Urban の 2025 年 7 月のリリース ノート

ArcGIS Urban に次のようなアップデートが行われました。

一般

Urban で、以下の新しい機能および一般的な機能拡張を使用できるようになりました。

  • プランとプロジェクトにおけるディスカッションのユーザー エクスペリエンスが向上しました。 チャンネルの概念が導入され、ディスカッションに参加できるユーザーをより詳細に管理できるようになりました。 詳細は、「フィードバックとディスカッションの準備」をご参照ください。
  • 1 つの都市モデルから別の都市モデルに、またプラン間で、指標の構成をコピーできるようになりました。 ある都市モデルから別の都市モデルまたはあるプランに指標をコピーする方法の詳細については、「指標をコピーして貼り付ける」をご参照ください。 あるプランから別のプランまたはある都市モデルに指標をコピーする方法の詳細については、「指標をコピーして貼り付ける」をご参照ください。
  • このリリースでは、概要とプラン エディターに新しいスクリーンショット ツールが導入されました。 この新しいツールでは、ユーザー エクスペリエンスが向上しており、事前に構成した範囲を使用してスクリーンショットを取得できます。
  • [影の分析] ツールでは、[閾値を超えるエリア] の可視化のエクスペリエンスが向上しています。 不連続な間隔の影のエリアが閾値を超える結果のコンテキストとして確認できるようになりました。

プロジェクトの編集

プロジェクトの編集操作に、次の新しい機能および機能拡張が追加されました。

  • 画像をコンテキストとしてプロジェクトにアップロードする。 画像は、シナリオごとにメディア レイヤーとして格納されます。 詳細については、「画像の操作」をご参照ください。
  • 概要とプラン エディターでどのシナリオを表示すべきかを構成する。 概要では、どのシナリオが表示されているかがプロジェクト詳細カードに表示されます。 詳細については、「概要に表示可能なシナリオを構成する」をご参照ください。

プランの編集

新しい [解析] モードがプラン編集エクスペリエンスに追加され、プランの影響を確認できるようになりました。 これには、[影] ツール、[見通し線] ツール、[可視領域] ツール、[標高断面] ツールが含まれます。 解析の構成と結果を保存、保持できます。

既知の制限

以下の機能は、このリリースの既知の制限事項です。

  • プランとプロジェクトのシナリオの Web シーンには、シナリオにアップロードした画像ファイルは含まれません。 この機能は今後のリリースで追加する予定です。
  • ディスカッション投稿における元に戻す機能とやり直し機能が、[ディスカッション] サイド パネルで展開されない返信については期待どおりに機能していません。
  • プラン エディターとプロジェクト エディターの両方の標高断面ツールのサイド パネルに、常に [地表][シーン] の標高断面図タイプが表示されます。 表示すべきチャート タイプの変更は保持されません。 この機能は今後のリリースで追加する予定です。

廃止および削除された機能

次の機能は廃止予定であり、今後のリリースで削除される予定です。

  • サーフェスの [GFA / FAR 計算に含める] 設定は廃止予定であり、次の Urban のリリースで削除される予定です。

このリリースでは、次の機能が削除されています。

機能拡張と不具合修正

このリリースでは、次の機能拡張および不具合修正が導入されています。

  • このリリースでは、さまざまなパフォーマンス向上が図られています。
    • データ マネージャーおよびプラン構成で区画をより迅速にインポートできるようになりました。
    • 概要では、プランとプロジェクトの読み込み速度が向上しています。
    • プラン エディターは、多くのゾーニング境界、土地利用境界、区画を有するプランをより迅速に開けるようになりました。
  • 認証されていないユーザーについては、Urban は、都市モデルが関連付けられている ArcGIS Online 組織で構成されたデフォルト単位を使用します。
  • ユーザーが既存の名前でグループを作成しようとすると、詳細なエラー メッセージが表示されます。
  • 不具合修正 - 既存の建物がグループ レイヤーから提供された場合、プラン エディターとプロジェクト エディターで既存の建物をマスクできませんでした。 この不具合が修正されました。
  • 不具合修正 - このリリースでは、カンマが小数点の記号として使用されるロケールでフィールド値の編集後に区切り文字が削除されていた、数値入力フィールドの問題が修正されています。
  • 不具合修正 - ユーザーが数値入力フィールドに無効な文字を挿入すると、文字がそのフィールドに表示され、自動的に削除されませんでした。 この不具合が修正されました。
  • 不具合修正 - 2 種類のブラウザー タブで指標グラフを同時に編集すると、プラン エディターが強制終了する場合がありました。 この不具合が修正されました。
  • 不具合修正 - 影解析ツールをプロジェクト エディターで開いても、直接的な影が無効になりませんでした。 この不具合が修正されました。
  • 不具合修正 - このリリースでは、一部のロケールで、対象物選択のタブの切り替え後に対象物が誤ったタブに表示されていた、プロジェクト エディターの問題が修正されています。
  • 不具合修正 - ArcGIS Hub コミュニティー アカウントがプロジェクトの内部ディスカッション フィーチャにアクセスできませんでした。 この不具合が修正されました。
  • 不具合修正 - ArcGIS Hub コミュニティー アカウントが、プロジェクト内で編集権限を持っていても、ダッシュボードと指標値を編集できませんでした。 この不具合が修正されました。
  • 不具合修正 - 都市モデルが公開されておらず、単にあるグループを経由して共有されている場合、ArcGIS Hub コミュニティー アカウントが新しいプロジェクトを作成できませんでした。 この不具合が修正されました。