Urban のリリース ノート (2025 年 3 月)

ArcGIS Online    |

ArcGIS Urban に次のようなアップデートが行われました。

一般

Urban で、以下の新しい機能および一般的な機能拡張を使用できるようになりました。

  • 新しいプロジェクトで、プロジェクト エディター、プラン エディター、概要で表示される詳細な 3D モデルをアップロードできるようになりました。

概要

概要で、以下の新しい機能および一般的な機能拡張を使用できるようになりました。

  • 概要で詳細な 3D モデルを含むプロジェクトを視覚化できます。 概要には、プロジェクトの最初のシナリオに追加された 3D モデルとボリュームが表示されます。

プロジェクトの編集

このリリースでは、新しいプロジェクト編集操作が導入されました。 新しい機能のほか、既存の機能拡張が含まれています。

  • 左側のパネルには、プロジェクト編集操作の手順をわかりやすく説明する 4 つのモードが用意されています。
    • [情報] モードでは、ステータス、サムネイル、説明、分析範囲を含むプロジェクトの詳細を構成および編集できます。
    • [開発] モードでは、3D モデルのアップロード、ボリュームとサーフェスの作成および編集、対象物の配置および変更、既存の建物の解体、距離と面積の計測を行うことができます。
      • 選択したアイテムのショートカット ツールバー オプションを使用すると、3D モデル、ボリューム、サーフェス、樹木、乗り物、家具などの対象物の編集操作が向上します。
      • 3D モデルのアップロードを使用すると、シナリオごとに詳細なモデルを格納できます。 詳細については、「3D コンテンツの追加」をご参照ください。
        • 3D モデルは 3D オブジェクト フィーチャ レイヤーに格納されます。
        • シナリオ間で、3D モデルを複製およびコピーできます。
        • アップロードは IFC、DWG、FBX など、さまざまな形式をサポートしています。
        • アップロード後、手動または正確な座標を使用して 3D モデルをシーン内に配置できます。
    • [解析] モードでプロジェクトの影響を確認でき、このモードに解析のリストが格納および維持されます。
      • 解析モードには、[影] ツール、[見通し線] ツール、[可視領域] ツール、[標高断面] ツールが含まれます。
      • 見通し線解析と可視領域解析では、観測点の座標と正確な高さを構成します。
    • [ディスカッション] モードでは、プロジェクトにコメントを入力したり、レビューのために他のユーザーと共同作業したりできます。
  • 右側のツールバーに、機能が追加されました。
    • [ダッシュボード] パネルでは、指標を構成および確認できます。
    • [レイヤー] パネルでレイヤーをオンまたはオフにし、視覚化モードを切り替えることができます。
    • [日光] パネルでは、日付、時刻、影を設定できます。
    • [観測点] パネルでは、観測点を追加または編集できます。
  • 右下の [3D ナビゲーション] ツールバーで、ナビゲーションの使用、スクリーンショットの取得、分析範囲へのズームを行うことができます。
    • スクリーンショット ツールには新しい UI が導入され、事前に構成した範囲を使用できるようになりました。
  • 新しいプロジェクト エディターに、新しいヘッダーが追加されました。
    • ドキュメント、リリース ノートなどへのリンクを含む [ヘルプ メニュー] が含まれています。
    • ドロップダウン メニューの新しいシナリオ スイッチャーを使用して、シナリオにアクセスし、シナリオ設定を構成できます。
    • ヘッダーのプロジェクト名ドロップダウン メニューから、Web シーンを作成したり、プロジェクトを複製、共有、削除したりできます。
  • Urban モデルのプロジェクトでは、Urban モデルの所有者であれば、プロジェクトの [編集の有効化] をクリックできます。
  • 他のプロジェクトの近傍の将来の建物がプロジェクト エディターに表示されます。

プランの編集

プランの編集操作に、次の機能および機能拡張が追加されました。

  • プランの分析範囲の境界内にあるすべてのプロジェクトが、詳細な 3D モデルまたは 3D ボリュームで視覚化されます。
  • [詳細] モードの [画像のアップロード] ツールを使用して、プランに画像をコンテキストとしてアップロードできます。 画像は、シナリオごとにメディア レイヤーとして格納されます。
    • シーン内の画像をジオリファレンスするには、コントロール ポイントを使用して画像をサイズ変更および回転します。
    • コントロール ポイントが維持されている間は、画像を置換できます。
    • シナリオ間で画像をコピーできます。
    • 1 つのシナリオに複数の画像が存在する場合、画像の表示順を変更できます。

既知の制限

以下の機能は、最新リリースの既知の制限事項です。

  • プロジェクトの 3D モデルは、まだコピーできません。 これにより、プロジェクトの複製と、シナリオ Web シーンおよび Urban Web シーンの作成に影響があります。
  • 新しいプロジェクト エディターでプロジェクトの分析範囲を編集する際、Urban モデルの区画はまだ表示できません。
  • 新しいプロジェクト エディターで、レイヤー パネルから分析範囲をオフにできません。

廃止および削除された機能

次の機能は廃止予定であり、今後のリリースで削除される予定です。

  • プランでのパブリック フィードバックのサポートは非推奨となり、今後のリリースで削除されます。

このリリースでは、次の機能が削除されています。

  • 古いプロジェクト エディターが削除されました。 以前のすべての機能は、新しいプロジェクト エディターに統合されました。 Urban の新しいプロジェクト エディター操作では、既存のすべてのプロジェクトが開くようになりました。 詳細については、「プロジェクトの構成」をご参照ください。
  • 新しいプロジェクト エディターでは、プロジェクト コンテキスト レイヤーを構成できません。 シナリオのコンテキスト レイヤーは引き続き構成できます。 詳細については、「シナリオのコンテキストの構成」をご参照ください。
  • 新しいプロジェクト エディターでは、パブリック フィードバックがサポートされていません。

機能拡張と不具合修正

このリリースでは、次の機能拡張および不具合修正が導入されています。

  • ツールチップの動作が改善され、ツールチップにより UI エレメントの表示が遮られることが少なくなりました。
  • 不具合修正 - 新しい指標サイド パネルの単位の追加ドロップダウン メニューで、以前に選択した単位の選択内容が保持される問題が修正されました。 この不具合が修正されました。
  • 不具合修正 - パブリック フィードバックの [次の日付までコメントを入力できます] オプションで、開始日を終了日よりも後の日付に設定した場合に読み込みが無限に行われる状態が発生する問題が解決されました。
  • 不具合修正 - パブリック フィードバックの [次の日付までコメントを入力できます] セクションで、開始日を終了日よりも後の日付に設定した場合に、誤解を招くエラーのハイライト表示が行われる問題が修正されました。
  • 不具合修正 - ファイル アップロード コンポーネントで、ファイルが選択されているにもかかわらず、ツールチップに [ファイルが選択されていません] と表示される問題が修正されました。 この不具合が修正されました。