Urban の 2021 年 10 月のリリース ノート

ArcGIS Urban に次のようなアップデートが行われました。

一般

プランやプロジェクトで使用できる一般的な機能強化について以下に説明します。

  • 概要のプランおよびプロジェクトのリストにバッジが追加され、サイン インしているユーザーが設計とパブリック コンテンツを区別できるようになりました。
  • プランやプロジェクトを他の都市モデルに保存できるようになりました。
  • プランやプロジェクトの編集操作で使用できるディスカッション機能に複数の改善が行われました。
    • コメントや返信の位置ピンを編集できるようになりました。
    • コメントや返信をグループ間でコピーする際、元の作成者、作成時間、元のグループに関する情報が保持されるようになりました。 コメントをコピーしたユーザーを確認することもできます。
  • 計画やプロジェクトを公開する際、コンテキスト レイヤーを概要に公開することができます。 概要に公開されたコンテキスト レイヤーは、対応するプランやプロジェクトの詳細カードを開いたときに表示されます。 コンテキスト レイヤーは、元の Web シーンにデフォルトで表示されている場合のみ、概要で表示されます。

プランの編集

プランの編集操作に、次の新しい機能および機能拡張が追加されました。

  • プラン構成の [レイヤー] タブのドロップダウン メニューからアクセスできる新しい [スペース] ページで、プラン構成のシナリオごとの建物とサーフェスの空間統計情報を調べることができます。
  • フットプリントをシナリオにインポートして、建物タイプを割り当てることで、カスタム建物を作成できます。 この機能は、プラン構成の新しい [スペース] ページから使用できます。
  • 適合性ツールに複数の改善が行われました。
    • マップ内の区画にポインターを合わせると、その区画の適合性スコアが表示されます。
    • すべての区画の適合性スコアをリセットできるボタンが追加されました。
    • 選択スライダーが改善され、新しいテキスト ボックスが追加されたことで、適合性スコアに基づいて区画を簡単に選択できるようになりました。
    • 開始と終了の値が同じ条件間隔は無効になります。
    • 区画を適合性スコアに応じて色付けするカラー ランプが改善されました。
  • 減算パス ツールでは、定義したパスの幅を使用して、区画、ゾーニング、土地利用、およびオーバーレイ ポリゴンを分割できます。 道路が横切っている区画を分割する場合などに使用できます。
  • [開発] サイド パネルの空間用途の凡例が改善され、正味面積のほか、合計面積も表示されるようになりました。
  • 空間用途タイプ ダイアログ ボックスの [一般] タブにあるテキスト ボックスの順序と名前が調整され、UX が改善されました。

指標およびダッシュボード

このリリースで、指標および指標ダッシュボードに次の改善が行われました。

  • 対話型の依存関係グラフを使用して、指標および指標間の接続を編集できます。
  • 値を整数に丸めるかどうかを指標ごとに構成できるようになりました。
  • 既存の指標値をインポートする機能が、データ マネージャーおよびプラン構成で、[指標] タブから [レイヤー] タブに移動しました。
  • 指標ダッシュボードに複数の改善が行われました。
    • さまざまなチャート タイプの一般的な読みやすさと解釈しやすさが改善されました。 チャートは白地に黒色のアウトラインと、青色ではなくライト グレーのさまざまな階調で表示されます。
    • ダッシュボードで指標を選択すると、建物空間のその指標への寄与度を複数の方法で調査して視覚化することができます。
    • 必要に応じて、ソース指標のラベルを構成します。 このラベルは、ダッシュボード チャートの指標名をわかりやすい名前に上書きするために使用されます。
    • 固定サイド パネル ヘッダーにより、ダッシュボードの編集や指標値のダウンロードを行う際の UX が向上します。

互換性に影響する変更点

  • 適合性ツールの改善により、適合性スコアが 0 ~ 10 の値で保存されるようになりました (以前は 0 ~ 1 の値)。
  • 既存の適合性スコアは再計算され、区画の適合性が視覚的に正しく表現されるようになります。

廃止

次の機能が廃止されました。

  • 2020 年 10 月のリリースに付属していた Urban データ モデルから、2021 年 7 月のリリースに付属していた Urban データ モデルへのデータの移行がサポートされなくなりました。 データベース スキーマのアップグレードは引き続きサポートされ、自動的に行われます。

機能拡張と不具合修正

次の機能拡張と不具合修正が行われました。

  • パブリック プランのゾーニング範囲もオーバービューに表示できるようになりました。
  • プロジェクトをパブリック コンテンツに公開する際、公開ダイアログ ボックスでパブリック プロジェクトのステータスを事前に選択できます。
  • データ マネージャーおよび設計プラン構成にボタンが追加され、多数の空間用途タイプを一度に削除できるようになりました。
  • Urban にデータをインポートする際、ソース単位を選択する UX が改善されました。
  • 数値テキスト ボックスは、ユーザーの設定に応じてさまざまな小数記号をサポートします。
  • 英語のユーザー インターフェイスが、単語の先頭をすべて大文字にする仕様から、文頭のみを大文字にする仕様に変更されました。
  • 不具合修正: プラン エディターで大規模なプランを操作する際にパフォーマンスが低下する、さまざまな不具合。
  • 不具合修正: 解像度が 1,920 x 1,080 ピクセルを超えるブラウザー ウィンドウで Urban を使用した際のパフォーマンスの問題。
  • 不具合修正: 指標を計算する際、個々の建物空間に構成されている正味面積ファクターが考慮される。
  • 不具合修正: あるフロアの 1 つの建物空間の高さが変更された際に、同じフロア上の隣接する建物空間が同じ高さに調整される。
  • 不具合修正: 1 つの区画に複数の建物が存在する場合、プラン エディター サイド パネルで建物の高さが正しく報告される。
  • 不具合修正: Web シーンにエクスポートする際、空間の指標値が正しくエクスポートされない場合がある。 この不具合はこのリリースで修正されています。
  • 不具合修正: コンテキスト レイヤーを Web シーンにエクスポートする際、エクスポートした Web シーン レイヤーの順序で、コンテキスト レイヤーの順序が優先される。
  • 不具合修正: 指標の単位タイプの文字列が翻訳される。

既知の制限

このリリースには、次の既知の制限事項があります。

  • ポイント シーン レイヤーがカスタム インジケーター レイヤーまたはデザイン コンテキスト レイヤーとして使用されている場合に、これらのレイヤーがマップ ビューに表示され続けることがあります。 対処策として、データをホスト フィーチャ レイヤーとして公開します。