リアルタイムのビッグ データ解析で使用できます。
[条件式によるフィルター処理] ツール は、Arcade 条件式言語を使用して属性条件式でフィーチャをフィルター処理します。 各フィーチャが、指定した条件式によって評価されます。 指定した条件式が True として評価するフィーチャが維持されます。
例
以下は、条件式によるフィルター処理ツールの使用例です。
- あるリアル タイム解析は、[条件式によるフィルター処理] ツールを使用して、「$feature.horizontal_accuracy < 15」を満たすフィードからの受信レコードのみを維持します。
- あるビッグ データ解析は、[条件式によるフィルター処理] ツールを使用して、「$feature.description == 'Excellent Condition'」を満たすフィーチャのみを維持します。
使用上の注意
Arcade 条件式を定義することによって、データをフィルター処理します。 Arcade 条件式の詳細については、「Arcade 条件式の使用」をご参照ください。
パラメーター
以下は、条件式によるフィルター処理ツールのパラメーターです。
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
---|---|---|
入力レイヤー | フィーチャがフィルター処理されるレイヤー。 | フィーチャ |
式 | 受信データをフィルター処理するために評価される属性条件式。 式は、[Arcade 条件式の構成] をクリックしてアクセスする Arcade 条件式ビルダーで構成します。 各レコードが評価されます。 True と評価されたレコードが維持され、False と評価されたレコードが破棄されます。 | 文字列 (Arcade 条件式) |
出力レイヤー
[条件式によるフィルター処理] ツールは、受信フィーチャを変更しません。出力レイヤーは受信フィーチャと同じフィールドおよび属性値を含みます。