] オプションを使用すると、どのフィーチャが追加、更新、削除されたかをカスタム アプリケーションで識別することができます。 この設定は、ホスト フィーチャ レイヤーからタイル レイヤーを公開するときに自動的に有効になります。これは、これら 2 つのレイヤーを同期させておく必要があるためです。
この設定が有効化されると、フィーチャ レイヤーに対する変更がシステムの変更ログに記録されます。 時間の経過とともにログのサイズが大きくなるにつれ、より多くのスペースとクレジットが消費されます。 定期的にこの変更ログを削減することで、ログのサイズを縮小できます。
ホスト フィーチャ レイヤーからホスト タイル レイヤーを公開し、ホスト タイル レイヤーがタイルを自動生成するように構成されている場合、ホスト フィーチャ レイヤーで [データの変更 (フィーチャの追加、更新、削除) を記録します] オプションを無効化することはできません。
- [編集機能] で、次のオプションの中から 1 つを選択します。
- [追加] - 編集者がフィーチャ ジオメトリーを追加することを許可します。 編集者はフィーチャを作成する際に、属性値を設定することもできます。 作成後、編集者がフィーチャや属性を変更するには [更新] 権限が必要です。
- [削除] - 編集者がフィーチャを削除することを許可します。
- [更新] - 編集者がフィーチャ ジオメトリーと属性を更新することを許可します。 編集者が属性のみを更新し、フィーチャ ジオメトリーは更新しないようにする (つまり、フィーチャを移動しないようにする) には、[属性のみ] を選択します。
ホスト フィーチャ レイヤーに複数のレイヤーが含まれている場合、編集者が一部のレイヤーではフィーチャ ジオメトリーと属性を更新でき、他のレイヤーでは属性のみを更新できるようにするには、次の手順に従います。
- [更新] オプションの下で [属性とジオメトリー] を選択します。
- [ジオメトリーの更新の管理] をクリックします。
- 編集者に属性のみを更新させるレイヤーごとに切り替えボタンを無効にします。
切り替えボタンが有効になっているレイヤーはすべて、編集者がそのジオメトリーと属性を編集できます。
- 完了したら、[OK] をクリックします。
- [設定] タブの上部にある [保存] をクリックします。
編集者のユーザー名に基づく編集アクセス権の制御
アイテム所有者または組織の管理者は、レイヤーのデータを作成または更新するユーザーのユーザー名を記録するようにホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト テーブルを構成できます。 これは、質問について編集者に問い合わせる必要がある場合に役立ちます。
フィーチャまたは行の作成者または編集者のユーザー名を記録しておくと、ユーザーがどのデータを表示または更新できるかを制限することもできるようになります。
- 組織サイトにサイン インします。
レイヤーの所有者、デフォルトの管理者ロールのメンバー、または組織のメンバーが所有するすべてのコンテンツを管理する一連の権限が割り当てられているカスタム ロールのメンバーである必要があります。
- ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト テーブルのアイテム ページを開きます。
- [設定] タブをクリックします。
- [フィーチャ レイヤー (ホスト)] または [テーブル レイヤー (ホスト)] セクションまでスクロールし、[データを編集したユーザー (編集者名、編集日時) を記録します] 切り替えボタンをオンにして編集者のユーザー名を追跡し、編集者がレイヤーについて表示および実行できる内容をさらに細かく制御します。
ホスト フィーチャ レイヤー ビューは、作成元のホスト フィーチャ レイヤーからこの設定を継承します。設定は個別に構成することはできません。 ホスト フィーチャ レイヤー ビューに対する編集情報の記録を有効または無効にするには、ビューの作成元のホスト フィーチャ レイヤーの編集情報記録に関する設定を変更します。
デフォルトでは、[編集者は、すべてのフィーチャを閲覧できる] 設定が有効になっています。 これで、次に示す追加の制限をホスト テーブル、ホスト フィーチャ レイヤー、またはフィーチャ レイヤーに依存するビューに適用することができます。 これらの制限は、ホスト フィーチャ レイヤーまたはフィーチャ レイヤー ビューを使用する予定のクラウドソーシング アプリで、提供者に表示されるコンテンツやそれぞれの提供者がデータに対して持つ編集権限を制限する場合に便利です。
- 編集者が自分で作成したフィーチャまたは行のみを閲覧するように設定する場合は、[どのフィーチャを編集者は閲覧できますか?] 設定の下にある [編集者は、各自が所有するフィーチャのみを閲覧できる (編集情報の記録が必要)] を選択します。
レイヤーに医療記録や研究データなどの機密情報が含まれており、それらのデータの中で、編集者は自分自身が収集したデータしか扱えない場合、このオプションを有効にします。
- アイテム所有者または組織の管理者以外のユーザーにフィーチャまたは行を (自身が作成したものも含めて) 見せないようにするには、[どのフィーチャを編集者は閲覧できますか?] 設定の下にある [編集者は、自身が追加したフィーチャも含め、一切のフィーチャを表示することはできません。] を選択します。
編集者が新しく追加されたフィーチャを閲覧する必要がない場合または閲覧してはならない場合に、このオプションを有効にします。 たとえば、ArcGIS Survey123 などのアプリを使用して、スタッフが一般ユーザーからアンケート情報を収集している場合、アンケート回答者が提供した情報は自宅住所などプライベートな情報や機密性の高い情報であるため、調査に入力したユーザーを含め、アプリを使用するユーザーに見せたくない場合があります。
注意:
[編集者は、自身が追加したフィーチャも含め、一切のフィーチャを表示することはできません] を有効にすると、データはどの ArcGIS アプリでも誰にも表示されません。
アイテムの所有者や、デフォルトの管理者ロールのメンバーがレイヤーを Map Viewer に追加すると、[編集者は、自身が追加したフィーチャも含め、一切のフィーチャを表示することはできません] オプションがオンになっていても、そのユーザーにはレイヤー内のすべてのフィーチャが表示されます。 同様に、すべてのコンテンツの編集を許可するよう構成されたグループ (共有更新グループ) にアイテムを共有した場合、このグループのメンバーもすべてのフィーチャまたは行を表示できます。
- フィーチャまたは行の作成者に基づいて編集を制限するには、[どのフィーチャを編集者は編集できますか?] 設定の下にある [編集者は、各自が所有するフィーチャのみを編集できる (編集情報の記録が必要)] を選択します。
この設定により、編集者は、編集者自身が作成したフィーチャや行を削除または変更できますが、他のユーザーが作成したフィーチャまたは行の削除または変更は行えなくなります。
- 匿名ユーザー (組織サイトにサイン インせずにホスト フィーチャ レイヤーまたはテーブルにアクセスするユーザー) にフィーチャまたは行の追加のみを許可する場合は、[匿名の (サイン インしていない) 編集者はどのようなアクセスが可能ですか?] 設定の下にある [上記で許可されている場合、新しいフィーチャの追加のみ (編集情報の記録が必要)] を選択します。
この設定により、匿名ユーザーは、既存のフィーチャまたは行を編集できなくなりますが、組織サイトのメンバーである編集者は、引き続きこれらのフィーチャを編集できます。
注意:
この設定は、アイテムがすべての人 (パブリック) に共有されている場合にのみ適用できます。 アイテムがパブリックでない場合、匿名ユーザーはそのレイヤーにアクセスできません。
- [設定] タブの上部にある [保存] をクリックします。
フィールド単位の編集を制御
ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト フィーチャ レイヤー ビューで属性の更新を有効化すると、他のユーザーが編集できるフィールドをさらに細かく制御できます。
このフィールド設定は、ホスト フィーチャ レイヤーとそれに関連するホスト フィーチャ レイヤー ビューで別々に構成されます。
注意:
編集できないようにフィールドを構成した場合、再度編集を有効にするまで、自分自身 (所有者) や組織の管理者を含め、どのユーザーもそのフィールドの内容を編集することはできません。 つまり、そのフィールドの値を計算することもできなくなります。
誰もそのフィールドを編集することはできなくなるため、ホスト フィーチャ レイヤー ビューを作成したら、そのビューでの編集を有効化して、ビューのレイヤーの特定のフィールドに対する編集を無効化し (下記を参照)、そのビューを編集できるグループとビューを共有しておくことをおすすめします。
Object ID やシェープ フィールドなどのシステム フィールドの編集は無効化できません。
ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト フィーチャ レイヤー ビューでレイヤーのフィールドの編集を無効化するには、次の手順に従います。
- 組織サイトにサイン インします。
レイヤーの所有者、デフォルトの管理者ロールのメンバー、または組織のメンバーが所有するすべてのコンテンツを管理する一連の権限が割り当てられているカスタム ロールのメンバーである必要があります。
- 他のユーザーが編集できないようにするフィールドを含む編集可能なレイヤーのアイテム ページを開きます。
- [データ] タブをクリックしてから [フィールド] ボタン
をクリックします。 - [レイヤー] ドロップダウン メニューから、構成するレイヤーを選択し、編集設定を変更するフィールドの名前をクリックします。
フィールドの情報が表示されます。
- [編集] の横にある [編集]
ボタンをクリックします。 - 次のいずれかのオプションを選択し、フィールドの編集を制御します:
- 対象ユーザーがこのフィールドの値を編集できるようにするには、[編集の有効化] を選択します。
- どのユーザーもこのフィールドの値の編集できないようにするには、[編集の無効化] を選択します。
- [保存] をクリックします。
編集を無効化した場合、誰もこのアイテムを使用して、指定したフィールドの値を編集することはできません。
注意:
ホスト フィーチャ レイヤー ビューのフィールドに関するこれらの編集設定を変更すると、ソースのホスト フィーチャ レイヤーからの設定がオーバーライドされることがビューのフィールド プロパティに表示されます。 この設定や他の設定を、ホスト フィーチャ レイヤーから継承された設定に戻すには、[ソースにリセット] をクリックします。
トゥルー カーブ フィーチャの編集の許可または禁止
円弧として定義されたフィーチャを公開すると、ArcGIS Online フィーチャ データベースにトゥルー カーブとして格納されます。 トゥルー カーブとは、頂点を結んで円弧を近似する一連の短い直線セグメントではなく、数学的に定義されます。 複数のパーツで構成する必要がないため、トゥルー カーブは使用する記憶領域が少なくて済み、より滑らかに表示されます。
デフォルトで、トゥルー カーブは編集できますが、トゥルー カーブをラインと頂点の近似 (密集化したラインとも呼ばれる) で上書きせずに編集できるクライアントからのみ編集できます。 現時点では、次の ArcGIS クライアントまたはアプリでトゥルー カーブを編集できます:
- ArcGIS Pro
- ArcGIS Web Editor
- ArcGIS Maps SDKs を使用して作成されたアプリ
編集可能なホスト フィーチャ レイヤーでのトゥルーカーブの編集を無効または有効にしたり、トゥルー カーブをサポートできないクライアントでのトゥルー カーブの編集を許可または禁止したりするには、次の手順に従います。
- 組織サイトにサイン インします。
レイヤーの所有者、デフォルトの管理者ロールのメンバー、または組織のメンバーが所有するすべてのコンテンツを管理する一連の権限が割り当てられているカスタム ロールのメンバーである必要があります。
- トゥルー カーブ フィーチャを含む編集可能なホスト フィーチャ レイヤーのアイテム ページを開きます。
これらの設定は、ホスト フィーチャ レイヤー ビューでは変更できません。
- [設定] タブをクリックします。
- [フィーチャ レイヤー (ホスト)] セクションまでスクロールします。
- [トゥルー カーブ] で、該当する切り替えボタンを有効または無効にして、必要な設定を指定します。
- ホスト フィーチャ レイヤー内のトゥルー カーブ フィーチャのジオメトリーを、すべてのユーザーおよびクライアントが編集できないようにするには、[トゥルー カーブの更新を許可] の横にある切り替えボタンを無効にします。
- トゥルー カーブ フィーチャのジオメトリーを更新できるようにするには、[トゥルー カーブの更新を許可] の横にある切り替えボタンを有効にします。
- トゥルー カーブの編集が許可されている場合に、ホスト フィーチャ レイヤーの円弧フィーチャがポリゴンで上書きされないようにするには、[トゥルー カーブ クライアントによるトゥルー カーブの更新のみを許可] の横にある切り替えボタンを有効にします。
- トゥルー カーブの編集が許可されており、そのフィーチャを曲線として保持する必要がない場合は、[トゥルー カーブ クライアントによるトゥルー カーブの更新のみを許可] の横にある切り替えボタンを無効にします。
- [設定] タブの上部にある [保存] をクリックします。
パブリック レイヤーでの編集の許可または禁止
すべての人 (パブリック) と共有されているレイヤーまたはテーブルで編集を有効にすると、アイテムへのアクセス権を持つすべての人がそのレイヤーを編集できます。 これには、編集権限がないユーザーも含め、組織にサイン インしていないユーザーおよび組織のすべてのメンバーが含まれます。 データが失われたり壊れたりしないようにするために、これらのレイヤーで編集を許可するかどうかを決定する必要があります。 たとえば、避難場所を示すフィーチャ レイヤーを含む地図を一般の人々と共有することができます。これは、一般の人々が見ることができる重要な情報だからです。 避難エリアの範囲の変更や削除を一般メンバーには許可したくない場合があります。
パブリックに共有されているレイヤーまたはテーブルで編集を有効化しようとしたり、編集可能なレイヤーまたはテーブルをパブリックに共有しようとしても、パブリック データ コレクションを有効にしない限り、それらの操作は実行できません。 こうすることで、編集可能なアイテムを全員と共有することを回避できます。 パブリック データ コレクションが有効になっていない編集可能なフィーチャ レイヤーまたはテーブルを含む Web マップをすべてのユーザーと共有しようとした場合は、レイヤーでの編集を無効にするか、レイヤーまたはテーブルのパブリック データ コレクションを有効にするまで、マップでそのフィーチャ レイヤーまたはテーブルを使用することはできません。
ホスト フィーチャ レイヤーまたはテーブルで [パブリック データ コレクション] 設定を有効にすると、原則的には、そのアイテムを一般ユーザーが編集に使用するのを承認したことになります。
パブリック マップまたはアプリ内でデータを収集するために使うという明確な目的でホスト フィーチャ レイヤー、ホスト フィーチャ レイヤー ビュー、ホスト テーブルを公開する場合、アイテムの [設定] タブで [パブリック データ コレクション] を有効にします。
- 組織サイトにサイン インします。
レイヤーの所有者、デフォルトの管理者ロールのメンバー、または組織のメンバーが所有するすべてのコンテンツを管理する一連の権限が割り当てられているカスタム ロールのメンバーである必要があります。
- ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト テーブルのアイテム ページを開きます。
- [設定] タブをクリックします。
- [編集が有効化されているときに、このレイヤーを一般ユーザーと共有することを承認します] 切り替えボタンをオンにして [保存] をクリックします。
パブリック データ コレクションを無効にするには、パブリックへのアイテムの共有を停止するか、編集を無効化する必要があります。この後、アイテムの [設定] タブで [編集が有効化されているときに、このレイヤーを一般ユーザーと共有することを承認します] を無効にできます。
オフライン編集またはコラボレーションの許可
他のユーザーがホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト テーブルをオフラインにして、ネットワークから切断されている間に操作するか、または分散コラボレーションでホスト フィーチャ レイヤー データまたはテーブル データをコピーとして共有することを許可するには、アイテムに対して同期を有効にする必要があります。
同期を有効化すると、これにより、オフライン編集者が接続時にデータの最新の更新内容を取得できるようになります。 切断中にデータに加えられた編集内容も、接続時に適用されます。 このため、コラボレーションの送信側組織で行われたアテムの変更も、参加組織のフィーチャ レイヤーまたはテーブルと同期させることが可能になります。
他のユーザーがアイテムをオフラインにしたり、コラボレーションで使用できるようにするには、次の手順を実行します:
- 組織サイトにサイン インします。
レイヤーの所有者、デフォルトの管理者ロールのメンバー、または組織のメンバーが所有するすべてのコンテンツを管理する一連の権限が割り当てられているカスタム ロールのメンバーである必要があります。
- ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト テーブルのアイテム ページを開きます。
- [設定] タブをクリックします。
- [フィーチャ レイヤー (ホスト)]、[フィーチャ レイヤー (ホスト、ビュー)]、または [テーブル (ホスト)] セクションまでスクロールして、[同期の有効化 (オフラインでの使用およびコラボレーションに必要)] 切り替えボタンをオンにします。
- [設定] タブの上部にある [保存] をクリックします。
同期を有効化する際には、次の点に注意してください:
- 同期を有効化すると、そのレイヤーのフィーチャ ストレージ サイズが増大する可能性があります。
- 同期は、ソース バージョンとオフライン バージョンのレイヤーで一致する行を識別するために、変更されない一意の ID に依存しています。 そのため、同期を有効にすると、ホスト フィーチャ レイヤーまたはテーブルのすべてのレイヤーに グローバル ID フィールドが追加されます。
- 同期を有効にすると、ホスト フィーチャ レイヤー、ホスト フィーチャ レイヤー ビュー、またはホスト テーブルにアクセスできる人であれば誰でも、それをオフラインやコラボレーションで使用できるようになります。 アイテムを共有するときは、このことを考慮してください。
- 同期が有効な場合、ホスト フィーチャ レイヤーまたはテーブルに新しいフィーチャまたは行を追加できますが、アイテム ページの [データの更新] オプションを使用して、既存のフィーチャまたは行を更新することはできません。
- ホスト フィーチャ レイヤー ビューで同期を有効化するには、作成元のホスト フィーチャ レイヤーで同期が有効になっている必要があります。
- ホスト フィーチャ レイヤー ビュー内の任意のレイヤーで複数の対象地域が定義されている場合、同期を有効化することはできません。
- 依存するビューを持つホスト フィーチャ レイヤーで同期を無効にするには、はじめにすべてのビューで同期を無効にする必要があります。
- ホスト フィーチャ レイヤーに方向付き画像レイヤーが含まれている場合、同期はサポートされていません。
- ArcGIS Workflow Manager によって作成されたホスト フィーチャ レイヤーで同期を有効化することはできません。
注意:
すべてのオフライン ユーザーとコラボレーションが編集情報を同期するまで同期を無効にしないでください。 レイヤーが ArcGIS Field Maps のオフライン マップで使用されている場合、オフライン ユーザーがレイヤーを含むオフライン Web マップをデバイスから削除するまで待ってから、同期を無効にしてください。
同期を無効にしたが、ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト フィーチャ レイヤー ビューがオフライン Web マップまたは共同作業の中に存在する場合は、ネットワークから切断されている間にオフライン ユーザーが加えた編集内容を同期することはできず、コラボレーションを同期することはできません。 これらの編集内容は、同期を再度有効にしても同期できません。
同期を無効化すると、マップ エリアは機能を停止するため、それらのエリアを削除する必要があります。 同期をもう一度有効化しマップ エリアが必要な場合は、マップ エリアを再作成します。
ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト フィーチャ レイヤー ビューで同期を無効にする場合、レイヤーまたはビューを含む各マップを開いて保存し、マップがマップ自体に含まれるホスト フィーチャ レイヤーの状態を確実に反映するようにします。
変更ログのサイズを管理
ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト テーブルで [同期の有効化 (オフラインでの使用および共同作業のために必要)] または [データの変更 (フィーチャの追加、更新、削除) を記録します] オプションを有効にしている場合、ArcGIS Online ではデータの変更に関する情報とオフライン バージョンが変更ログに保存されます。 変更が累積するにしたがって、この変更ログのサイズが大きくなります。 大きな変更ログに対するクレジットの課金を回避するため、ログを削除できます。
このいずれかのオプションが有効になっているフィーチャ レイヤーごとに、変更内容を保持する日数を指定できます。 行われた変更や、オフラインで利用されていたりコラボレーションで共有されていたりするバージョンは、指定した日数が経過するとすべて削除されます。
注意:
テーブルから削除される期間中にコラボレーションで共有されていたかオフラインで利用されていた非同期のコラボレーションやオフライン編集がある場合は、変更ログを削除しないでください。 たとえば、編集可能なフィーチャ レイヤーを 100 日前にコラボレーションで共有しており、そのコラボレーションからの編集が同期されていない場合、180 日経過したレコードは削除できますが、30 日や 90 日経過したレコードは削除しないでください。 同様に、フィーチャ レイヤーを 40 日前にオフラインでの利用を可能にして編集し、これが同期されていない場合、90 日や 180 日経過したレコードは削除できますが、30 日経過したレコードは削除しないでください。
さらに、レイヤーがオフライン マップ エリアに含まれている場合、そのレイヤーに関連付けられているダウンロード パッケージが最後に更新された日付を考慮してください。 マップ エリアを作成し直すことがないようにするには、ダウンロード パッケージが最後に更新された日付が含まれている保持期間を選択してください。 たとえば、ダウンロード パッケージが 38 日前に更新された場合、30 日経過したレコードは削除しないでください。削除した場合、ダウンロードしたときにマップ エリアの更新と同期が行われなくなります。
ログ ファイルを使用するオプションをすべて無効にした場合 (たとえば、[同期の有効化 (オフラインでの使用および共同作業のために必要)] と [データの変更 (フィーチャの追加、更新、削除) を記録します] が有効になっているときにこの両方を無効にするか、[同期の有効化 (オフラインでの使用および共同作業のために必要)] だけが有効になっているときにこれを無効にした場合)、すべてのレコードがログ ファイルから削除されます。
変更ログを削減するには、次の手順に従います。
- 組織サイトにサイン インします。
レイヤーの所有者、デフォルトの管理者ロールのメンバー、または組織のメンバーが所有するすべてのコンテンツを管理する一連の権限が割り当てられているカスタム ロールのメンバーである必要があります。
- ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト テーブルのアイテム ページを開きます。
- [設定] タブをクリックします。
- [フィーチャ レイヤー (ホスト)] または [テーブル (ホスト)] までスクロールし、[変更ログの管理] をクリックします。
[変更ログの管理] ウィンドウが表示されます。
- ドロップダウン リストを使用して、ログを保持する日数を指定します。
指定した日数を経過したログ エントリーはログから削除されます。
- [変更ログの削減] をクリックします。
ロールに応じた編集機能へのアクセス
ホスト フィーチャ レイヤーの所有者、デフォルト管理者ロールのメンバー、コンテンツ更新のための管理者権限を有するカスタム ロールのメンバーは、ホスト フィーチャ レイヤーで編集が有効になっていなくても、ホスト フィーチャ レイヤーを編集できます。 所有者または管理者のみが編集を行う必要がある場合は、フィーチャ レイヤーでの編集を有効にすることなく、パブリック表示と内部編集の両方で 1 つのフィーチャ レイヤーを使用できます。
ユーザーがフル コントロールによる編集権限を持つカスタム ロールに属している場合は、データ管理者と見なされます。 データ管理者は、アイテムでどの編集レベルが許可されているかにかかわらず、編集可能なホスト フィーチャ レイヤー、ホスト フィーチャ レイヤー ビュー、ホスト テーブルに対してすべての編集機能 (フィーチャと属性の追加、更新、削除) を実行できます。 たとえば、ホスト フィーチャ レイヤーが、属性のみの更新を許可するように構成されている場合、データ管理者は、属性のみの更新を実行できるにとどまらず、フィーチャと属性を追加、削除、更新することもできます。
レイヤーの所有者、組織の管理者、データ管理者は、Map Viewer またはレイヤーのアイテム ページの [データ] タブでフィーチャ レイヤーを編集できます。
マップでフィーチャ レイヤー、ビュー、またはテーブルを開いて編集するには、次の手順に従います:
- 組織サイトにサイン インします。
アイテム所有者、デフォルト管理者ロールのメンバー、またはフル コントロールによる編集権限を持つカスタム ロールのメンバーである必要があります。
- ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト テーブルのアイテム ページを開きます。
- [Map Viewer で開く] をクリックします。
当該レイヤーが存在するマップが開きます。
フィーチャ レイヤーを編集できます。
編集アクセス権に影響を与えるグループ設定
ホスト フィーチャ レイヤーをパブリックまたは多数のメンバーから成るグループが表示できるように設定する一方で、編集操作は組織の一部のメンバーだけに制限したい場合があります。 パブリックのホスト フィーチャ レイヤーで編集を有効にした場合は、すべてのユーザーが編集可能になります。 同様に、グループと共有されているホスト フィーチャ レイヤーで編集を有効にした場合は、グループのすべてのメンバーがそのホスト フィーチャ レイヤーを編集できます。 このような状況では、多くの場合、編集を有効化していないホスト フィーチャ レイヤー ビューを作成することをおすすめします。 この読み取り専用のホスト フィーチャ レイヤー ビューをパブリックや、多数のメンバーを含むグループと共有することができます。 編集可能なソースのホスト フィーチャ レイヤーは、データを編集する必要がある少数のメンバーで構成されるグループと共有するようにします。
これ以外に、組織の管理者が、すべてのコンテンツの編集を許可するよう構成されたグループ (共有更新グループ) を作成するという方法もあります。 アイテムを編集できるようにする組織のメンバーを、このグループに追加または招待します。 このグループと共有されたすべてのアイテムは、編集を有効にしていないホスト フィーチャ レイヤーも含め、グループ メンバーによって更新可能です。
注意:
共有更新グループでは、フィーチャの編集以外にもメンバーが可能なことがあります。 必ず、この種のグループのメンバーがアクセスできる機能の範囲を理解してから、これらのグループを実装するようにしてください。
ホスト フィーチャ レイヤーを編集する必要があるグループのメンバーは、そのレイヤーを Map Viewer に追加できます。