Urban の 2019 年 12 月のリリース ノート

ArcGIS Urban に対し、次の更新が行われました。

一般

4 つの都市における ArcGIS Urban の機能と、このリリースで提供されるその他の機能を探索する方法を説明します。

サンプル都市

ArcGIS Urban の 2019 年 12 月のリリースから、起動時に 4 つの都市の例 (メルボルン、ボストン、ウプサラ、ハーディビル) を選択できるようになりました。 これら 4 つの市は、地理的な場所、サイズ、都市開発に関する課題のタイプがそれぞれ異なっています。 例となる都市を選択すると、ArcGIS Online のコンテンツに新しい都市モデルが設定され、対応するサンプル データがコピーされるため、これを編集できます。

ストリート ビュー

  • 都市シーンを、Mapillary から提供されたストリート ビュー画像と比較します。
  • ストリート ビュー モードでは、分割画面を使用して市の将来と現在の情景を、歩行者の視点で比較できます。
  • ストリート ビュー モードは、概要とプラン エディターで使用できます。

樹木

  • 既存の樹木を追加し、将来の開発で除外されることを確認できます。
  • 既存の樹木は、概要およびプラン エディターに、3D ベース レイヤーの一部として表示されます。
  • 樹木は既存の建物と同様に、マスクによって除外されます。
  • データ マネージャーで、既存の樹木をシーン レイヤーとして、ポイント ジオメトリ付きで追加できます。
  • シーン レイヤーを公開する前に、樹木のシンボルを追加する必要があります。

プラン固有の空間用途タイプ

構成プラン固有の空間用途タイプを追加して構成し、プラン エディターで直接、提案される建物タイプに適用できます。

概要の改良点

ArcGIS Urban の 2019 年 12 月リリースでは、Urban の概要に表示する内容を構成するためのオプションが追加されています。

プランのデザイン ビジュアライゼーション

  • 新しい公開ワークフローにより、将来の建物を概要だけでなく、プラン エディターのどのレイヤーでも表示可能になりました。 ゾーニング、オーバーレイ、区画を、将来の建物やゾーニング エンベロープとともに表示し、関係者や市民が参照可能になりました。
  • 概要のどのレイヤーを視覚化するか、どのように表示するか (例: 将来の建物を色付けするかどうかなど) を選択します。
  • 将来の建物、ゾーニング エンベロープ、ゾーニング、オーバーレイと区画、分析範囲から、新しいレイヤーを選択できます。

レイヤーのインジケーター オプション

  • どのレイヤーをインジケーター データ付きで表示するかを細かく指定可能になりました。
  • どのレイヤーをインジケーター付きで視覚化するか、どのように表示するか (例: 既存の建物を透過するかどうかなど) を選択します。
  • 新しいレイヤーは、既存の建物、将来の建物、既存の樹木、プランとプロジェクトのうちから選択できます。

エクスポート

Urban からコンテンツをエクスポートし、他のツールで使用するため役立つよう、一連の新機能が追加されました。

キャパシティ値から Excel

  • Urban のプランからキャパシティ値を Excel にエクスポートし、さらに分析を行えます。
  • すべてのシナリオを同時にエクスポートし、すべてのキャパシティ インジケーターの概要を取得して比較できます。
  • エクスポートされたキャパシティ インジケーターには、人口、世帯、就業者が含まれています。
  • 各シナリオについて、空間用途タイプと対応する総床面積、ゾーニング タイプ、割り当てられた区画エリアの合計の内訳を調べることができます。

シナリオから Web シーンおよび Web マップ

  • シナリオを Web シーン (3D) および Web マップ (2D) としてエクスポートし、ストーリー マップに含めるか、単体で使用できます。
  • 新しい公開ワークフローを使用して、エクスポートされたレイヤーを選択し、シナリオを Web シーンおよび Web マップに公開できます。
  • さらに、公開手順によってシナリオとともに別のフィーチャ レイヤーが作成され、他の設計ツールや、ArcGIS Maps for Adobe Creative Cloud など他のソフトウェアで使用できます。
  • Urban では、エクスポートされた Web シーンは各シナリオの [デザイン ビジュアライゼーション] の下、またはプランの名前が付いたフォルダーの下の ArcGIS Online コンテンツにあります。

スクリーン ショット

  • 高解像度スクリーンショット (PNG) をエクスポートし、プレゼンテーションやドキュメントで使用できます。
  • スクリーンショットには、すべての UI エレメントが除外され、3D シーンの明確な画像が得られます。

プラン エディターの UI の拡張

プラン エディターの UI が大幅に改良され、ワークフローがより的確で明確になりました。

建物タイプ

  • 建物タイプを構成するために、UI が目に留まりやすく、わかりやすくなりました。
  • ダイアログで建物のプレビューを部分付きで見られ、割り当てられている階数に従ってスケーリングされるようになりました。
  • タワーやポディウムの割り当てが建物タイプにどのように影響するかを確認できます。

警告ラベルの切り替え

  • プラン エディターで警告ラベルをオフにできます。
  • この機能は、シナリオを提示する場合や、ゾーニングに関する制限なしに創造的な設計を行う場合に便利です。

サイド パネル

  • サイド パネルで凡例およびインスペクター エレメントがキャパシティ インジケーターと分離され、より理解しやすくなりました。
  • [ダッシュボード] セクションをスクロールしなくても、各種のタブを使用して空間用途タイプやゾーニング タイプの内訳を凡例として表示できます。

ゾーニング エンベロープのデフォルトの可視性

プラン エディターを開始するとき、ゾーニング エンベロープがデフォルトに従って表示されるようになりました。

データ マネージャー

データ マネージャーはベータ版から正式版になり、完全に機能するようになりました。

フィーチャ レイヤーからのゾーニング タイプのインポート

  • フィーチャ レイヤーのレイヤー シンボルに基づいて、ゾーニング タイプのリストを作成します。
  • ゾーンのフィーチャ レイヤーからゾーニング タイプをインポートできます。 この機能により、名前、説明、色を含む各固有ゾーンのリストが抽出されます。

整合チェック

  • データ マネージャーで外部データをインポートするとき、整合チェックがより的確に、理解しやすく表示されるようになりました。
  • この整合チェックでは、どのフィーチャが無効なのかについて、より多くの情報が得られます。

説明

  • データを読み込む方法が理解しやすくなるよう、説明を追加しました。
  • データ マネージャーにデータ モデルの各テーブルおよびレイヤーについての説明が含まれます。

互換性に影響する変更点

  • [DwellingUnitsPerAreaMax] フィールド ([ゾーニング タイプ]、[オーバーレイ]、[区画] 内) および [MultipleBuildingDensity] フィールド ([建物タイプ] 内) の値をヤード・ポンド法で入力した場合の変換エラーが修正されました。
  • プランを公開または非公開にするとき、ゾーニング タイプの [AllowedSpaceUseTypes] フィールドの誤ったマッピング (すでに公開/非公開済みのプランに誤ったマッピングが行われる) が修正されました。

廃止

  • 将来の建物は、プランの [概要] に表示されなくなりました (上述の新しい公開ワークフローを使用してください)。
  • プラン エディターの将来の建物は、BuildingsLOD1 レイヤーに保存されなくなりました。
  • プラン エディターのゾーニング エンベロープは、ZoningEnvelopes レイヤーに保存されなくなりました。
  • ヒンディー語のサポートが削除されました (他の ArcGIS Online アプリと同様)。

機能拡張と不具合修正

  • プラン エディターのタイプのフィルター機能が改良されました。たとえば、区画や空間用途タイプで何が許可されるかに応じてフィルターを適用可能になりました。
  • レイヤーとテーブルの結合を理解しやすくするため、データ マネージャーのカスタム ID の名前を結合 ID に変更しました。
  • URL からプラン エディターを直接開けるようになりました。
  • 警告ラベルが乱雑になることを避ける機能が追加されました。
  • スライス ツールから [新しいスライス] ボタンが削除され、機能が直接表示されるようになりました。
  • 割り当てゾーンなしの区画用のゾーニング エンベロープが追加されました。
  • ピッカーのポータル アイテムにクリック可能な URL が追加されました。
  • アイテムの長い名前について、ポータル アイテム ピッカーを改良しました。
  • 外部ソース (Web シーンやレイヤーなど) が利用できないときのエラー メッセージを削除しました。
  • プラン エディターで、将来の建物の鉛直配置を 1 階の最も低いポイントに合わせるよう変更しました。
  • シナリオのドロップダウン メニューがスクロールしない問題を修正しました。
  • データ マネージャー経由で将来の建物をインポートするとき、[Real_Shape_Area] フィールドが計算されない問題を修正しました。
  • 適合性ツールで区画の描画がリセットされない問題を修正しました。
  • データ マネージャーのフィールド一致機能で、特定の数値フィールドがドロップダウンに表示されない問題を修正しました。
  • Web シーン レイヤーを、シーン ビューアーで構成されたビルディング シーン レイヤーのスタイルを含めて読み込むときの問題を修正しました。
  • スプレッドシートから層とセットバックが正しくインポートされない問題を修正しました。
  • 建物タイプを住戸密度に関して検証するよう、CGA ルールを修正しました。
  • ポディウムを FAR でも制限するよう、CGA ルールを修正しました。
  • 地中構造を持つ建物のみを許可するよう、CGA ルールを修正しました。
  • [StatusTypes] のダイアログ ボックス検証を修正しました。
  • 右から左への場合、右側に一部の単位が表示されない問題を修正しました。