フィーチャ → ポイント (Feature to Point)

ツール アイコン リアルタイムのビッグ データ解析で使用できます。

[フィーチャ → ポイント] ツール を使用して、入力フィーチャのマルチポイント、ポリライン、ポリゴン、またはエンベロープ ジオメトリーからポイントを動的に生成します。 このツールは、入力フィーチャの重心から生成されたポイントか、入力フィーチャ内に配置されたポイントを返します。

ツールの使用例を次に示します:

  • ポリゴン フィーチャの重心を計算して、リアルタイムで質量の中心を表示します。 たとえば、進行中のハリケーンを表すポリゴン フィーチャをポイントの重心に向けて縮小し、ジェネラライズされた嵐の目を表示できます。
  • マルチポイント、ポリライン、ポリゴン、またはエンベロープ フィーチャをポイントに縮小することで、イベント レコードのスループットとストレージ パフォーマンスを向上させます。 数千の頂点があるポリゴン フィーチャまたはポリラインフィーチャは、ArcGIS Velocity のリアルタイム解析のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。

使用上の注意

[フィーチャ → ポイント] ツールを操作する場合、入力フィーチャの属性が出力レイヤーで維持されます。

パラメーター

以下の表では、[フィーチャ → ポイント] ツールのパラメーターについて説明します。

パラメーター説明データ タイプ

ポイントは、親フィーチャの内側にある必要があります

出力ポイントを入力フィーチャ内に配置するか、入力フィーチャの重心に配置するかを指定します。

  • オフ - 出力ポイントは入力フィーチャの重心に配置されます。 出力ポイントは入力フィーチャに格納されないことがあります。 これがデフォルトです。
  • オン - 出力ポイントは入力フィーチャ内に配置されます。

[ポイントは、親フィーチャの内側にある必要があります] パラメーターがオンでない場合、各出力ポイントの位置は次のようにして決定されます。

  • マルチポイント フィーチャ - 出力ポイントは、そのマルチポイントに含まれるすべてのポイントの X 座標と Y 座標の平均値に配置されます。
  • ポリライン フィーチャ - 出力ポイントは、そのラインに含まれるすべてのライン セグメントの中点の X 座標と Y 座標の加重平均値 (特定の中点の加重は、対応するライン セグメントの長さ) に配置されます。 パラメトリック (トゥルー) カーブは緻密化します。
  • ポリゴン フィーチャ - 出力ポイントは、ポリゴンの重力の中心 (重心) に配置されます。
  • エンベロープ - 出力ポイントは、エンベロープの重力の中心 (重心) に配置されます。

[ポイントは、親フィーチャの内側にある必要があります] パラメーターがオンの場合、入力フィーチャの代表ポイントの位置が入力フィーチャに格納され、次のようにして決定されます。

  • マルチポイント フィーチャ - 出力ポイントは、そのマルチポイント内のポイントの 1 つに一致します。
  • ポリライン フィーチャ - 出力ポイントはそのライン上にあります。 ラインがパラメトリック (トゥルー) カーブの場合、出力ポイントはラインの中点にあります。
  • ポリゴン フィーチャ - 出力ポイントはポリゴン内部にあります。
  • エンベロープ - 出力ポイントはエンベロープ内部にあります。

Boolean

検討事項と制限事項

[フィーチャ → ポイント] ツールでは、入力としてマルチポイント、ポリライン、ポリゴン、およびエンベロープ ジオメトリー タイプがサポートされます。 ポイントとテーブル データはサポートされません。

出力レイヤー

[フィーチャ → ポイント] ツールの出力は、入力フィーチャのすべての属性を含むシングル パート ポイント フィーチャ レイヤーです。